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2022年4月

2022年4月27日 (水)

千々石ミゲル清左衛門供養碑建立~雲仙市千々石町天満宮

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長崎県の方はTV、新聞等で報じられご存じだと思います。昨年夏、千々石ミゲルの墓所の最終の4次発掘調査が実施されました。

先日、千々石ミゲルの子孫、発掘調査に携わった方などが参集し、千々石の天満宮において、千々石ミゲル清左衛門供養碑建立式が行われました。
発案、発起人は第1次~4次発掘まで尽力された町田義博氏。

供養碑の一番上の文字、「千々石・ドン・ミゲル」は千々石ミゲルの自筆を彫ったものだそうです。


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建立場所は千々石ミゲルの父千々石大和守直員が祀られている天満宮拝殿の横。

右は、千々石ミゲルの墓発見に最初から尽力された大石一久先生。宮司は橘神社の橘宮司。橘中佐の子孫です。


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右の写真は千々石ミゲルの子孫の浅田昌彦氏。

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千々石ミゲルの碑が建立された意義。天満宮の歴史などを貼っておきます。

供養碑の土台はコンクリートで固められていますが、土台のなかに、墓が発掘された折発見された千々石ミゲルの遺骨の一部が納骨されています。


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千々石ミゲルの父、千々石大和守直員が龍造寺に討たれた後、数百年の時空を越え、父が祀られた神社に、千々石ミゲルの供養碑が建立され、遺骨の一部が納骨されたという事は、非常に意義が深いことだと思います。

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オマケです。龍造寺に攻め落とされた釜蓋城の抜け穴?といわれているものです。



2022年4月24日 (日)

家庭菜園料理

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家庭菜園について書くのは久しぶり。体の調子が悪く、すべてオクサマにお任せしております。

上、ニンジン。まだ残っていました。ミニトマト、今からの定番。
下、ほうれん草はちょうど良い頃。ナスビは植えたばかり。

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カボチャも植えたばかり。結構、収穫があるんですが、ツルの始末が大変。
ペパーミントは根が張って栄えすぎたので、全部処理したのですが、根が残っていたのかまた増えていました。


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先日、幼稚園だったかで、ニラとスイセンを間違えて給食に出したとの記事が出ていましたが、右がスイセン、左がニラ。植えた覚えが無いのですが、これも根が残って結構栄えていました。すみません間違いました。左がスイセン、右がニラ、でしたm(_ _)m。

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ネギはいただいた物を植えていたら、増えました。

オクサマが留守なので、何か作ろうかと思っていたら、これでチャーハンが作れますね。玉ねぎはいただき物の、少し古くなった新玉ねぎ。他は、家庭菜園で採ってきたもの。


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TVの料理番組をみていると、小皿に材料を分けて入れているのをみて、これ便利だなと思っていました。材料を入れている小皿は、町内に100円ショップができたので、そこで全部買ってきました。合計600円+60円でした。

下の段右は、いただき物の竹輪が沢山あったので、オリーブオイルでニンニク、竹輪を炒め、砂糖醤油で味付けをして、鰹節をまぶしたもの。これを、小さく切ってお肉代わりにしました。


皿に、材料を最初に炒めるニンニク、ニンジン、タマネギ、火が通りやすい葉物を分けると便利でした。小皿で材料で買ったものはニンニクのみ。


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ワタクシ流で最初に具材だけを炒めます。ご飯の炒め方は以前紹介した”呈一彦”さん流。初めから溶かした卵にご飯を入れなじませます。最初は、大丈夫かい?という感じですが・・・

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しばらく炒めているとパラパラになります。そこに、炒めていた具材を投入。

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ということで、出来上がり。サラダはレタスとパブリカ、ミニトマト、玉ねぎ。おみそ汁は古くなった白菜とジャガイモ。
新ジャガイモが出始めているのですが、こちらは掘るまでもう少しかな、というところです。多分、お届け物の新じゃがが来るとは思うのですが。お味噌は地場産です。オクサマとお話しをすると、昔は味噌、醤油などは自分の家で作っていたそうです。

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ということで、今日も美味し昼ご飯をいただきました。

ちなみに、料理は好きです。高校を出るときは料理人になるか、坊主になるか悩んだものです。家事が忙しく、料理が苦痛という若い奥様がいるようですが、理解できません。

2022年4月21日 (木)

「妻が口をきいてくれません」~野原弘子著

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ウチのオクサマが怒ったとき、3日くらいは口をきいてくれませんが、非常に辛いです。

このマンガの夫婦は、5年の長きにわたって口をきかなかったということです。というより、妻が口をきいてくれなかったそうです。

一応、各エピソードの題だけ紹介をします。

1 夫 誠の章
 ❶妻が口をきいてくれません(3日目)
 ❷妻が口をきいてくれなくなった(2週間目)
 ❸妻が口をきいてくれるよう頑張ってみた(1カ月目)
 ❹妻が口をきいてくれなくても(2ヶ月目)
 ❺妻が口をきいてくれないから家に帰りたくありません(3カ月目)
 ❻妻が口をきいてくれなくてもそれでも日々は続く(1年目)
 ❼妻が口をきいてくれないからあの2文字が頭をよぎります(5年目)
 ❽妻が口をきいてくれました(6年目)

