書籍・雑誌

2018年12月31日 (月)

「チコっと冒険 First」~チコちゃんに叱られる

Chiko

今年、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」で流行語大賞をとったチコちゃん。

私、小さいときは、勉強はできず、気は利かず、毎日先生から叱られたものですが、この歳になると、向こうが気をつかうのかドジを踏んでも、叱られることもなく、なんとなく寂しい毎日です(別段Mっ気はありませんが)。

ところが、なにげにNHKを見ていると、可愛い女の子の「
ボーっと生きてんじゃねーよ!」とNHKらしからぬ声が聞こえ、はっとしました。本当にいままで、「ボーっと生きてきた」、私。心より反省をいたしました。

ということで、本が出ているということで(こちらの本屋さんには置いてありません、なにせ田舎だから)お取り寄せをしました。

5つの部分からなっていて、「チコっとプライベート」「チコっとガーリー」「チコっとジャーニー」「チコっと変身」「チコっとじゃねよ!100の質問」。

チコちゃんのTVでは見られない、かわゆい姿がみられます。「
チコっとジャーニー」では、チコちゃんの趣味がよく分かりますね。大人が一人で読んでも良し、子どもと読んでも良し。楽しい本です。

さて、キヨエちゃんの姿は載っていますが、「岡村~」の姿が見られません。
読んでいくと
「チコっとじゃねよ!100の質問」のなかにチョッコとでてきます。

Q:無人島にひとつ持って行くなら?
A:岡村

Q:1日だけ誰かと入れ替わるなら誰になって何をしたい?
A:岡村になって結婚。

と、いろいろな質問の答えが面白いですね。

さて、先ほどNHK紅白歌合戦に少しばかり出て来ましたが、本番が楽しみです。

あと少しで、今年も終わりますが「ボーッと生きてんじゃねーよ!」とチコちゃんに叱られないよう、来年はしっかり生きていきましょう。




2018年12月13日 (木)

「府中三億円事件を計画実行したのは私です。」★白田著

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あまり悪口を書かない私ですが、今日は少々辛口で・・・・

三億円事件と言えば、戦後最大の話題の事件になります。時効はとっくに過ぎましたが、数年に一度はこの事件に関し本が出ていたのですが、と言うより、出尽くしたと言っても良いかもしれません。

ですから、この小説に対し、「事実を良く知っている」という感想もあるようですが、これだけ本が出ていれば、内部事情も良く分かるはずです。

さて、この本「『小説家になろう』で1位の話題作、緊急出版」、となっており、「小説家になろうーみんなの小説家投稿サイト」での話題小説であったようです(現在は削除しているそうですが)。

「BLOGOS」で、本人にコンタクトをとり、メールでやりとりをしたようですが、細かいことはよく分かりません。→こちらを参照

読んで見て、薄い文章です。ディテールがほとんど分かりません。
ただ一ヵ所、当時はセクト間の争いが派手で、二つのセクトが議論するところがあります。ここのところは、当時、あの時代を生きてきた人間にしか分からないと思います。

・・・・三神会長(女性・カリスマ的リーダー)は続けます。
「では平田氏、ひとつだけお聞きしてもよろしいでしょうか」
「・・・何だ?」
「先ほどから度々口にされる革命という言葉ですが・・・・・・、では革命とは?」
「決まっているだろう。現状の腐った政治体制をぶっ潰す事だ」
「違います。革命とは関係性の逆転です」

共感できたところは、ここだけでした。

さて、これが事実かどうか?簡単です。私、一時、印刷会社に勤めていて出版会社に出入りしたので、本を読むときは最後の奥付の作者とか出版社とか出版日付などもチェックする癖があるのですが、この本の奥付の最後のところ、こう書いてあります。


