食生活

2023年4月11日 (火)

自家製「ところてん」。

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以前、7月1日は「ところてんの日」ということで上のお店を紹介していました。あいてるのが7月1日~9月30日。ところが、コロナが発生して休業。その後、いつ開店するかと思ったら、昨年「閉店」。

休業、閉店後、イロイロなお店でトコロテンを買ってきたのですが、なかなか納得ができるものがありませんでした。で、思い出したのが、以前、お盆の時お伺いした家で自家製のトコロテンを出され、それが非常においしかったこと。


ならば、自分で作ってみようかと。そこで、YouTubeで作り方をみたら、結構人によって違いがありました。ということで、参考にしながら、適当に作ってみました。


材料は「天草」。天草はよく洗って一晩水につけておく。次の日、煮詰める。アクは取る。酢を入れます。


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不織布の袋があったので、それを使って濾していく。ペーパータオルでもOK。寒天液を弁当箱等に入れて粗熱をとり冷蔵庫で冷やし固める。

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Amazonで2番目に安い「天突き棒」。で突くと、お~、なんとおいしそうなところてん。トコロテンを突くときは勢いよく突くのがコツ。

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トコロテン、水の分量、煮詰める時間等については人によって違うのでYouTubeを参考に。何回か作ってみて、固いトコロテン、柔らかいトコロテンが作れます。個人の好みでできるので良いですね。トコロテン屋さんでも開こうかな、と思っております。思ったより簡単にできるので、この夏トコロテンを作ってみませんか?


2022年7月19日 (火)

「一汁一切でよいという提案」~土井善晴著

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この本を読んでいたら、先月の6月6日のNKHのあさイチで「理想の食卓は”一汁三菜”?」ということで、放映があっていました。用事があったので、最初しか見ませんでしたが・・・

「一汁三菜」という言葉があって、これ、ワタシも昔からかな?と思っていたら、NHKの”今日のお料理”が発祥だというので驚きました。昔は結構見ていたのですが。


土井義晴さんの本「『料理はやっぱり”ひと手間”ですよね』とはよく聞かれる言葉ですが、それは労力を褒めているのであって、必ずしもおいしさにつながるものではありません。」「『手を掛けること=お料理をすること』という誤解を助長させています。」などはナルホドです。


ただ、子どもがいると、どうしても子どもが喜ぶようにと料理を考える事があります。


ワタシも結構料理を作りますが、料理を作るとき一番考えるのが献立。いつだったか「一汁三菜屋」という食堂に行ったら、下のようなメニューを出されました。こんな感じで作っておいたら少しは楽になるかと思います。


また、子どもが好きなハンバーグなどは焼いておいて、冷凍すれば結構楽ができます。その他、YouTubeなどで保存できる料理が沢山紹介されています。


ただ、子どもが家を出て夫婦二人になると、それこそ「一汁一菜」が食べ過ぎず健康的ですね。


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ということを考えながらブログを書いていると、オヤ?なんか、これ、記憶があるなと思って調べたら、この本の事、以前詳しく書いて自分で一汁一菜を試しに作っていました(^▽^)。ホントにボケました。ということで、以前詳しく書いているので・・・興味のある方は

こちらをクリックしてお読みください。


2021年7月22日 (木)

コーヒーに、はまり込みました。

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昨日、齢70にしてスタバに初めて行きました。齢70のスタバデビューです。どうしてこうなったかは後ほど。

30年程前、多少コーヒーに興味を持ち、ミルなども揃えましたが、面倒くさいのですぐに止めました。


ところが、ここ数ヶ月、ハマってしまいました。


で、私、何をやるにも道具に凝る癖があり、知らない間にいつの間にか増えました。よく、ヘタは道具に凝る、とは言いますが、碁を習っていた頃、良い道具を使うと腕が半目上がると言われました。確かに、何でもそうですが、良い道具を使うと「高いもの買ったんだから頑張ろう」という気になります。


