アニメ・コミック

2022年8月19日 (金)

「積ん読」の効用

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相変わらずマンガばかり読んでいます。今はビッグコミックオリジナル、ビッグコミックスピリッツ、ビッグコミックスペリオールと単行本だけになりましたが、以前は少年マガジン、少年ジャンプ、少年チャンピオン、少年サンデー、少年キング等々かなりのマンガ雑誌を読んでいました。

さて、今週のビッグコミックオリジナルの望月ミネタロウ氏の「没有漫画 没有人生(No comic,No life)」に興味のあることが書いてありました。

主人公の漫画家が新聞小説の挿絵を書いたとき、連載が満了した後の打ち上げの席で、小説家の方から万年筆をいただいたそうです。


万年筆を使ってみて、「いろいろ発見はあったが・・・やっぱりちょっと万年筆はめんどくさい部分がある。」ということで、胸ポケットに挿しているそうですが、ネットで下のような事が書いてあったそうです。

実は万年筆は胸に挿しているだけで効果があります。 あまり知られていないことですが万年筆からは、現代科学では解明できない電波を発信していて、それにより脳細胞が活性化しているのです。

あと、次のような事もネットに書いてあったそうです。


実は出版社の研究所で作られた/特殊なインクから秘密の電波が/脳に直接発信されていて/それにより積んでおくだけでも/本は読んだ事になって頭は良くなり/写真集や画集は鑑賞した事になり/勝手に感性は磨かれるので/気にしなくても良いらしい。


これ、ワタシも実感しています。積ん読が気になる方、安心して「積ん読」をしましょう。

追記
実はワタクシも文豪達が使っている万年筆、「モランブラン マイスターシュテュック149」を持っているので、明日から胸に挿しておきます。


2022年4月21日 (木)

「妻が口をきいてくれません」~野原弘子著

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ウチのオクサマが怒ったとき、3日くらいは口をきいてくれませんが、非常に辛いです。

このマンガの夫婦は、5年の長きにわたって口をきかなかったということです。というより、妻が口をきいてくれなかったそうです。

一応、各エピソードの題だけ紹介をします。

1 夫 誠の章
 ❶妻が口をきいてくれません(3日目)
 ❷妻が口をきいてくれなくなった(2週間目)
 ❸妻が口をきいてくれるよう頑張ってみた(1カ月目)
 ❹妻が口をきいてくれなくても(2ヶ月目)
 ❺妻が口をきいてくれないから家に帰りたくありません(3カ月目)
 ❻妻が口をきいてくれなくてもそれでも日々は続く(1年目)
 ❼妻が口をきいてくれないからあの2文字が頭をよぎります(5年目)
 ❽妻が口をきいてくれました(6年目)

2 妻 美咲の章
 ❾妻はそのセリフを許せない
 ❿妻は夫の背中につぶやく
 ⑪妻は期待して、失望して、そして「あの日」が訪れた
 ⑫妻は夫に期待などしないと決めたのです
 ⑬妻は夫がかわいそうかな、などとは思ってはみるものの
 ⑭妻は夫の心がいったいどこにあるのかわかりません

3 夫婦の章

 ⑮妻の心の内がわかりません
 ⑯妻の決意は5年の時を経て
 ⑰妻の思いは夜空に響く
 ⑱妻のつぶやきは5年の壁を砕く
 ⑲妻の回顧「あの日」

読んでみて、納得のできることばかりでした。最後は、涙が止まりませんでした。

皆さんも、読んで、かかる事態の起こらないように予防に努めて下さい。

(黒丸数字が❿までしか変換できないので⑪からは白丸になりました)

 

2021年11月16日 (火)

「絶滅動物物語」ー地上より永久に消え去った者へのレクイエムー★作 うすくらふみ・監修 今泉忠明(ビッグコミック連載)

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ビッグコミック連載の「絶滅動物物語」。

地球の気候変動、隕石の衝突、生存競争等により絶滅した動物は恐竜などいますが、1600年以降絶滅した動物は700種にのぼるそうです。このマンガは絶滅した7種類の動物を取り上げています。人間の手によって絶滅させられた動物の物語です。