「この作品は、フィクションです。」しかも、小さな字で。
「この作品は、ノンフィクションです。」とはどこも書いてありません。

この言葉を作者が書いたものであれば作者に「あれ、嘘じゃ無い」と言われたとき、「『この作品はフィックションです。』と書いているでしょう」と言い訳ができるわけです。

もし、出版社のポプラ社が書いたものなら、同様に「あれ、嘘じゃないか」と言われたとき、「だから『この作品は、フィクションです。』と書いてあるでしょう」と言い訳ができるわけです。実に巧妙な罠です。

読後感としては「三億円事件」をダシにした、恋愛小説です。それもヘタな。看板に偽りあり。です。

2018年11月29日 (木)

読んでから見るか・・・「下町ロケット・ヤタガラス」★池井戸潤著

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「下町ロケット」については書名は知っていたのですが、どうせ中小企業VS大企業の争いで、勝つのは中小企業と思っていたのですが・・・・


日曜日「西郷どん」を見た後、なにげにチャンネルを変えたら、ちょうど「下町ロケット」をやっていて、見ていたら意外に面白く、次の日、本屋さんに行ったら、置いてあったので買って来ました。

今回はロケットから大地に舞台が変わり、無人トラックター作りに佃製作所が関わり、エンジンとトランスミッションの開発に関わります。

もちろん、開発だけが問題ではなく、日本の農業の近代化にも追求をしていきます。

考えれば、私の町でも農業者の高齢化で荒れた畑が多くなり、宅地とし売り出しをしているところが多くなりました。また、若者の農業離れが多くなっています。

農作業は機械を使うといえど、思ったより楽なものではありません。これを無人化すると、高齢者にも扱え、若者の作業もかなり楽になるわけです。

最近は、農作物の工業化が普及し始め、工場のなかでトマトなどを水栽培をしているところがあります。気候に左右されない、生産の安定化、価格の一定化などには確かに有効だとは思います。

がですね、私が最初に家庭菜園で、かなり手をかけて人参を作って食べたときビックリしました。人参をむくとプーンと匂いがし、あ~これが人参の匂いかと思ったものでした。採れたてをすぐ食べるのは良いですね。やはり、農作物は土で作るのが一番です。地産地消、地元で作ったものをすぐに食べるのが一番。

さて、私、気が短いのでドラマを見ていて、この先どうなるのか早く知りたく、一気に読みました。

帝国重工VS佃製作所。それに絡む、帝国重工の時期社長を狙う役員と、その役員に裏切られ会社を辞めた人物、そして、帝国重工に工場を潰された社長、この二人は会社を立ち上げていますが、帝国重工に復讐を図ります。この三つ巴、二転三転していきますが、早く知りたい方は本をお読み下さい。税別1500円です。





2018年10月19日 (金)

「ゴンちゃん、またね。」~ビートたけし著

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漫才から、映画監督、随筆、小説も書いているビートたけしさんですが、映画を撮るときはコケるなと思ったのですが、世界的に認められる映画監督になりました。

さて、「ゴンちゃん、またね。」の主人公は、あまりパッとした人物では無く、小説家を目指すも才能がなく、記者が「覚醒剤で捕まったが立ち直った歌手」「AV男優になった大学教授」「暴力団員からオカマになった親分」などの話を記者がインタビューし、そのテープ起こしを職業にした則之。同棲を経験するも、すぐに破綻、といった、なんとなく落ちこぼれ人生。

この則之が、たまたま柴犬のゴンという犬を飼い、一緒に暮らすことに。で、ここからゴンとの楽しい生活が始まるのですが・・・

で、ある日、買い物にいって、店の外に繋いでいたゴンが行方不明。必死に捜すが分からない。ある日・・・・

と言うところで、後は書くと面白くないので、ご自分で買って読んで下さい。

なんとなくホッコリ、なんとなく悲しく、なんとなく楽しく、なんとなく元気づけられる物語です。特に犬好きのかたは、ご一読を。

たけしさんの絵も入っていますが、上手いのか、ヘタなのか、ヘタウマなのか、ウマヘタなのかも楽しんでください。




2018年10月 3日 (水)