一番高かったのはコーヒーミル。買うにあったって、以前紹介したnaiさんに相談をしたら、豆をひく所が、プロペラみたいになっているのは、オヨシナサイ、臼型のが良いですよ、ということで、手回しもでき、手回しのとこにアダプターを付ければ電動にもなるという優れものを購入。あと、高いものといえばケトル。


このケトル、頭のところに温度計が付いていて便利です。お湯の温度が90~96度くらいが良いとか。普通のヤカンで沸騰させ、ケトルに入れればちょうど良い温度になります。


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あと、お水ですね。以前紹介しましたが、島原の有名な湧水です。行ってきました。

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淹れてみて、粉が膨れていくところ、楽しいですね。実は、以前間違っていて、コーヒーのお湯を最後の一滴まで落とした方が良いと思っていたのですが、最後の方は落としきらない方が良いとのことで、右側、最後のお湯は別のカップに入れて飲んでみたら、確かにマズイ。

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ここまでコーヒーにはまり込んでだ理由ですが。Amazonのプレミアムビデオに「A FILM ABOUT COFFEE」という映画があり、この中に、今は閉店をした「大坊珈琲店」が紹介をされていて、店主の大坊勝次さんがコーヒーを入れているところがあり、この姿に魅了されました。

大坊さんの本に、閉店するときお客さんから手紙をいただいたことが書いてあります。



コーヒーをいれる/コーヒーをたてる/そういう動詞はあっても/コーヒーをみせる/という体験は初めてで/それは見せるであるより/魅せるという字を/当てた方が良いのかもしれませんが・・・・・・茶に道があるなら/珈琲にも道があるはずで/それは 静かで 素敵な/時間でありました。・・・・(/は行替えの部分)



上の文と、下の写真は大坊勝次氏著の「大坊珈琲店のマニュアル」からです。映画でも同じような姿が見られます。なお、YouTubeでも「大坊珈琲店」で検索をすると、少しですが、大坊勝次氏のコーヒーを入れる姿が見られます。


と言うことで、この姿を見て、すっかりコーヒーにはまり込みました。


写真のカウンターの後ろにメニューが書いてありましたが「30g 100cc/ 25g 100cc/20g 100cc/25g 50cc/ 15g 50cc」とあり、これって、30gのコーヒー豆で淹れて100ccのコーヒーを作るということですね、多分。コーヒーを入れる方は分かると思いますが、かなり濃いコーヒーです。25gで50ccってなによ?という感じですが、試してみます。


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こちら方面、田舎なので大坊珈琲店など望べくもなく、YouTubeで様々なコーヒーの入れ方が見られるので、それで勉強をしています。豆の種類、焙煎、粉の引き方、粉の分量、水の分量、お湯の温度、器具の違い、淹れる方法と様々な過程を経て一杯のコーヒーが出来るわけですが、見ていて面白いですね。

某プロの方のYouTubeを見ていると、スタバのコーヒーが美味しい、と言うことで、お近くの店で、ハウスブレンドのスタバのコーヒーを買ってきて(これしかありませんでした)淹れてみたら、本当に美味しくいただけました。ということで、実際お店に行ってスタバデビューになったわけでした。

今のところ自分に納得のいくコーヒーが飲めるのは10杯に1杯かなとは思いますが、日々勉強をしたいと思っております。

追伸です。大坊勝次さんはネルドリップを使っていますが、私も真似をしてみましたが、確かに美味しかった。


2021年4月16日 (金)

健康食品というか特定保健用食品というか機能性表示食品というか・・・

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以前、健康食品といって様々販売されていました。最近お店を見て回ると「特定保健用食品」「機能性表示食品」などの表現が多く見られるようになりました。品物によってはお菓子メーカーまで作っているようですが・・・それだけ、健康に対して皆さん関心が、というより、どうも、TV、週刊誌の影響が大きいみたいなのですが。

