iPhoneの計算能力について
X(旧Twitter)に左のような写真が載っていました。iPhoneの計算機画面と一般の計算機。これで、同じようにキーを打っていきます。
最初に「50」次に「+」次に「50」次に「×」次に「2」最後に「=」にキーを押します。すると、iPhoneは「150」、計算機は「200」の答え。答えが違っていますね!で、右の写真、自分のiPhoneと計算機でやってみても同じような結果でした。
ということで、しばし考えると、計算機は「50」に「50」を足して「2」を掛けると、順番にやっていたのですが、iPhoneは、加減乗除の優先を考えたものだと思われます。計算式においては、加減(+・-)より乗除(×・÷)を優先します。
「50+50×2」の数式では「50×2」を優先します。ということは「50+(50×2)」という数式になり、結果「150」という答えが出てきます。多分「=」を押した途端、iPhoneの中で「50+50×2」が「50+(50×2)」の計算式に変換されるのではないかと思われます。
さて、これ、割り算もですが、2人で買い物にいってリンゴを50円分、ミカンを50円分買って、二人で分けて、割り勘すると当然一人頭50円になるのですが、iPhoneでは「50円+50円÷2人」が「50+(50÷2)」になって一人頭75円になってしまします。
加減乗除が混じる計算はiPhoneの電卓ではしない方がよろしいかと。AI時代とはいっても不便なのか、便利なのか・・・
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