「チキンラーメンの女房」~NHK朝ドラ「まんぶく」のモデル

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「半分、青い。」はドラマをノベライズしていましたが、こちらの本は、チキンラーメンを作った夫婦の伝記になります。


とはいっても、ドラマのモデルにはなっていて、3人姉妹、ホテルに電話交換手として採用され就職したのは事実です。とはいっても、原本どうりだったら、一つの悲劇が起こりますが、ドラマではどうなるかはわかりません。(ネタバレになりますから書きませんが・・・)

福子さんと、ご主人の百福さんは、実際には28歳と35歳で結婚をしていますが、これから大変で、事業を興しては倒産の繰り返しになります。

最終的には「チキンラーメン」を作るのですが、お湯をかけて麺を戻すことのヒント、カップラーメンを作る苦労などが書いてあり、なぜ「『チキン』ラーメン」で「『ビーフ』ラーメン」でも「『ポーク』ラーメン」でもなかったか、よくわかりました。

インスタントラーメンが発売された頃、うちの親父が物好きなので、買ってきて食べら「マズ~」だったのですが、数年たって買ってきたら、「ウマ~」に変わっていました。

私も学生時代には、よく食したもので、多分このインスタントラーメンがなかったら、飢え死にしていたと思います。

昨日、何年かぶりに食べてみたら、やはり味が変わっていて「激ウマ~」でした。日進月歩の研究の成果でしょう。

なお、この本の編者は、ラーメンを発明した、安藤百福氏の「安藤百福発明記念館」ですから、少し、よいしょ気味かなと思う部分もありますが、百福氏の含蓄に富む言葉「発明や発見には立派な設備や資金はいらない」なども書いてありますから、起業家を目指す方はご参考に。

この夫婦の七転び八起きの人生が、TVでどう表現されるのか、まだ、3回見ただけですが、「半分、青い。」ロスの私には、少し希望が出てきたようです。

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2018年9月17日 (月)

「悪童(ワルガキ)」小説・寅次郎の告白~山田洋二郎著

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「同シリーズ(注:映画「男はつらいよ」)約22年ぶりとなる新作映画の製作が発表された。1969年8月27日の映画第1作公開から、50周年を迎える2019年に、第50作として封切られる。」ということをネット等で知り、本屋さんに行ったら上の本があったので、買ってきました。

本書は寅さんの生まれから、中学生時代の事が中心に書いてあります。どこかの酒場で、知らない人に自分の生い立ちを語る一人称形式の小説で、「男はつらいよ 寅さんDVDマガジン」VO1
~50 に掲載された 「けっこう毛だらけ 小説・寅さんの少年時代」を改題、改稿したものだそうです。 この本を元に映画化するのかと思ったら違うらしく。

   
さらに山田監督は、「さくらさんの息子(吉岡演じる満男)がちょうど50歳になろうとしているわけで、彼の生い立ちが中心になると思う。今、彼が何を考え、何をするのか。なおかつ主役は渥美清
さんである」と述べる。

と言うことで、さて、渥美清さんが、どのように出てくるか楽しみです。久しぶりに第1作、寅次郎が20年ぶりに葛飾柴又に帰ってくる作品と「寅次郎 紅の花」を見て、泣けました。

この本、車寅次郎の出生の事実から、中学校途中で家を飛び出し”テキ屋”になる、今まで語られなかった事情も書いてありますから、「男はつらいよ」が好きな方は、必読の一冊です。

2018年9月15日 (土)

「『半分、青い。』~意外な結末か?」と「お寺ごはん」。多少の追加。

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「半分、青い。」の文庫本については、先日書いたばかりですが、なんとなく、文庫本とTVでは結末が違っているような匂いがしてきました。

■この文庫本が出たのが2018年8月3日

■ドラマのクランプアップが8月17日。その後、8月20日に打ち上げパーティー。当然、主役の永野芽郁さん、この本を読んでいるはず。

■2018年8月27日のNEWSポストに以下の記事。(関係あるところだけ抜き書き)

