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2022年5月

2022年5月30日 (月)

昭和11年「名勝雲仙登山・案内解説」~雲仙小濱自動車株式會社発行①

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この案内書の発行が昭和11年9月30日。雲仙が国立公園に指定されたのが昭和9年3月15日なので、この案内書は国立公園に指定された直後のものです。なお、案内書は元来バスガールの車内案内用の文なのですが、それを纏めて冊子にし、数十枚の写真を添えたものだそうです。

読んで見ると「皆さま、すぐに真正面の上に見えますルネッサンス式石造りの大建築は、・・・長崎県庁で御座います。」のように案内口調で書いてあります。写真が多いので2回くらいに分けて主なものを紹介をします。


雲仙小濱自動車會社は、明治45年6月25日に端を発したそうですが、下のように書いてあります。


明治45年の初夏、その頃珍しい自動車を以て雲仙に登山した外人が、車台に故障を生じ乗捨てたのを利用して、九州でも最初と言っても好い乗り合いバスの営業にかかったのが、我が雲仙小濱自動車ある。


なお、昭和11年頃に大型バス41台、タクシー15台というので、当時としてはかなり大きな会社。


左が小浜町の本社、右が雲仙出張所、良い建物です。


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左は小浜~雲仙の登山口。右は「深江供用林道起点」とあるので島原からの道路。どちらも未舗装。

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雲仙国立公園の入り口だと思いますが、場所は不明。

右は長崎市内、諏訪神社の入口。バスの左後方が鳥居。昭和11年頃の風景です。写っているバスも雲仙小濱自動車のものだと思うのですが。


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2022年5月26日 (木)

北大路魯山人の「納豆の茶漬け」

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料理が好きなので、ネットでイロイロと調べていたら「納豆の茶漬け」というのを見ました。ゲテモノかと思っていたら「魯山人の」という文字があったので、それなら試してみようかと。

魯山人の書いたものに「納豆の茶漬け」というのをあるので、それを参考に試作してみました。以下は「納豆の茶漬け」より要点だけを書きました。


納豆の拵え方、ねり方ですが、最初は何も加えず二本の箸でよく混ぜる。納豆の糸が多くなり、かたくて練りにくくなる。糸を出せば出すほど美味しくなる。極力ねりかえす。


次に、醤油を数滴落としてまた練る。醤油は最初からは入れない。これを繰り返す。


糸の姿が無くなり、ドロドロになった納豆に辛子を入れて良く攪拌。好みによって薬味(ねぎのみじん切り)を少々混和。


なお、何回練るかが問題なのですが、魯山人は何も書いていません。一説によると424回というのがありますが、実験した方によると400回くらいということですが、おもちゃのメーカーでも納豆を攪拌する道具を売っていて、Amazonでも買えますがレビューを読んで見ると、あとの始末が大変だそうです。


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後は茶碗に熱飯を少量盛った上へ、納豆の量は飯の四分の一程度。少な過ぎては味が悪く、多すぎては口の中でうるさいということだそうです。

なお、味が薄ければ醤油を加える。ということですが、最初から茶漬けにするなら、醤油を余計に混ぜておく。化学調味料は好ましくない。


丁度、静岡のお茶屋さんの娘さんから、いいお茶をもらっていたのですが、良いお茶過ぎて茶葉をケチりました。やはり、お茶の味を楽しむためには茶葉はケチらないように。


なお納豆の量は写真より多少多めが良いかと思います。味も納豆を混ぜるとき、多少濃いかなという方が良いかと思います。


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「納豆の茶漬け」の詳しい作り方は、青空文庫、Kindleでロハで読む事ができますが、下の本にも載っています。食通を自慢するなら一読の書です。

さて、皆さんが作ってみて「マズイ」と思われたなら、作り方が間違っているのです。なにせ、あの魯山人がマズイ物を紹介するわけが無いからです。


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2022年5月22日 (日)

雲仙の原生沼の名称について

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南高来郡長金井俊行氏の「温泉案内記」(明治26年)に「原生沼」について次のように書いてありました。

釈迦堂前二杜若草ノ繁茂セル沼アリ深クシテ其底量ルへカラスト蓋シ往古噴火ノ跡ナルへシ其杜若草ハ葉短ク色濃ニシテ見事ナリ


「原生沼」の名称は書かれてなく、「釈迦堂」「杜若」というと「原生沼」しかないのですが・・・杉村廣太郞氏「温泉嶽を繞りて」(大正13年)には・・・

・・・そして其丘陵の外れに沼澤池があり、數百株の杜若が植ゑこまれてあって・・・


「杜若」「沼澤池」というと「原生沼」しかありません。上の絵葉書には「杜若満花ノ景」とあります。


原生沼の横にはテニスコートがあり、上の写真の赤丸の建物、下の写真のテニスコートの建物で、上の写真は「原生沼」に間違いはありません。


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下の写真に至り「原生沼」の名称が出てきます。スタンプに「国立公園」の文字が見え、国立公園に指定されたのは昭和9年なので、「14.10.29」は昭和14年のスタンプになります。

