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2022年5月26日 (木)

北大路魯山人の「納豆の茶漬け」

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料理が好きなので、ネットでイロイロと調べていたら「納豆の茶漬け」というのを見ました。ゲテモノかと思っていたら「魯山人の」という文字があったので、それなら試してみようかと。

魯山人の書いたものに「納豆の茶漬け」というのをあるので、それを参考に試作してみました。以下は「納豆の茶漬け」より要点だけを書きました。


納豆の拵え方、ねり方ですが、最初は何も加えず二本の箸でよく混ぜる。納豆の糸が多くなり、かたくて練りにくくなる。糸を出せば出すほど美味しくなる。極力ねりかえす。


次に、醤油を数滴落としてまた練る。醤油は最初からは入れない。これを繰り返す。


糸の姿が無くなり、ドロドロになった納豆に辛子を入れて良く攪拌。好みによって薬味(ねぎのみじん切り)を少々混和。


なお、何回練るかが問題なのですが、魯山人は何も書いていません。一説によると424回というのがありますが、実験した方によると400回くらいということですが、おもちゃのメーカーでも納豆を攪拌する道具を売っていて、Amazonでも買えますがレビューを読んで見ると、あとの始末が大変だそうです。


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後は茶碗に熱飯を少量盛った上へ、納豆の量は飯の四分の一程度。少な過ぎては味が悪く、多すぎては口の中でうるさいということだそうです。

なお、味が薄ければ醤油を加える。ということですが、最初から茶漬けにするなら、醤油を余計に混ぜておく。化学調味料は好ましくない。


丁度、静岡のお茶屋さんの娘さんから、いいお茶をもらっていたのですが、良いお茶過ぎて茶葉をケチりました。やはり、お茶の味を楽しむためには茶葉はケチらないように。


なお納豆の量は写真より多少多めが良いかと思います。味も納豆を混ぜるとき、多少濃いかなという方が良いかと思います。


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「納豆の茶漬け」の詳しい作り方は、青空文庫、Kindleでロハで読む事ができますが、下の本にも載っています。食通を自慢するなら一読の書です。

さて、皆さんが作ってみて「マズイ」と思われたなら、作り方が間違っているのです。なにせ、あの魯山人がマズイ物を紹介するわけが無いからです。


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