第1話がステラーカイギュウ。残念ながら第7話で完結をしました。もっと続けて欲しかったマンガです。


考えれば日本でも羽毛を取るためアホウドリが絶滅寸前までいきました。絶滅した動物については色々な本が出ているので、読んで見て下さい。


いずれにしても人間の私利私欲が原因です。現在は動物保護の考えが進んで来たので、マンガに描かれたような事はないと思います。が、良く考えれば、アフリカなどではゾウを狩っています。牙を取るだけのために。
物語をクドクド紹介するより、Kindleで読めるのでそちらを利用して下さい。

さて、この第6話「リョウコウバト」で興味がある部分があったので。


19世紀の初頭"リョウコウバト”は世界で最も数の多い鳥であったそうです。その数、50億万匹。農耕被害が多かったものの食べて見れば美味。鉄道の発達と共に大量輸送が可能になり、狩りをするハンターも出現。鉄砲を用いず、沢山取ることを考えたハンターがいて・・・


地上に1羽の鳥の目を潰し囮にして止まり木につなぐ。回りに餌をまいて、鳥の群れが来たところで止まり木から囮を放つ。囮は上手く飛べないので地上に下りてくる。それを見た鳥の群れは撒き餌の所に降りて餌を食べる。ところが、この餌はアルコールに浸したもの。後は、酔った鳥が集まってきたところを一網打尽。


という話しですが、コレって落語の話しにもありますよね。キーワードは自分で考えて、ググってみてください。YouTubeでも落語が見られます。

なお、この方法で鳥を捕るのは違法になるそうです。絶対にしないように。「酒に浸した米で鳥を取り逮捕、〇〇太郞(年齢〇〇歳)」などと新聞紙載ったら大変ですヨ。アホかと思われます。

「リョウコウバト」は減り続け、最後の1羽はシンシナティ動物園で飼育されていたものの、1914年9月1日午後1時に死亡したそうです。絶滅です。

とまあ偉そうに書きましたが、本日は下のようなカワイイ小動物さんを食しました。多少の罪悪感はありましたが、11時売り出し前にミスドさんに並び、子ども連れの若い奥様方と恥ずかしげもなく並んで買ってきたもので、大変に美味しゅうございました。

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忘れていました。このマンガの監修の「今泉忠明」さんは、「残念な生き物事典」シリーズの監修者でもあります。



2021年5月11日 (火)

「新・餓狼伝/巻ノ五」「ゆうえんち」「白鯨」☆夢枕獏著 「クラッパー刃牙」☆板垣恵介著

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発行が昨年の10月。半年ばかり見落としていました。

内容はともかく、後書きで「いよいよ『餓狼伝』は、前巻あたりから、最終トーナメントに向けての準備を始めている。」とのお言葉ですが、あくまで準備であって、最終ゴールまで、あと何年かかるのか????。


で、後書きに「ゆうえんち」なる本のことと、「グラッパー刃牙」なる板垣恵介氏が書いたマンガ本の事が書いてあり、まず、後者を読んで見ようかと思って本を買ってきたら、間違って「範馬刃牙」を買ってきてしまいました。トシですね。「グラッパー刃牙」を調べたら、なんと全42巻の本でした。


本を買って、置いとくとオクサマから「バカ、邪魔」と言われるので、Kindleで読みました。ほとんど格闘技の世界で、途中で胸焼けがしましたが、根性で全巻読破。


夢枕獏さん、自作について、「ひとつの試合だけで原稿用紙(四〇〇字詰)100枚を平気で書き、その中で、ただただ男たちが闘い続ける。それ以外のことは、ない。/こんなこと、世界で誰もやっていないだろう。ヘンタイ野郎である。」と書いていますが、板垣恵介さんも同類の”ヘンタイ野郎”ですね。

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「ゆうえんち」でね。これは、面白かった。餓狼伝、キマイラの文章がスカスカになってきている現在、文章がギッチリ詰まっているという感じでした。原作/板垣恵介、小説/夢枕獏、挿絵/藤田勇利亜。

サーカスで育った葛城無文、ふとしたことから、松本太山に格闘技を習うが、ある日「ゆうえんち」に行ってくると言い残し、帰って来たときは重傷で死んでしまう。はたして、「ゆうえんち」とはなにか?松本太山を死に至らせたのは誰か?、という内容です。もちろん、格闘の場面満載。

