「走れメロス」の走る速度
先日、YouTubeを見ていたら、安住アナが母校で特別授業をしていました。テーマは「メロスが走った速度」。
メロスの走った速度については、2014年理数教育研究所の「第1回 算数・数学の自由研究」で中学2年生が最最優秀賞を受賞し、報道がされた覚えがあります。
中学生の研究をザックリ書くと・・・・
メロスは10里約39㎞を走っているわけですが、小説から10時間で到着と推察。これから計算して時速3.9㎞と計算。途中の山賊との闘いがあるので、ラストスパートが5.3㎞と算出しています。
マラソンの場合は、一般男性が4時間30分。平均時速は9㎞。ということで、「最後は死力」で走ったけれど「速歩」程度だったと言うことです。「今回調べてみて、メロスはまったく全力で走っていないことが分かった」と結論づけられた、そうです。
感想として「『走れメロス』というタイトルは『走れよメロス』のほうがあっているなと思いました」だそうです。
なお、詳しくは→走れよメロス
さて、安住アナの場合は「柳田理科雄先生」の説を紹介しています。
柳田理科雄先生はメロスの走る速さを、ラストスパートの所「少しずつ沈んでゆく太陽の、十倍も早く走った。」を基礎に考えます。即ち、沈んでゆく太陽の十倍の早さはどれくらいか。
舞台のイタリアのシラクスは北緯37度。地面は時速1,300㎞で西から東へ動いています。この10倍の速さで走っているので、メロスの走る速度は時速1万3000㎞。気温15℃のとき音速は、秒速340m=時速1224㎞。で、メロスの走る速度はマッハ11。ライフルの玉の速度がマッハ3なので、メロスの方が早い。
安住アナはこれに引き続き、マッハ11の衝撃波は大きく、周囲2㎞のガラスは割れる。結論として「走るなよメロス」。
詳しくは→ 走るなメロス
安住アナ→こちらをクリック
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