調べて見ると雲仙が国立公園に指定される前、昭和3年3月1日に原生沼は「原生沼沼野植物群落(げんせいぬましょうやしょくぶつぶんらく)」として「史跡名勝天然記念物」の国の指定を受けています。


ということを考えれば、国の指定を受ける前は原生沼の名称は無く、指定後に「原生沼」の名称になったのではないかと考えるのですが。


なお、金井郡長の「南高来郡町村要覧」(明治26年)には上記と同じような文章で「釈迦堂池」としてありましたが、「釈迦堂池」の名称は他の史料などには見当たらず詳細は不明です。



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2022年5月18日 (水)

旬のものをいただく

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旬のものを食べるということが大切だ、ということが最近にいたり実感として感じられるようになりました。

旬の物は体に良いとか、長生きできるとか言いますが、それより、来年は食べる事ができないかもしれないという事です。

歳をとるにつれ、御文書の「今日ともしらず明日ともしらず」という言葉が身に沁みるようになりました。

さて、枝豆と空豆の朝取が地場産の売り場にあったので買ってきました。馬鈴薯は親戚の農家から堀たてをいただきました。「アイマサリ」という品種です。父は「愛系158」、母は「アイユタカ」。2017年に出願公売で、新しい品種です。


枝豆は砂糖、醤油、みりんで味付け、最後にバターを少しばかり加えました。空豆は単純に塩味。


馬鈴薯はいただくときに、味は今までで一番旨いが傷むのが早いので、早めに食べてくれということでしたが、確かに食べてみて美味しかった。少し多めに作り、食べるとき新タマネギ、ピクルス、枝豆等々を入れながら食しています。

実はワタクシ、ジャガイモが好きで、3度のメシよりジャガイモが好き、食前食後ジャガイモという人間なのですが、オクサマがジャガイモが好みでは無く困っています。

本当の酒飲みは、肴を眺めながら酒を飲むそうですが、ワタシはドクターストップなので、酒を見ながら肴を楽しんでおります。後ろに写っているのは「レモンハートデメララ 75.5%」。古谷三敏さんのマンガ「BARレモン・ハート」のレモンハートです。



2022年5月13日 (金)

チャーカゴ~雲仙市

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上の写真は「小浜町80周年記念誌」より。

車が通っていない時代、小浜~雲仙に行くのには徒歩、普通のカゴ、そしてチャーカゴがありました。で、これ小浜~雲仙の独自のものだと思ったら、他の地方にもありました。


左の絵葉書は裏にスタンプが押してあり、「1906」とあるので、明治39年以前の絵葉書。


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左は「宮ノ下箱根富士屋ホテル庭」との説明。

右の写真には「(チャ)チェヤーの変化せし言葉 外人好みて用う・・・」とあります。


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雲仙の場合は「チャーカゴ」言いますが、椅子の「チェアー」が訛ったものと思われます。

真似たのか、誰かが作って販売していたのか等考えられますがどうなんでしょう?


下は小浜~雲仙の途中、駕籠立場の駐車場に置かれたレプリカですが、椅子を丸太に括り付けただけで、上の写真とは違います。国立公園なので、キチンとした物を設置したらどうかと思うのですが。


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2022年5月10日 (火)

2022「雲仙仁田峠のツツジ」~雲仙市

連休中は雲仙へ向かう車が多く、国道は大渋滞でした。

毎年、連休中は雲仙のツツジ見物客が多く、仁田峠の駐車場は1時間は待つので、今日、ツツジを見に行ってきました。


花は年によって咲き方が違い、見に行った日によっても違いがあるのですが、今日は運良く、満開のグッドタイミングでした。


他の人に聞いたら、自宅のツツジが今年は最高だったとか。TVによれば、島原の火張山公園のポピーも今年が最高だったようです。多分、今年は花のあたり年の感じがします。



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地元のローカルテレビ「ひまわりテレビ」の方。長崎新聞に雲仙のツツジのことが載っていたので、急遽来たのかな?という感じ。

ロープウェイが今年60周年だそうです。還暦ですが、赤いちゃんちゃんこが似合うと思うんですが・・・


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さて、ツツジのあとが大村の菖蒲になります。最近は絶不調なので、確約はできませんが・・・(-_-)。