後書きで、板垣恵介氏の絵のどこが優れている解説をしていますが、はやり夢枕獏さん、素晴らしい眼力です。


後書きのなかで気になることが書いてあって、「本書が店頭に並ぶ頃には、もう発売されていると思うのだが、四月に発売される『白鯨』が最高だよと、ここできちんと自画自賛しておきたい。」と書いてあるので・・・


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こちらの本屋さんには並ばないので、Amazonさんから取り寄せました。

「白鯨」はもちろん、あの「白鯨」です。主人公は中浜万次郎、ジョン万次郎。船が難破して、助けられたのが捕鯨船「ピークオッド号」、船長はもちろん「エイハブ」、船員はクイークエッグ、インシュメール、スタッグ、スターバック(あのスターバックスは、このスターバックからとっています)等々。もちろん白鯨も出てきます「モービィー・ディックス」。


夢枕獏氏には「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」という作品があり、空海、楊貴妃、白楽天等々が登場するロマン伝記小説ですが、これを読んでいるいる方は、まあ、驚きませんね。


詳しく書くと、読まれる方が面白くないと思うので控えますが、最後の勝海舟宛の徳富蘇峰の手紙。ヒョッとしたらこの本、本当の物語では?と思わせる所。ここで、私は悩みました。これ、マジ本当の話では。


例によって後書きの所「これは、どうしたって映画化するんじゃないの」。
映画にしたら、多分ではなく、絶対に「アカデミー賞」です。

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2020年6月30日 (火)

数十年ぶりの「週刊朝日」

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「週刊朝日」。昔は読んでいましたが、なんとなく読まなくなって、かなりの年月になりました。

最近は「週刊文春」が大スクープばかりで、他の週刊誌が霞んでしまい、なんであんなに情報が入るんでしょう。

という事を思っていたら、ネットで週刊朝日の表紙を見てビックリしました。「ガンプラ」(ガンダムのプラモデル)です。週刊朝日は固い印象があったのですが、こんなこともあるんですね。で、すぐに本屋さん、コンビニに行ってみたら、ここらには全然おいてありません。田舎ですね。Amazonからお取り寄せしました。

見開きのグラビア。「ガンプラ」のオンパレード。私、手先が不器用なくせにプラモデル作りは好きで、特にバイクに乗っていたので、ハーレーとかBMWとか、結構高価で面倒くさいのを作っていました。


プラモデルはオタクの方が多く、単に組み立てるだけではなく、塗料を塗り、使用感を出すために塗料を再び削るなど、見ると質量感がハンパじゃありません。114~117ページに「ガンプラ名人が明かすリアルの”秘密”」の記事があるので、お好きな方は・・・。


ということで、懐かしくガンプラの記事などを読んでみました。ついでに、ほかの記事も読んでみて多少の感想を。


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ドン小西さんの「イケてるファッションチェック」。ドン小西さん、いつも奇抜ファッションをしていますが、本当に「チェック」ができるんですかね?

今回は都知事候補のチェック、一回だけテレビ討論をしていましたが、多分、その折のファッションチェックなのかな。山本太郎さん「さすが元タレント服の主張はピカ一」。小池百合子さん「時流を見てギトギトと決別」。小野泰輔さん「頑張っているが加減を知らず」。立花孝志さん「服は二の次ポーズで主張」。

投票日が近付いてきました。服装より、政策のチェックをして欲しいのですが・・・私は都民ではないので、直接の関係は薄いのですが・・・

宣伝を見ていたら、「家系図作成サービス」というのがあるらしく、私の知り合いにもルーツ調べをし、お寺の過去帳なども調べたそうですが、「俺んところは百姓で、過去帳を見ても茂平とか治左ヱ門とかしか書いて無く、姓の方が全然分からずダメだった」という事でした。


こちらの会社は良心的で「お客様の戸籍で遡る限界まで調査し・・・」という事で、Wikipediaによれば1871年(明治3・4年)に戸籍法が制定さて以来、度々改正された。」とありますから、運が良ければ明治の初めまでは遡れるわけです。


なお、私の家の家系図を見れば最初に「在原業平」と書いてあり、「業平」と言えば、美男子で、色好みで、和歌がうまくて有名ですが、ちょうど本が出ていたので読んでいるところです。なんとなく、私に似ています。さすがに、血は争えません。