表題が「朝ドラ『半分、青い。』異例の最終回『鉄のカーテン』の裏側」

「打ち上げの3日前17日、朝ドラのクランプアップ。だが、その時NHKによる”鉄のカーテン”が話題になっている。」「朝ドラのクランプアップは報道陣が集められるのが通例ですが、今回は非公開。NHK側は”お盆の週だし、夜も遅いから”と説明しましたが、過去に撮影が深夜に及ぶほど長引いて報道人が『待ち』になった事はいくらでもあった」「その日は最終回の撮影が行われましたが、内容は視聴者にとってサプライズな展開だったようです。放送前にネタバレしまうことを恐れて、非公開にしたといわれています。」

■2018年9月12日のdmenuの記事(ここも抜き書き)

ー最終回に向けて、見どころを。

永野 律とどうなるのか気になりますよねー。お風呂で女子力上げながら台本を読んでいたのですが、びっくりしてお風呂に台本落としました。(笑い)。うぎょぎょ。と思って「やばいこれ」と。衝撃的でした。

さて、私、衝撃的な事件とは○ーコさんが、東北大震災で亡くなるところだと思っていましたが、どうも違っているようで、「『秋風羽織の教え、人生は、半分青い。』の中に、『作者のラストのほうはかなり衝撃です』と書いてあります。「衝撃」は最終回になりそうです。

なお、永野芽郁さんが「お風呂に台本を落としてしまいました。・・・・・衝撃でした。」ということは、既に8月3日に文庫本を読んでいたはずですが。文庫本とはラストが違っていた、ということでしょう。ということを考えると、文庫本とドラマとは違った展開になるのを感じます。

なお、ネタバレが色々ありますが、読んでみると文庫本から拾った話ばかりで、ドラマの方の最終回がどうなるかは、どれにも書いてありません。

さて、クランプアップの撮影が「非公開」とありますが、映画撮影で「非公開」になるのは、大体が、あのシーンの時が多く、ヒョッとしたら、あのシーンかな、とは期待してますが、多分違うだろうな。あと、2週間、どんな最終回が待っているか楽しみです。

「お寺ごはん」について、少しばかり。思い出したので。

「そしょく」には「粗食」と「素食」があります。
「広辞苑」によれば
「粗食」とは「粗末な食事をすること。また、その食物」
「素食」とは「①肉類を加えず野菜だけの食事。②平素の食物」
「平素」とは「つね日ごろ。普段。平常」

以前書きましたが、指揮者 大町陽一郎の奥様が子どもに「今日はレストランに行くよ」と言ったところ、「家で食べたい、だって、お母さんの料理の方がおいしから」といったそうです。

いかに、「つね日ごろ。普段。平常」の食事を手を抜かずに作っていたかが、うかがわれます。皆さんの家だったらどうでしょう?多分、皆さんの子どもたちは、レストランの食事を選ぶと思います。皆さんも「粗食」より「素食」を目指しましょう。



2018年9月 9日 (日)

文庫版「半分、青い。下巻 ★北川悦史子著」~532頁から

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昨日、「秋風羽織の教え 人生は半分、青い。」を紹介したばかりですが、今日、本屋さんに行ってみたら、「半分、青い。」が文庫版で上巻と下巻が並んでいました。買おうか、どうしようかと上巻を読んだら、これ、朝ドラでは済んだもので、下巻をみたら667頁。

長いな、と思ってパラパラと読んだら、すでに532頁の二行目までは放送済み。で、532頁の三行目から667頁、100頁強を読めば済むなと。

あと、読んでから見るか、見てから読むか、読まないかですが、私、歳とともに気が短かくなってきているので、買ってきてアッという間に読みました。

もう読んだ方もいるし、ネットでネタバレとして流れているので、詳しくはそちらに任せるとして、この3週間、ストーリーの展開は、超高速になりそうです。

リツとのこと、すずめのお一人様企業、ハルさんの病気、カンちゃん、妻曲、元夫リョウジも少し登場します。ボクテ、そしてヨーコ。

「秋風羽織の教え 人生は半分、青い。」の中に、作者の「ラストのほうはかなり衝撃です」というのは、多分、このこと(このこととは、本を読むか、テレビを見て下さい)だと思いますが、この部分がクライマックスだと思います。なお、物語としては2011年 東京、で終わります。