2 妻 美咲の章
 ❾妻はそのセリフを許せない
 ❿妻は夫の背中につぶやく
 ⑪妻は期待して、失望して、そして「あの日」が訪れた
 ⑫妻は夫に期待などしないと決めたのです
 ⑬妻は夫がかわいそうかな、などとは思ってはみるものの
 ⑭妻は夫の心がいったいどこにあるのかわかりません

3 夫婦の章

 ⑮妻の心の内がわかりません
 ⑯妻の決意は5年の時を経て
 ⑰妻の思いは夜空に響く
 ⑱妻のつぶやきは5年の壁を砕く
 ⑲妻の回顧「あの日」

読んでみて、納得のできることばかりでした。最後は、涙が止まりませんでした。

皆さんも、読んで、かかる事態の起こらないように予防に努めて下さい。

(黒丸数字が❿までしか変換できないので⑪からは白丸になりました)

 

2022年4月18日 (月)

千々石の写真今昔、その他。

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九州写真グラフの(昭和)33年判。「切支丹特集」とあるので、読んで見ると千々石の写真がありました。

黒い塀に「ヤマト醤油」とあり、大きな煙突が写っています。道は矢印の方に行くと小浜方面。道路はまだ舗装がされてありません。

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現在の風景で、大体同じような地点で撮影。煙突は無くなりましたが、大きな看板が立ててあります。道路を隔てたところが千々石第一小学校。

ヤマト醤油さんの前方、以前は確か農協のAコープで、その後セブンイレブンとJA雲仙の”一億人のいぶくろ”。左の建物は島原雲仙農協の千々石支店。こうしてみると、随分違ってきました。


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橘神社。橘中佐の像が今より低い所に建てられています。

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いまは、高い台座にありますが、後ろの木は一緒ですね。

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左が小浜~雲仙の道路。この頃はまだ有料道路でした。右が島原~雲仙。小浜からの道が立派なようですが。

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加津佐の”列車バンガロー”は面白そうですね。南有馬の駅も面白そうです。下車徒歩5分で行けましたっけ?

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2022年4月14日 (木)

参勤交代のお値段~島原から江戸へ

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「超高速!参勤交代」。面白い映画でした。と同時に、参勤交代の大変さを実感した映画です。

参勤交代は諸大名に金を使わせ、力を付けさせないようにさせた施策だと高校の時習ったような記憶があります。


島原藩は江戸から遠い所にあり、関東の諸藩よりは費用がかかったと思います。下の二冊の本に島原~江戸への費用の事が書いてあり、いつも同じ道、同じ人数でいったわけではないらしいのです。


肥前街道の陸路。九州路の長洲へ渡航して肥前街道へと合流する道。なお、下関から江戸までも陸路もあり、嶋原藩豊州領長洲から瀬戸内海を航し、大阪から東海道の道を用いたこともあったそうです。


人数も元禄14年では90名、天保9年では64名。なお、旅装も粗略にしたこともあるそうです。


ということで、一概にには言えないこともあり、また、江戸時代の通貨を現代のお金に換算することが困難なことは以前書いたことがあります。


このような事を加味しながら、高木氏は次のように書いておられます。



以上の記録から推測の域を出ないが、概して往復五千両は必要であったのではないかと考える。

五千両を石に換えれば約五千石となる。一石は四斗入りの一俵の二俵半に当たることから、五千石は一万二千五百俵となる。然して平成十八年現在、米一俵(中質米の米価)一万五千円程度であるから、一万二千五百俵の値段は一億八千七百五十万円となる。
従って、現在の金に概算して参勤交代に要する費用は一億八千万円~二億円程度であったのではないかと考える。


島原~江戸の参勤交代の費用がいかに莫大であったかが分かります。これなら、参勤交代が大名の力をいかに削いでいたのかが分かります。


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2022年4月11日 (月)

今日の「諌早の眼鏡橋」と「島原城の古絵はがき」

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諫早の眼鏡橋のツツジ、土曜日はもう少しかな?だったのですが、病院の帰りがけ、今日寄ってみたらほぼ満開でした。本来ならイベントも行われていたのですが、コロナで中止。来年こそはと期待をしています・・・

先日、島原城の紹介をしましたが、探していたら、まだ、城が復興する前の絵葉書が出て来ました。


左は使用済みの葉書で、”2.10.27”の消印があるので昭和2年以前の姿かと思われます。右は堀の中に木が見えるので、二の丸から本丸の間と思われます。


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左は堀の中に建物が見えます。このようなところがあるのは、前と同じく、二の丸から本丸の間の掘かと思われます。

右は、お城に入る通路が写っていますが、本来はありませんでした。


なお、解説文には笑いました。


春高楼の花の宴・・・松平重政の築城にかゝり、三十三箇の櫓、七箇の城門を有したという大城であったが、島原の乱で炎上して今は濠趾のみ昔の名残をとゞめている。


間違いもここまでくれば、笑うしか無い、というところですが、誰が説明を書いたんでしょう?絵葉書に書いてあるので、知らない人が読んだら本気にしますよ。


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先日諫早にできたお店です。なにやら、東京でも有名なお店らしいのですが、前から気になっていたので寄ってみたら、ズラリと並んで入れませんでした。なお、テイクアウトのパンは売り切れ、次の商品ができるのが1時とあったので、帰って来ました。平日の昼、皆さん傘までさして、平和ですね。

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2022年4月 7日 (木)

島原城の説明版~これで良いのかな?