最近「サバ」の缶詰が沢山見られるようになりました。サバは健康に良い、安い、料理のバリエーションが多いとい
うことらしいのですが。

黄色の缶詰が岩手県釜石で作られている「サヴァ缶」、フランズ語の「元気(サヴァ)?」と「鯖」を掛け合わせた言葉だそうです。これ、オリーブオイル漬けです。


インスタントラーメン「さばを味わう/コク塩ヌードル/SABAR」。大阪のさば料理専門「SABAR」監修。合い言葉は「おつかれサバです!」だそうです。


右が「チップス」で、赤の袋がツナの「TUNACHI(ツナッチ)」。マグロ70%使用。タンパク質、鉄、DHA,EPAが沢山入っているそうです。黄色の袋が「SABACHI/サバチ」、こちらはサバ70%使用。DHA、EPA、カルシウム満点。


なお、この次は「イワシ」がブームになるそうですが・・・


チップスの間にあるのが森永製菓の「ラムネ」ブドウ糖90%。健康食品には関係ありませんが、ハートの印が書いてあるのが入っているとかで買ってきましたが、残念ながら昔からクジ運が悪いので、残念でした。


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最近、夜更かしの方が多く睡眠不足に悩む方が多いらしく(私もですが)意外と品物が多いですね。「ネルノダ」なんて、良いですね。今晩、さっそく試してみるつもりです。

右の白い大きな袋は健康食品とは関係ありませんが「丸山動物園」に関係があるらしく、「札幌市丸山動物園はホッキョクグマの種の保全に取り組んでおります。活動応援のため売り上げの一部を寄付しております。」ということで、私も協力をしました。ラーメンで、あっさり味でした。


チョコレートのカカオポリフェノールは抗酸化作用が強く、活性化酸素などの有害物質を無害に変える作用があり、動脈硬化に効果があるそうです。カカオ分が高いのしか効果が無いとか、TVで言っておりました。赤いのは「ストレス軽減」のチョコ。


左の白い入れ物はキシリトールガムですが「歯科衛生士との共同開発プロジェクト」で作られた「歯科専用」のガムです。ここらの田舎には売っていないので、いつもネットで取り寄せています。ドーナツは「ロカボドーナツ」ですが、「ロカボ」ってなんでしょう?


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一番多いのがお飲み物。一番左は健康とは関係ありませんが、ラベルが最初から無く、多分、プラスティックのスプーンを廃止するとわめいている、二代目代議士のボンボンに忖度したのかな?

次の左から、体脂肪を減らす緑茶。体内脂肪を減らすのを助ける緑茶。健康な人の免疫機能の維持をサポートする「プラズマ乳酸菌」、「健康な人」という所が、ミソですね。記憶力を向上する、血圧が高めの方に、機能性表示食品の緑茶。日常の疲労感を軽減する、超アセロナ。認知機能(認知機能の一部である注意力・判断力)の精度を高める、お抹茶。


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というっことで、いろいろとありますが、個人差があり、効く人も効かない人もあると思います。ちなみに、私は3年ばかり漢方薬を飲みましたが、まったく効きませんでした。

「信じるものは救われる」という言葉もあるので、気楽に試してみるのも良いかも、ですね。


2020年12月 2日 (水)

「チャンポンVSラーメン」&「そばVSうどん」~チコちゃん、それ本当?

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食べ物の嗜好は育った家、育った風土、個人の味覚によって違うので、どちらが良いなどとは言えないのですが・・・

最近はコンビニで何でも発売され、チャンポン、ラーメン、蕎麦、うどんを食してみました。


私は19歳まで長崎で育ち、それから7年ほど東京で暮らしたわけですが・・・


長崎といえば「チャンポン」。コンビニチャンポンはですね。具の量が足りません。牡蠣が入っていません、烏賊もなさそう・・・しかし、これを食べればすべての栄養源がとれるという優れもの。


小さいとき、ラーメンを食べたのは1回だけの記憶がします。「娘々亭」という所があって、この店はもちろんチャンポンも作っていたので、スープは鶏ガラ、豚ガラ等々を使って作ったものでした。


東京に出てラーメンを食べたら、スープはチャーハンのおまけに付いてくるスープ。それに、焼き豚とメンマと紅ショウガが入った典型的な古典ラーメン。まずかった!