ただ、小説版とドラマでは、違うストーリーになるとかいう話もあるのですが・・・

再度書きますが、読んでから見るか、見てから読むか、読まないか、ですが、いずれにしてもこの「衝撃」のところ、本で読むにしても、テレビを見るにしても、必ずティシュペーパーをご用意下さい。この私でさえ、読みながら、涙でグチャグチャになりました。


2018年9月 8日 (土)

「秋風羽織の教え 半分、青い。」~秋風羽織・北川悦史子著

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Amazonに予約注文していたら、今日届きました。

「半分、青い。」は皆さんご存じのように、NHKの朝ドラ、あと3週間ほどになりましたが、どんな展開になるのか、テンポがアップして、何やらヒートアップしてきたようです。

秋風羽織は、主人公の鈴愛(すずめ)が漫画家を目指したときの先生、他にユーコさん、ボクテ君と、3人の弟子がいて期待をかけていますが、結局漫画家として成功したのはボクテ君だけでした。

3人は、秋風先生にかなり罵声を浴びせられ、叱責されますが、その裏ではこの3人を密かに支援をしています。

「秋風羽織の教え」ですから、すずめ、ユーコ、ボクテとの事が主になります。

この本は、秋風先生の言葉を紹介しながら「秋風羽織、真実を語る!」、ということで、秋風羽織のコメントが入っています。

読んで見ると、忘れかけた言葉が思い出されます。

「私は左耳が聞こえないから、人と違ったものが描ける!人と違った世界を知っているから、オリジナルのものが描けるとでも?いいか、そういうことに甘えるな!・・・・・・」

非常に厳しい言葉ですが、人を指導することは難しいことですが、思わず最近のスポーツ界のパワハラ事件を思い出しました。厳しく指導する裏に、思いやりがあったのか。

「地を這う蟻になるな!天をかける龍になれ!」「泣いてないで、いや、泣いてもいいから描け、マンガにしてみろ。物語にしてみろ。楽になる。救われるぞ、創作は、物語をつくることは、自身を救うんだ、私は、そう信じている。物語には、人を癒やす力があるんだ。」「お前の気持ちが、今、そうなら、それも正解かもしれない。」「憧れだけでは、メシは食えん。」「生きて生きて生きてやる!神に選ばれたものだ。この私が死ぬわけがない。寝言は、寝てから言ってくれ。」

と、いろいろセリフがありますが、どれもこれも、心を打ちますね。世の中、いろいろ人生訓を書いた本がありますが、この本、若い方にはお薦めの本です。若者の心に添ったセリフばかりです。

前から気になっていた、秘書の菱本若菜さんとの関係ですね。「秋風と男女の仲なのかどうかは、謎。」でした。

一番最後の、作者北川悦史子さんの言葉、「ラストのほうはかなりの衝撃的ですから、どんな反響をいただくのか、ちょっと覚悟しつつ、とても楽しみにしています。」

なんとなく気になる言葉。あと3週間でどんな展開になるのか。スズメ、1971(昭和46)年7月7日生まれ、アラフォー、どんな展開になるのでしょう。

多分、この本ベストセラーになるでしょう。早めに、お買い求めを。参考になる本でした。



2018年9月 5日 (水)

今日は⑱禁・豆本「日本一の大摩羅づくり★田縣神社木匠・斎木国光翁聞書」~中井文雄著

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今日は、●とか■無しでモロ書きますから、一応⑱禁にします。18才以下の方は絶対に読まないように(読むように煽っているようですが、一応、形ばかりの注意です。)

