千々石町「天満宮」のしめ縄作り
正月を前に各地の神社のしめ縄作りが行われます。地元の天満宮のしめ縄も、先日取り替えをしました。
千々石の天満宮については以前にも書きましたが、今年、千々石ミゲルの墓所(推定)の最終発掘調査があり、この父親が祀られている神社です。
藁打ち仕事ですが、昔は「おとうは土間で♬~藁打ち仕事♩~・・・」とやっていたわけですが、今の住宅には土間も無く、これだけの藁を打つとかなりの時間がかかります。で、道路工事用のローラーの出番。乗用車で行ったり来たりしている所もありました。
本来は「藁すぐり」といって、藁についている「はかま」などを取り除くきます。「ワラ選リ3号」と書いてありました。今は使う家もないと思います。
ワラを右のように小さくまとめていきます。しめ縄を巻いていくとき、これを差し込んでいきます。
しめ縄の中心部。吊して作ったり、端の方から巻いていくところもあり、各地様々なようです。
真ん中が決まったら、ワラを巻いていきます。
この時、「どちらにひねる?」「右に巻くのか?左に巻くのか?」と一番時間がかかるところです。後はドンドンと進んでいきます。この時、小さくまとめたワラを差し込んでいきます。
なお、しめ縄の真ん中にはロープを入れています。これが無くては、しめ縄はたるんでしまいます。手前のロープを張っているのは私です。楽だから。
しめ縄にヒゲがでているので、散髪。ということで完成。キレイキレイになっています。
天満宮には二つの鳥居があります。左が享和3年(1803)に建てられたもの。右が大正年5年に建てられたもの。
右は去年のしめ縄を取り除いたところ。やはり、しめ縄が無いと寂しいですね。
今年の天満宮の行事は、残すところ、神迎えと年越しの二つをになりました。
コロナの影響で常会での懇親会等もなくなり、地域の触れあいも少なくなったようです。早く元の生活に戻ってほしいものです。
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