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(例によって写真はクリックすると拡大します)

先日、島原城に行ってみたら、島原城築城400年に向けて矢狭間の大改修をしていました。

左は玄関前の説明版。右が、以前あったのか、別の所にあったのかしかとは分かりませんが、城の図が随分違っています。


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下の方、右の図からの説明です(クリックすると拡大します)。

一番右の赤丸が大手門。隣に図書館があります。
下の赤丸が車の出入りする道、出たところに具雑煮の姫松屋さんがあります。この通路は当時はありません。
右から三番目の赤丸、ここに「廊下橋」があり、二の丸から本丸へ渡って行きます。
赤の矢印、三の丸。第一小学校があります。緑の矢印、森岳公民館と文化会館。
細い赤線が大手門から二の丸への通路。ウオーキングをするお侍さんは、逆回りに行ったかも。二の丸から本丸へはスンナリ入れないように、迷路状になっています。


左の城の図、右の矢印、観光客用に作った通路だそうです。昔はありません。これがないと、お客さんが本丸に入るのが不便です。
赤丸、二の丸から本丸へどうして行くんでしょう?。三の丸がありません。


もっとも、観光客用につくった説明版なので、これはこれで良いとは思うのです。
ただ、これでは、お客さんが三の丸があったこと、廊下橋があったこと、いまのお客さん用の用路は無く、いかに堅固で考えられた城だったのかは分からず誤解されるので、お城に入る所に昔の姿の説明版も欲しいところです。


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この記事をかくにあたり、ネットでイロイロ調べていたら面白い写真が見つかりました。島原城復元工事中の写真です。

下は、地元島原新聞のヘッドラインニュース、2014年4月5日の分。


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時事ドットコムにて拾いました。

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なお、廊下橋については以前紹介をしていたので
こちらをクリック  →こちらもついでにクリック 

なお、赤丸印、矢印は大体のところですm(_ _)m。



 

2022年4月 3日 (日)

★五味康祐著「スポーツマン一刀斎」★「水木しげるの妖怪まちがいさがし」

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朝ドラ「カムカムエブリバディ」、いよいよ最終週を迎えました。

ハリウッド映画の「サムライベスボール」も順調に進んでいるようです。


「サムライベースボール」のオーディションを見ながら、五味康祐さんの「一刀斎」の小説の事を思い出しました。一刀斎は一刀流始祖伊藤景久十七代目の末裔で、剣術の達人。ふとしたことから巨人に入団、という小説。サムライ(ベースボール)=剣術=一刀斎と連想をしたのですが。

連続本塁打37本という凄い成績。ただ、玉が来るとヒラリとよけてしまうので守備はまったくダメ。この小説で面白いのは、別所毅彦、川上哲治等実名で出ていること。野球全盛の時の雰囲気が味わえます。

なお、一刀斎は剣術の奥義を極めるため「色道修行」に進みますが(剣術と色道の関係はですね・・あるんです)
、なんと、山本富士子さん、岡田茉莉子さんという超大物も実名で登場。で、一刀斎とどうな関係になるのかは本をお読みください。

山本富士子さん、岡田茉莉子さんの承諾は得ていたのでしょうか??なんか気になります。

なお、作者の五味康祐さんは「柳生武芸帳」などを書いた売れっ子作家でした。また、クラシック音楽、オーディオ関係の本を数冊書かれています。最近、レコードで音楽を聴く若い人が増えてきているようですが、是非一冊手に取って読んで見てください。本物のオーディオファンというか、オーディオを極めた人間の姿が分かり参考になります。


先日、水木しげるさん関係の本が出ていたので買ってきました。


水木しげるさんの妖怪の絵と妖怪の説明が書いてあります。それと同時に左右に同じ絵が描いてあり、5ヵ所間違を探すというものです。雑誌などに書かれたある間違い探しと違い、超難問。

間違い探しはボケ防止にもなり、大型本なので左右に首を振りながら見るので、首の血行が良くなり肩こり予防になります(個人によって効果は異なります)。一冊の本で、絵を楽しみ、ボケ防止、肩こり防止と、三度楽しめる本です。

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新玉ねぎの収穫風景です。新玉ねぎは美味しいですよネ。これ、機械ではできないので、一個一個手で収穫するので大変です。

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