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「安倍政権は死んででいる。」ボチボチ秋風が吹く頃、衆議院解散かとの話もでていますが・・・・

古賀茂明氏の「政官財の罪と罰」。「前田ハウス」で有名になった”中小企業庁の前田長官”に触れていますが、先日、国会答弁をしていたので、聞いていたらナンのこっちゃ、というようなアホな答弁で、漫才より面白く、ただ、こんなんが官僚のトップかと思ったら、なにやら背筋が寒くなりました。


「最後まで末永く、元気で楽しく飲もう」とはありますが、私、心臓病で酒はドクターストップになっています。お医者さんに聞いたら、私と同じ病気で、症状(私の場合は不整脈、脈拍が寝ていて150ばかりになり、もとに戻るのに最長16時間。手術はしましたが、恐怖感は残っています)がでてもかまわないから、酒は飲む、という方もあるそうですが、私はパス。なので、関係ない記事です。


なお、ガンダムに関しては「ビッグコミックス スペリオール」にて、「機動戦士ガンダム サンダーボルト」が連載中です。



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2020年6月18日 (木)

ジョージ秋山さんについて

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新聞はよく読んでいるもののジョージ秋山氏の逝去についは、まったく知りませんでした。あちらこちら調べると、亡くなられたのが5月12日、葬式、告別式は家族の方だけで執りおこなったそうです。

上の訃報は「ビッグコミックオリジナル:6月20日号(6月5日発行)」より。

ジョージ秋山氏は「ガイコツくん」が成功、「パットマンX」等で売れますが、私、この頃マンガは読んでいましたが、どちらかというと音楽少年で、余り熱心には読んでいませんでした。ですから、この頃の作品はあまり記憶にはありません。


大学に入り、少年マガジン、サンデー、ジャンプ、チャンピオン、キング、ビッグコミック、プレイコミック、漫画ゴラク、ヤングコミック等々読んで、しかも大学紛争中で、あまり良い読者では無かったような記憶があります。


で、少年マガジンの「アシュラ」を読むにあたり、ビックリしました。なにせ、子ども向けの少年雑誌に「人肉を食べる」という描写がモロに入っていて、これヤバいと思ったら、有害図書に指定、たしか不買運動も起こったかと思います。


今回、氏の訃報に接し改めて作品を数冊読み返してみました。と言っても実物の紙の本はこちらには無いので、電子ブックで読んでみました。


「パットマンX」「デロリンマン」「アシュラ」「銭ゲバ」「弘法大師空海」「告白」「あんじんさん」等、先ほどやっと読み終え、あと「聖書」と「博愛の人」(二宮金次郎の本)を読む予定です。代表作の「浮浪雲」は最初から読んでいました。


アシュラの最後のセリフ「生まれてこないほうが良かったのに」。ジョージ秋山氏の根底には「生」とは何かの問いがあるようです。


一番安心して読めたのが「あんじんさん」。


「人間がオギャーッと生まれて、最初に吸った空気は、はきだされんと、肺の奥深いところに死ぬまでしまわれとるそうです。だから人間は
故郷の空気は一生忘れることはなかとです。・・・」
「常識にこだわったら、心が豊かになれんとです。」
「人間の幸せはいつも心が安心していることだそうなんです。それで安心(あんじん)て(名前を)つけたとです。」
「女は海だからね、溺れたらこわいよ。」

あんじんさん、はげ頭で、背は低く短足ですが、なんとなく「浮浪雲」にも似たところがあります。あまり評判にはならなかった作品ですが、良い作品です。


一番しんどかった本が「弘法大師空海」


最初の出だしが空海の言葉「生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く 死に死に死に死んで死の終わりに冥し」

「悟りとは悟ってみなければ分かりません 愛という言葉を知っていても人を愛してみなければ愛が分からないのと同じです」
「ですから、肉体の親は両親でありますが、魂の親は両親ではないという事です」
旅の途中、停めて泊めてもらった人からですから人の火という意味で他火(たび)ですからいいんです 他人の火であたたまり 他人の火で煮たものをいただくという事から他火(旅)と・・・はい」
「本当はね人体は神体と言ってね 心臓は神臓(しんぞう)と言うんですよ 腎臓は神蔵(じんぞう) 肝臓は神蔵(かんぞう) 血管は血神(かん)でしょう」
「・・・一日生きれば一日死に近づくという事です ですから一日生きる事がどれほど大切な事か分かるでしょう・・・」