それからサッポロラーメンが登場し、これはよく食べました。島原半島にも出現をしました。近年、狂乱的なラーメンブームが起こり、久しぶりに上京したとき有名ラーメン屋に行ってみたら、開店もしていないのに大行列。


長崎でも最近、ラーメンの専門店ができましたが、あんなに行列ができるところはありません。なんてったって、長崎はチャンポン王国です。


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長崎でもそば屋さんがあることはあるのですが、東京にでるまで蕎麦を食べるのは、年越し蕎麦だけでした。普通はうどんを食べていました。東京に行って初めて食べた蕎麦が、駅構内の立ち食い蕎麦。なんといいますか、こんな物かと。

長崎に戻って、福岡に遊びに行くことが多く、東京の有名蕎麦屋さんの支店に行きましたが、味、「分かんない」。要するに、蕎麦音痴ですね。


ただ、対馬で100%の蕎麦は食べました。おばあちゃんが自分の畑で蕎麦を作り、それを碾いて食べたのは思い出に残ります。長崎でも最近蕎麦の専門店ができてきました。


さて、うどんはタモリさんも言ってますが、硬いだけがうどんじゃない。長崎のうどんは柔らかい。硬いうどんを初めて食べたのが、稲庭うどん。これは硬くて、歯が欠けました。


永六輔さんがラジオの深夜放送で博多の「かろのうろん」を紹介していたので食べにいきましたが、私の性に合うのは浜町の「松乃家」でした。うどんと押し寿司。残念ながら閉店しました。


さて、実は先日の「チコちゃんに叱られる!」で、うどんのコシの強さの番付を紹介していましたが、大関に長崎県の「五島うどん」。ウチでもよく食べています。普通のうどんより少し細めですが、食感がよく、硬さもちょうどいいのですが、チコちゃんが言っているように、コシがそんなに強いとは思えないのですが・・・チコちゃん、これ本当?


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島原半島で忘れていけないのが、郷土食の「六兵衛・ろくべえ」。さつまいもを薄く切って天日干しにし、乾かし粉にして保存食にします。これに、お湯を入れて練り、ブリキなどに穴を空け羽子板の大きなような物に取り付け、上から練った粉を押し出します。蕎麦のような長い麺にはなりません。麺がプリプリして食感が楽しめます。なお、対馬にも同様な六兵衛があるそうです。

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ということで、何やらまとまらない話になりましたが、今日は朝からカミサンと大げんかして、頭が回らないせいでありました。カミサンのことをこんなに愛しているのに、なぜ、分かってくれないのか悲しい思いです。と、一応書いておきます。


2020年8月27日 (木)

「よく噛んで食べる/忘れられた究極の健康法」★齋藤滋著

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本棚をあせっていたら、上の本が出てきました。2005年発行の本で、かなり前になります。

当時、若い方の顎が細くなったとかで、食事の「咀嚼」(食べ物を噛む回数)が少なくなった影響ではないか、との話しだったかと思います。


確かに、昔の方と、若い方では顎の形が違っていますね。左は、私の写真です(と言いたいのですが・・・)。どちらが良いかは、個人の好みですが。


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咀嚼の回数が少なくなったのは、食事の内容のためだといわれました。当時「オカアサンヤスメ」「ハハキトク」と言う言葉が言われました。