この、大麻羅(大摩羅?なのか、一応本の表記に従います)。愛知県小牧市田縣神社の豊年祭として使われるものですが→詳しくはこちらをクリック。 できれば、見ない方が良いと思います。いきなり、デッカいのが出てくるので、男の方は自信をなくすカモ。

上の本は、豆本でライターの大きさと比べれば、その小ささが分かると思います。この豆本は祭りの事では無く、この大麻羅がどのようにして作られたかを書いた物です。ただ、1981年の出版で、今とは違っているかも、です。

スキャナーの調子が悪く、うまく取れませんでしたが、素材は天然の木曾檜、樹齢2,3百年。もちろん良質で根っ子に傷がキズがなく張りのいいもの。全長2,5㍍、木口が40センチ以上。

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下の方が「おわせ」師(「おわせ」は男根型を指す古語だそうです)斎木国光氏、明治45年生まれ、大工奉公をし、年季明けの21才で一本立ち。

彫り物細工が上手だということで、昭和18年より、有志の木匠2,3人と共に「おわせ」師として奉仕。

その後、昭和24年より、スーパーLサイズになり、以後、斎木の単独制作。

制作の順を、長いので、ざっと書くと

3月7日 手斧入式・神社での浄めの儀式。

3月8日 作業第1日目・面白いのが「斎木さんはいう。『一晩じっと眺めておると自然に木の中からお姿が浮かんでくる、割り出しは多少のちがいはあるが、まずカリ(注:一番先っぽのところ、わかりやすくいえば亀頭)の部分が五分の一、棹があとの四ということになる。ワシはそれを鑿と鉋でとりあげさせてもらうだけのこと』」。

「木の中からお姿が浮かんでくる」、良い言葉ですね。日本人と自然、神様の繋がりが感じられる、謙虚な言葉です。

3月9日 大体の形ができます。

3月10日 御神体の裏側、鈴口と言われるところが難しいらしく、「雄渾を表現する腕のみせどころ」

3月11日 細部の仕上げ

3月12日 サンドペーパーを使い、檜材の木目を出す。朱と黄土を混ぜ合わせた絵具で塗り、乾くのを待って艶出しのニスをかける。

3月13日 「ニスを掛けると塗色の乾いた絵具が艶やかに蘇えり、亀頭の部分もてらてらと輝きわたって、いかにも大麻羅にふさわしい生気さえ感じさせる」。あと、幌布をかけて、御休息。


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下が出来上がり。小さいのは昭和32年の御大祭から、地元の厄年の女性が抱いて行列に加わるそうです。

3月14日 神明社へ運び込み、明日の大祭を待ちます。

3月15日 「おわせ」神輿が担ぎ出され、田縣神社へ。


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ところで、御神体だから、次の年まで保管されると思ったら、信者さんから、お受けしたいとのことで、厳選のうえ”婿入り”を決定するそうです。この本が書かれた時分、少なくとも50万円。また、「客寄せの見世物に扱わぬよう、直接の人目に触れぬよう厳かに奉安することを条件にしている。」そうです。

また、「”おわせ”といっても男根そのものの姿であるから愛知県教育委員会の審議を経て知事の許可をもらう、形式とはいえ手続きがある。」と、折り目正しいものです。

下の写真は、Wikipediaから拾ったものですが、先っぽがテラテラして、素晴らしいですね。男性の方は、自分のと比べないように。自信、無くします。

Photo

この男根を使った祭りは他の所にもあるそうですが(ネットで調べてネ)、多分、五穀豊穣を願ったものでしょう。

「祭」がイベント化し、商業化してきている時代、なんとなく、良い感じの祭りですね。

なお、「道祖神」としても、あちらこちら見受けられ、ウチから30分ほど車で行ったところに、3ヵ所ばかりあますが、こんな大きなものは初めて目にしました。
しかし、こんな大きな物をぶら下げていると大変だろうナ。




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