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2021年12月 1日 (水)

「みを(miwo)」★”AIくずし字認識ソフト”を使ってみて

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以前から書いているように、古文書研究会で勉強していますが、まったく予習も復習もしていないので3年たってもロクに読めません。

2,3年前だったか、くずし字解析ソフトができるらしいという話があり、その頃、1字くらいなら読み取れるソフトがあったので試してみても思うようには読み取れませんでした。


先日、ニュースでかなり古文書がよめるソフトが開発されたという事を知り、インストールしてみました。ちなみに私はiPhoneを使っているので、App Storeから「みを」というAppを
入手。無料です。「みを」の開発等々については→こちらをクリック

どれくらい認識できるのか、さっそく試してみました。


上の左の文書は江戸時代の定めになります。この冊子は江戸時代に発行された版木本。この手の冊子は寺子屋などでも使われたらしいのですが、きれいな手本のような文字です。


これを、スマホのカメラで読み取り認識させたものが右の緑の文字になります。


間違いが「兄弟」。「兄第」になっています。間違いが一字だけ。


これは手本みたいな文字なので、離縁状(三行半)を読み取らせ、認識させました。この文書は実際のものです。


「義」が「き」。「此度」が「中漬」。「者」が読み取れず。「候」が読み取れず。「江」が「候」。「座」が「産」。「件」が「竹」。


間違いが40字のなかで8文字。ということはテストでいうと80点。十分に合格です。


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離縁状も読みやすい字でした。というところで、現在解読中の庄屋さんが書いた、地方文書(じかたもんじょ)。丁寧に書いたところもありますが、この部分、読みづらいというより、私はまったく読めません。

一番最後の赤丸「乙名中」ですが「こ房し」になっています。「し」は「中」の中棒が下まで流れていった所を読んだものだと思います。。あとは私には読めないので、皆さんで読んでみて下さい。これ、赤点以前ですね。というより、試験も受けさせてもらえないランクだと思います。


Img_9522  Img_9523  

こうしてみると、きれいに書かれた文書は思ったより認識ができました。崩れた文字はまだまだのようです。ただ、まだデーターとした文字が地方文書まで行ってはいないのでは無いかと思います。

AIの近年の進歩は著しく、チェスがAIに負け、まさかと思われた将棋がAIに破れ、絶対と思われた碁が遅れを取りました。ですから一番最後のような文書も、いつの日か解読されるのではないかと期待しています。


現在の使い方としては、ある程度解読できた文書はそれを元にして、誤読、不明な部分は前後の文から推測し、辞書などを使い解読すれば良いのではないかと思います。


もっとも、まったく読めない方には無理な話で、現在では、やはり基礎から学ばないと「みを」使いこなすのは無理かと思われます。


一番下の画像は「みを」の画面になります。使い方は思ったよりも簡単でした。古文書に興味のある方は一度使って見てください。まだまだ完璧なものではありませんが、役にたつ部分もあるとは思います。

あと一つ.一番上の定めの文書。読みのルビが振ってあり、私が赤字で書き込んだ部分があるので、これが認識に邪魔になるのではないかと思っていたのですが、まったく影響がありませんでした。これには、ビックリしました(゜ロ゜)。



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