「オカアサンヤスメ」は「オムレツ」「カレーライス」「サンドイッチ」「ヤキソバ」「スパゲティ」「メダマヤキ」の頭文字。


「ハハキトク」は「ハンバーグ」「ハムエッグ」「ギョウーザ」「トースト」「クリームシチュー」の頭文字。


いずれも、柔らかいものばかりで、咀嚼回数は少なく、顎の力はほとんどいりません。


この本に、各時代の食事内容、咀嚼回数が書いてあり、


★「弥生時代」(卑弥呼)~ハマグリの潮汁、アユの塩焼き、ナガイモの煮物、カワハギの干物、ノビル、クルミ、クリ、もち玄米のおこわなど。となっていて、卑弥呼さん意外と良い物食べていますね。

★「平安時代」(紫式部)~ブリとアワビの煮物、カブ汁、ダイコンのもろみ漬け、ご飯。
★「鎌倉時代」(源頼朝)~イワシの丸干し、梅干し、里芋とワカメのみそ汁、玄米のおこわ。
★「江戸時代初期」(徳川家康)~ハマグリの塩焼き、サトイモとゴボウなどの煮物、タイの塩焼き、カブのみそ汁、納豆、麦飯。
★「江戸時代後期」(徳川家定)~かまぼこ、白身魚の吸い物、カレイの煮物、カブとウリの漬物、豆腐のみそ汁、ご飯。
★「戦前」(昭和10年代の家庭食)~大豆のみそいため、たくわん、野菜のみそ汁、ニンジンとダイコンなどの煮物、麦飯。
★「現代」~コーンスープ、ハンバーグ、スパゲッティ、ポテトサラダ、プリン、パン。

以下は咀嚼回数と食事時間、食事のカロリー


★「弥生時代」(卑弥呼の時代)~3990回・51分・1302キロカロリー

★「平安時代」(紫式部の時代)~1366回・31分・1019キロカロリー
★「鎌倉時代」(源頼朝の時代)~2654回・29分・1131キロカロリー
★「江戸時代初期」(徳川家康の時代)~1465回・22分・1450キロカロリー
★「江戸時代後期」(徳川家定の時代)~1012回・15分・985キロカロリー
★「昭和10年代」(戦前の家庭食)~1420回・22分・840キロカロリー

★「現代」~620回・11分・2025キロカロリー
(「よく噛んで食べる・忘れられた究極の健康法」齋藤滋著より)

なお、弥生時代の食事は「魏志倭人伝」の記録を参考にし、咀嚼回数、食事時間は20歳代の学生に実際に食べてもらったそうです。


確かNHK「ためしてガッテン」だったかで、噛むことで唾液の分泌が良くなり、健康に良いという事を放送していた記憶があるのですが。


噛む回数については、食事の内容と共に、食べ方も影響していると思うのですが。
私たちの時代は「飯食うときは、しゃべるな」とか、学校の給食では「静かに食べなさい」といわれた記憶があります。現代、ニュースで学校給食の場面を見ると、4,5人ブループで会話を楽しみながら食べていますね。しゃべりながらでは、しっかり噛むこともできないと思うのですが。もっとも、最近はコロナの影響で、楽しく給食を食べる事も、しばらくの間はお預けになったみたいですが・・・・


楽しく食べるのが良いのか、健康を考えて食べるのが良いのかは各自の問題ですが、両方できる方法があれば良いのですが。


この本「噛んで心を守る」「噛んで脳を守る」「噛んで体を守る」「唾液は不良長寿の妙薬」「楽しんで『よく噛んで食べる』コツ」と言うことも書いてあります。少し古い本ですが、食べることは健康の基本の一つなので、興味のある方はご一読を。


2020年7月29日 (水)

「虫」を喰う

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私が23歳の頃、春日部市の片隅に住んでおり、同棲してくれる女性もおらず、侘しく一人暮らしをしておりました。自炊をしていたので買い出しもしていて、某日スーパーに行ったら、あったんですね。イナゴの佃煮。初めて見たので、こんなん食べるのいるのかいな?関東人はなんと野蛮な!と思いました。