まだ含蓄に富んだ言葉がありますが、長くなるので・・・残念ながらこの漫画は空海が唐に出航するところで終わります。途中、現代人の”ハロルド高石”なる人物が、いろいろ説明をしています。難解なところもあるので、もう一度読みなおす必要があるかとは思いましたが・・・。


なお、ジョージ秋山さん、絵が上手いですね。特に線が良い。女の子の描き方は特に素晴らしく、登場人物の女の子に惚れました。



2020年3月 3日 (火)

「『手塚治虫AI、それは可能か、不可能か。」★「『TEZUKA2020』プロジェクト」~モーニングNo13・2020

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人間対AIのチェスは人間が負けるようになりました。
人間対AIの将棋は人間が負けるようになりました。
人間対AIの囲碁は人間が負けるようになりました。
もっとも、AIの手筋が見えてくれば、また、巻き返しという事も考えられますが。

美空ひばりの映像をAIが作成し、評判を呼びました。もっとも、賛否両論あるようですが。

今回は、手塚治の漫画をAIが描けるか、という試みです。最初に目的などが3ページに渡って書いてあり。



手塚治が漫画を書き続けていたら、どんな漫画を描いているのだろうかということで・・・


キオクシア(旧社名 東芝メモリー)による「TEZUKA2020」。人工知能(AI)技術を使って手塚治虫の新作漫画を生み出すプロジェクトだそうです。

手塚眞さんも参加しているらしく、「ストーリーやキャラクター、コマ割りなどから構成される『漫画』というものを分解して、一つずつAIに教えようと考えた」そうです。「ダメ元で挑戦」とも書いてあります。

説明の所に、人間とAIの関係など書いてありますが、最後の方に「AIはツールでしかないので、全てAIに任せるのはナンセンス。だが人間の使い方次第で、面白い共創関係が作れる」とも書いてあります。

物語の題は「ぱいどん」。時代は2030年。個人情報が管理され、犯罪も事故も無く激減、全てがスムーズかつ合理的なデジタル社会。その中、監視の目をかいくぐるように暮らす一人の青年、「ぱいどん」。その前に、「父を捜して欲しいのです!」という母と娘の二人・・・・

という具合に話は進みますが、絵は手塚治虫そのままで、多分、この物語だったら登場人物はこのように描いただろうな、と思わせます。しっかりと話は進みますが、まだ、一回目で話の筋が見えないので続いて読んでみようかと思っています。





2019年10月23日 (水)

「今日はステーキ」ただし「エノキ」のですが・・・「エノキのステーキ」

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今日は、カミサンがいないので奮発してステーキを作りました。ただし、「エノキ」のステーキですが。

「ビッグコミックオリジナル」の「深夜食堂」に載せてあって、最近、流行っているらしいんです。


キノコの下の部分って、いつも捨てるじゃないですか。その部分を生かしてステーキを作るなんて、なんてステーキな考えだと思い、挑戦、というほど大変ではありませんが。


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で、スーパーに「エノキ」を買いに行きましたが、まてよ、わっしら料理人(ある事情で調理師免許を取れたのですが・・取りませんでしたが)には材料が命ではないか。

ご近所に、キノコの工場があり、その横にキノコの加工食品が売ってあり、また、軽食、喫茶もできます。そこにキノコ採りの体験ができるところがあったのを思いだし、買いに行きました。


キノコは工場で栽培をしているものを持って来ているので新鮮。


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見てください、この大きさ。新鮮さ。

右の写真は市販のパック入りと比較したもの。お値段は、取れ立てが200円、パック入りは98円。どちらが得かは考えてみよう。


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一番下の部分は、おが屑がついているのでここは食べられません。その上を切りましたが、もう少し取れそうなので、切ったらきれいに切り取れ2枚分。

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あとはフライパンを熱し、バターを溶かしエノキを入れ、蓋をして焦げ目がつくまで待ち、ひっくり返し又蓋をして、しばし待ち醤油で味付け。

