キマイラの新刊・聖獣編が出版されました。
1982年に「幼獣少年キマイラ」として、第一巻が書き下され出版。ざっと40年前。で、紆余曲折がありましたが、夢枕獏さん病に冒され中断し一年半。ガン再発の恐れ、自身の残り時間を考え、キマイラのラストシーンを先に書いてしまおうということらしいのです。「・・・今、僕の中で想定されている『キマイラ』のラストシーンを先に書いてしまうことである。」ですがですね。登場人物の菊池良二について「菊池については、書いているうちにこの漢(おとこ)がどんどん愛おしくなっていって・・・」「・・・この物語は、結局は、菊池の物語だったのではないかとさえ、思うこともある。」ということで、脇役だった菊池に俄然光が当たって、話が別の方向に逸れるかもしれないかな?と思ったりして、これじゃ、ラストシーンはまだまだですね、という予感。でもいつものごとく「この物語は、絶対におもしろい(夢枕漠先生の言葉)」。
ところで、「新・餓狼伝」の新刊も7月下旬に出版予定でAmazonで予約注文をしました。自分としては「東天の獅子」の続きも読みたいのですが・・・。
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