さて、先日、ネットを見ていると昆虫を食べる女性が増えているとか。多分、ポテチみたいなのに、昆虫の粉末を練り込んでいるのかな、それなら食べられるなと。


Amazonを見ると、いろんなのがありましたが、適当に注文をしてみました。着いたのが上の写真。何やら不吉な感じ。表には昆虫の写真。袋を開けると、また小さな小袋。


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で開けると下の写真。アナタ、昆虫そのままではありませんか。

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アップすると、下の写真。ヤですね。こんなん、食べるんですかね。昆虫は「バッタ」「ケラ」「フタホシコオロギ」「ヨーロッパイエコオロギ」。

どうしようかと思いながらも、お金は払っているので、思い切って食べてみました。食べてみた感じは、完全に乾燥しているので、何やらパサパサはしているが、味付けに食塩を使っているので酒の肴には良いかなと。


全部は食べきれなかったので、女性が2,3人いる職場に持って行ったら、「やめてよ、そんなもの」「バカ」「アホ」「およしになって」「パワハラ」などと罵詈雑言を浴びました。


が、ですね、「あななたち、いつも亭主の悪口を言っているから、これ、かき揚げにして出してごらん、で、食べるのを見ながら『どう、おいしい?』と聞いてみたら?」といい、翌日「どうだった?」と尋ねたら、みなさんニヤニヤしておりました。


Amazonを見ると、他にカブトムシ、タガメ、バンブーワームとかも有り、オオサソリが五つ星で人気があるみたいでした。


なお、外に「ウサギの丸(約1㎏)(毛処理済・皮なし)¥6,750」「クロコダイルつめ(ワニ肉)(約250g)¥2,960」などもありますので、興味のある方は・・・ワニの爪の写真も載せてありますが、すごいですよ。なお、ワニは食べてみたことがありますが、堅かった。


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坂口安吾の「安吾の新日本地理01 安吾伊勢神宮にゆく」に・・・

「・・・だいたい海産物の中でもナマコを食うなどとは甚だしく凡庸ならざる所業で、よほどの海の物を食いあげた上でなければ手が出ないように思われるが、志摩人は原始時代から海の物をモリモリ食っていたのであろう。ナマコだのコンニャクを最初に食った人間は相当の英雄豪傑に相違ない」


確かに、ナマコなど、あれを見て食べたことのない人は尻込みしますよね。食の進歩は「勇気」が必要な感じで、アナタも手始めに昆虫を食べてみたら如何でしょう。



 

2020年2月 1日 (土)

カップみそ汁「医者が考案した長生きみそ汁」★完全再現

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「医者が考案した長生きみそ汁」。一昨年だったか本が出て大ヒットしました。その折、ブログにも取り上げ、実際に作ったものの三日坊主に終わりました。ブログは→こちらをクリック

一週間ほど前からカミサンが風邪にかかり、私も三日遅れで風邪になり発熱したので、病院に行って鼻に棒など入れられ調べて貰ったら、「当たりました、A型です!」だって。


ということで、両人ともまだ回復していないので、ここ数日コンビニで食事調達。で、目に入ったのが上の「医者が考案した長生きみそ汁 完全再現」のカップのみそ汁。


監修は当然「順天堂大学医学部教示 小林幸弘」と書いてあります。作ったのが、長野県の「旭松食品株式会社」。


味ですね。現在、まだ、熱があり、味、まったく分かりません。ということで、今日はお休みなさい。あ!売ってあるところはローソンさん。他のコンビニにはおいてありませんでした。皆様もインフルエンザにはご注意を、病院できくと猛烈に流行しているそうです。



2019年10月16日 (水)

「米を研ぐ」~NHK朝ドラ「スカーレット」を見ながら

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今日のNHK朝ドラ「スカーレット」。

主人公が「米を研ぐ」ところ。久しぶりに本格的に「米を研ぐ」ところを見ました。今は「米を研ぐ」ではなく「米を洗う」という人もいますが・・・昔は「米を研ぐ」でした


広辞苑によれば「研ぐ」は、ざっと書くと


「研ぐ・磨ぐ」

①玉・金属などをこすって、表面をなめらかにしたり光沢を出したりする。みがく。②刃物などを砥石・やすりでこすって、切れ味をよくする。③水中でこすって洗う。〔米をー・ぐ〕④心などを鍛錬して立派にする。