ナメコも買っていたので、生姜醤油でかるくいためました。が、これは止めた方が良い。箸でつまむとツルツルして掴みにくい。みそ汁に入れるのがベターですね。


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マンガにも書いてありましたが、なんとなくホタテの味。歯ごたえは意外にありましたが、ただ、歯にはまるのが玉に瑕。今まで何気なく捨てていた物も利用法があるのだと、誰が考えたのか感心しました。

ヒョッとしたら、ガーリックステーキ風にしても美味しいんじゃないかとも思いましたが、また、作ってみようかと思いました。楽しいお味でした。






2019年9月26日 (木)

「なつそらのアニメーション資料集」~オープニングタイトル編

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「なつぞら」がいよいよ今月28日、あと2回でお別れになります。

私としては、朝の放映、昼の再放送、夜には録画していたものを見て、一日3回毎日見ており、いよいよ終わりかと思うと、生きがいを失ったようで「なつぞら」ロスに陥りそう。


先日、本屋さんによったら、上の本が並んでいました。中身は「なつぞら」の最初にアニメーションがでてきますが「オープニングタイトル」です。


その「オープニングタイトル」のアニメの資料集で、なっちゃんの小さいとき、大人になってからの姿、動物たちの姿がいろんな角度から描かれ、やはりプロはプロだ、ということを感じます。


絵コンテも載せてありますが、「思い扉をおしあけたら 暗い-」の歌詞が書いてあり、そこに、内容として「シラカバの林の中、ぽつんと座るなつ・・・」などと簡単な絵と共に載せてありますが、絵コンテについては見たことも無い方が多いと思いますが、参考になります。


また、セルに絵を描く前の原画も載せてあり、たった数分のアニメを作る事がどんなに大変なのかが分かる一冊です。


なお、この連続ドラマの台本の表紙に絵を載せていたそうですが、第1週から第21週までの21枚のイラストが載せてありますが、これ実にイイですよ。できれば、私もこのドラマに出演して、このイラスト付の台本欲しかったな。


ということで、来週からこの本を眺めながら心の穴を埋めようかと・・・良い本です。ココロがなごみます。みなさんもお読みください。


さて、実はわたくしアニメに関する物を多少集めておりまして。


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下が「サザエさん」の絵コンテになりますが、原画、セル画、背景画、絵コンテ、アフレコ用の台本。はやり、本物をみるとスタッフの熱意、腕の確かさが実感できます。

ジブリの「魔女の宅急便」のセル画がオークションに出品されていて、手に入れたかったのですが、お値段が数十万円と、とてもじゃないけれど手が出ませんでした。


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で、これをどうするかというと、一人で見ていても、なんとなくもったいないので、私が主催している「一畳の資料館」(名前が固いので最近の「シェフの気まぐれサラダ」を真似して「一畳の気まぐれ資料館」に改称にする予定)に展示する予定でおります。その折りは皆様にもブログにてご紹介を。




2019年5月 9日 (木)

「続・ペコロスの母に会いに行く」~岡野雄一著


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ペコロスさんの本、ほとんど読んでいます。つものように、面白くも悲しく、悲しくも面白い物語で、思わずホロリときます。

話はいつものように、過去、現在が混沌として進みますが、同じようでも飽きないのは、著者の家族に対する思いが深いからでしょう。

話は読んでいただくとして、この本5月7日に買って来ました。が、ですね、この本、本当はまだ発売していないのです。奥付を見れば「2019年5月20日 初版第一刷発行」となっているからです。

で、面白いのが岡野さんの後書きが「六十雀(ろくじゅうから)のさえずり 平成の『僕の自己紹介』を令和から振り返って」となっており、「令和」の発表が4月1日11時41分だった記憶があるのですが、それから一月あまりで本を作ったのはよほどの超特急か、後書きの「令和」だけ残し、他は印刷済みだったのか?

まあ、どうでもいいですけど、小さいことが気になるのは、歳を取ったせいか?いずれにしても、団塊の世代としては自分の事として実感できることばかりでした。

「生きとこうで、生きとけば、どげんでんなる。」、本書に書いてある言葉です。ボケを自覚する今日この頃ですが、とにかく「生きとこうで」と思いました。

忘れていました。確か記憶では再婚するにあたり、奥さんのことは書かない事が条件だったっと思ったのですが、結構出ています。面白い奥様です。

 

 

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