2022年5月 8日 (日)

大河への道~立川志の輔

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立川志の輔さんの落語が好きで良く聞いています。

志の輔さんの落語が映画になったのは「歓喜の歌」がありました。これ、映画は見損ないましたが、落語はとにかく面白かった。落語はYouTubeで見られます。今回は落語で演じられた話が小説になり、マンガになり、5月20日に映画が公開されます。

「伊能忠敬」の小説としては井上ひさしさんの大長編「四千万歩の男」がありましたが、これは一気読みしました。

「大河への道」は伊能忠敬の出番はありません。

舞台は伊能忠敬が入り婿した現香取市。観光のため伊能忠敬を主人公にしたNHKドラマにできないかという話になります。

ところが、忠敬は「大日本沿海輿地全図」が完成する3年前に亡くなっている。ということで、完成には忠敬の手が入っていないことが分かり、これでは困るという展開になります。あとは、落語を聞きに行くか、本を読むか、映画を見て下さい。

落語がCD、DVD、ネット配信になっていないか探したのですが残念でした。あと、落語の実演を聞きに行くかですが、本市では落語はほとんど公演が無いので、東京までということになりますが・・・まあ、年金暮らしでは無理。

本、マンガでは笑いどころはありませんでしたが、多分落語では「先用後利」のように、前半に笑いがあり、後半は人情話のようにジックリと聞かせているのではないかと思います。

なお、マンガの方は小説を省略して書いてあるので、小説を読んだ方が良いかと思います。


2022年5月 5日 (木)

OBAMA HOTELの謎

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以前から書いているように、小浜は埋め立てによって姿が昔と変わっています。旅館等の記録もないため不明なところが多いといえます。

上のような写真がありました。見ると「OBAMA HOTEL」、「小浜ホテル」ですね。で、はじめて聞いた名前なので、小浜の方に聞いたら誰も知りませんでした。特徴は赤丸の3つの窓です。

よく見ると、お隣にも同じような感じの洋風の建物があり、多分「一角楼」(現浜観ホテル、以前の小浜観光ホテル)という感じがしたので、他の写真、下の左側と比べると、真ん中の建物の屋根に「IKKAKURO」と書いてあって間違いないわけです。左の写真の左の矢印、窓の特徴が最初の写真と同じです。


ただ、最初の写真の「OBAMA HOTEL」の文字がなんとなく写真の上から書いてあるみたいなので、気になってもう一枚の写真を見たら、右の写真です、上向きの矢印、「TEL」という文字が読めて「HOTEL」の最後の3文字なので、小浜ホテルですね。


真ん中の下向き矢印が一角楼、一番右の矢印がこの間紹介した「共同風呂」、今のローソンです。


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と思っていたら、下の写真があり、一番左が「OBAMA HOTEL」、真ん中が一角楼、左がローソンのはずなのですが、ホテルの名前がありません。建物の状態はこちらが良いようなのですが。

なお、明治42年発行「小濱案内記」には右のような宣伝が載っていて、一角楼は2棟のホテルなんです。


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ということで、一角楼が最初「OBAMA HOTEL」を名乗っていたのか、「OBAMA HOTEL」が一角楼に吸収されたのか、別館であったのかとも考えられますが、全くの謎でありました。

なお、この「OBAMA HOTEL」についてご存じの方、コメントをお待ちしています。


2022年5月 2日 (月)

"千々石川の鯉のぼり"&”千々石でイタリアン”

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連休になり、急に天気が良くなり、車がドット増えました。

千々石川に鯉のぼりがはためいて、2年ぶりだったかな?青空に鯉のぼりって良いですね。例年、上塩浜の自治会の皆さんの手になるものです。「自治会は必要か?」などという意見もありますが、これを見ると絶対に必要なことが感じられます。

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さて、千々石にも本格イタリアンレストランが開店しました。ご夫婦で経営ですが、お二人ともイタリアで修行をされたそうです。

場所が分かりにくいので、ネットなどで検索されると良いかと思います。場所は少し高台で眺めが良いところです。最後の肉料理はジビエ料理で子イノシシのグリル。獣肉臭さがあるかと思ったら、まったくありませんでした。仄聞したところによると、お客さんが多いので予約をした方が良いそうです。


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千々石にイタリアンレストランができ、100円ショップも開店し、千々石も少し都会らしくなってきました。これで、ネオンサインが灯れば最高なのですが・・・(^0^)。

連休は雲仙へ向かう車が多く、千々石は素通りですが鯉のぼりは国道横なので見物を。なお、よそ見運転はしないように。




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