③の「水中でこすって洗う」には多少?米は「水を切ってこすって洗う」じゃないかとは思うのですが・・・


さて、テレビの米の研ぎ方見ていると、力一杯研いでいるのですね。これじゃ、米が割れるよとは思いましたが、ヒョッと思い出したら、昔は精米技術が今ほど進んでなく、ぬか等がたくさん付着しているので、これくらい力を入れて研がないと、米がきれいにはならないんですね。多分、NHKさん、時代考証をして、ここまでこだわったのではないかと思うのですが。


YouTubeをみると、いろいろな米の研ぎ方ありますので、皆様も参考に見て、美味しいご飯を食べてください。


ウチでは清水がきれいな千々石の岳の新米を玄米で買って、食べる分だけを家庭用精米機で精米して、美味しいごはんを食べるという贅沢をしております。

そういえば、あなたの心も「研いで」立派にして下さい。



2015年10月20日 (火)

「ラーメン大好き!」&「思い出食堂 朝ごはん」

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食欲の秋。ですが、医者からは減量を命じられ、毎日ウサギみたいな食事をして

います。


ということで、難しい本を読む気力もなく、漫画でも。両方とも食に関して、複数の

漫画家が書いた本。


ラーメンというと、今から40数年前、東京でラーメンライスにお世話になりました

が、あの頃の東京のラーメンというと、なんとなく味がついたスープに、麺とメンマ

とナルトとチャーシューと海苔、紅ショウガが付いていた所もありました。


こちらは、長崎でちゃんぽんを食べていたので、その味気ないこと。ところが、ブ

ームは去ったようですが、各種ラーメンの出現。数年前、有名ラーメン屋に行っ

たら、開店前に100名ばかりの行列。まあ、びっくりしました。


長崎といっても広いのですが、長崎市に限れば、結構おいしいラーメン屋さんも

あるのですが、行列まではできません。長崎は、ラーメンよりチャンポン文化です

ら。


福山雅治さんとか、有名人が行く、思案橋ラーメンもありますが、昔はよく食べに

行って、といっても、ここのおでんが好きで、大きな中華鍋に材料がたくさん入っ

ていて、汁が煮詰まって濃厚で、普通のおでん屋のおでんとはまったく違ってい

ました。面白い親爺さんがやっていたのですが・・・・


で、この漫画は、久住昌之、うえやまとち、土山しげる、魚乃目三太、ボブ吉村、

イシヤマアズザ、土山しげる、柳沢きみお、松本零士、石ノ森章太郎、藤子不二

雄氏が、本格的ラーメンから、カップラーメンにいたるまで描いてあり、但し、書

き下し作品ではなく、各作品からラーメンに関するエピソードをピックアップしたも

のですが、作品の紹介、見所が書いてありますので、入門書としては結構楽しめ

ます。


いま、朝ごはんは、ほとんどがパン食だと思います。こちらでも、米農家もパン食

が増えています。


なにげなく食べてきた、というより、出勤、学校へと急いで食べていた朝ごはんで

すが、この本の各エピソードを読むと、ああ、朝ごはんって、こんなんだっけ、と

思う一冊でした。


作者は、青葉ぱせり、魚乃目三太、たかなししずえ、治島カロ、栗山祐史、桑住

あさ、芋畑サリー、赤嶺シーサー氏。こちらも、書き下ろしではなく、以前の作品

から、朝ごはんに関係あるものをピックアップしたものです。


思えば、まだガスがない頃、七輪一つで米を炊いて、味噌汁を作って、魚を焼い

て朝ごはんを作ってくれた、母のことを思い出したものでした。









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