エンディングノート
父母が一週間で続けて、亡なくなり、葬儀等について、考えていることを書こうと思ってい
たのですが、「週間ポスト 1月18日号」に、エンディングノートについて、ちょうど載ってい
たのでそれを利用して。
エンディングノート。どのような最後を迎えるか、残された人へのメッセージ等を書く記録で
す。これが遺こしてあると、本当に助かると思います。
記事に従うと
(自分について)
「氏名」。「生年月日」~子どもの生年月日は知っていても、親の生年月日は意外と出てこ
ないもの。私もでした。「住所」。「電話番号」。「本籍」~死亡届等にいります。「学歴」。「職
歴」。「携帯電話」。「パソコン・アドレス等」~これ、解約するときに必要。
「告知について」~これは自分自身どうするか、しっかりした考えが必要でしょう。母は、最
後の3日ほど前に、まだやりたい事があるということを言っていました。私は医者から告知
されていましたが、母には何も言えませんでした。
「延命治療について」~母は眠るように逝ってしまいましたが、父は3日ほど苦しみ、病院
は延命させることが本質ですから、一生懸命処置をしていただきましたが、やはり、頭の隅
には、安楽死と言う言葉が横切っていました。苦しまないように、最低の延命措置で、とは
お願いしましたが。
「最期を迎える場所について」~いま、ほとんどが病院ですが、祖母が自宅で最後を迎え
たときの、母の大変さを聞いていましたから、残される家族のことも考えることが必要でしょ
う。
「臓器提供や献体についての希望」。「最後の瞬間に呼んで欲しい人」。
あと、妻とか、子ども孫に残したいメッセージ。
まあ、これだけ書いてあれば楽ですが、一番困ったのが、親族への連絡。
父は兄弟が一人で良かったのですが、母の時は7人兄弟。一応連絡先は聞いていたので
すが、間違いやら、連絡が取れなくて、これで半日かかりました。
それから、写真が意外と困ることが多いようですが、父母とも葬儀用の写真を撮って預か
っていましたが、見ると平成12年に写した写真、12年前の写真で、今とはほとんど姿が違
っていて、困りましたが、故人の意思と言うことで使いましたが。
あと、葬儀社との連絡、特に母の場合は、亡くなったのが、午前1時半、すぐに地元の葬儀
社を呼び自宅に搬入。それから、祭壇、会葬お礼、会葬者の数の確認、コツ壺の撰定、
お寺への手配の方法、お寺へのお礼の話(お布施、ご仏前、衣代等々~宗派によって違
いはあります)等々、結局、打ち合わせが終わったのが5時くらい。
朝から、自治会へ連絡して、2,3名のお手伝いを。その日の通夜。次の日の葬儀。ほとほ
と疲れ、葬儀の次の日に初七日を終わり、次の日に役場等へ手続き等にいって、やっとほ
っとしたら、医者に呼ばれ、父もあと2~3日だろうと言うこと。ちょっと待ってよ、という感
じ。
結局、賑やかな母は、クリスマス。お経の話が好きな父が、大晦日に逝去。どちらも、らし
いなと思いました。
父の場合は、家族葬を望んでいたので、近くの親戚に来てもらって、おこないましたが、
今年の年末は亡くなった方が多く、1日半ほど、保管をして、仮通夜、通夜、葬儀と少し時
間がかかりました。
葬儀社の話も、一回は訪ねて聞いておくのも必要ですね。私も、前もって、少し話を聞いて
いたので、多少楽でした。
話はまだまだあるのですが、この「週間ポスト」、「『裏』エンディングノート」というのがつい
ていているので・・・
「春の歩みー私の女性遍歴」。「一番好きだった女」。「一番SEXがよかった女」。「生涯で一
番想い出に残っているSEX」。「変態告白」。「あぶない思いで」。「隠し財産」。「処分して欲
しいものリスト」「妻子に内緒で自分のことを伝えて欲しいリスト」。「最後に言い遺しておくこ
とー最後だからこそ許される爆弾告白や、・・・・・」「この裏ノートを保管して欲しい人の名」
いかにも、「週間ポスト」らしい。
さて、試しに「裏エンディングノート」を書いていると、書けたのは、「処分して欲しいものリス
ト~アダルトビデオ72枚」だけでした。侘びしい人生だな・・・・
この「週間ポスト 1月18日号」、役にたちますので是非ご一読を。420円です。
侘びしい人生に、慰めのポチを・・・・
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