コーヒーに、はまり込みました。
昨日、齢70にしてスタバに初めて行きました。齢70のスタバデビューです。どうしてこうなったかは後ほど。
30年程前、多少コーヒーに興味を持ち、ミルなども揃えましたが、面倒くさいのですぐに止めました。
ところが、ここ数ヶ月、ハマってしまいました。
で、私、何をやるにも道具に凝る癖があり、知らない間にいつの間にか増えました。よく、ヘタは道具に凝る、とは言いますが、碁を習っていた頃、良い道具を使うと腕が半目上がると言われました。確かに、何でもそうですが、良い道具を使うと「高いもの買ったんだから頑張ろう」という気になります。
一番高かったのはコーヒーミル。買うにあったって、以前紹介したnaiさんに相談をしたら、豆をひく所が、プロペラみたいになっているのは、オヨシナサイ、臼型のが良いですよ、ということで、手回しもでき、手回しのとこにアダプターを付ければ電動にもなるという優れものを購入。あと、高いものといえばケトル。
このケトル、頭のところに温度計が付いていて便利です。お湯の温度が90~96度くらいが良いとか。普通のヤカンで沸騰させ、ケトルに入れればちょうど良い温度になります。
あと、お水ですね。以前紹介しましたが、島原の有名な湧水です。行ってきました。
淹れてみて、粉が膨れていくところ、楽しいですね。実は、以前間違っていて、コーヒーのお湯を最後の一滴まで落とした方が良いと思っていたのですが、最後の方は落としきらない方が良いとのことで、右側、最後のお湯は別のカップに入れて飲んでみたら、確かにマズイ。
ここまでコーヒーにはまり込んでだ理由ですが。Amazonのプレミアムビデオに「A FILM ABOUT COFFEE」という映画があり、この中に、今は閉店をした「大坊珈琲店」が紹介をされていて、店主の大坊勝次さんがコーヒーを入れているところがあり、この姿に魅了されました。
大坊さんの本に、閉店するときお客さんから手紙をいただいたことが書いてあります。
コーヒーをいれる/コーヒーをたてる/そういう動詞はあっても/コーヒーをみせる/という体験は初めてで/それは見せるであるより/魅せるという字を/当てた方が良いのかもしれませんが・・・・・・茶に道があるなら/珈琲にも道があるはずで/それは 静かで 素敵な/時間でありました。・・・・(/は行替えの部分)
上の文と、下の写真は大坊勝次氏著の「大坊珈琲店のマニュアル」からです。映画でも同じような姿が見られます。なお、YouTubeでも「大坊珈琲店」で検索をすると、少しですが、大坊勝次氏のコーヒーを入れる姿が見られます。
と言うことで、この姿を見て、すっかりコーヒーにはまり込みました。
写真のカウンターの後ろにメニューが書いてありましたが「30g 100cc/ 25g 100cc/20g 100cc/25g 50cc/ 15g 50cc」とあり、これって、30gのコーヒー豆で淹れて100ccのコーヒーを作るということですね、多分。コーヒーを入れる方は分かると思いますが、かなり濃いコーヒーです。25gで50ccってなによ?という感じですが、試してみます。
こちら方面、田舎なので大坊珈琲店など望べくもなく、YouTubeで様々なコーヒーの入れ方が見られるので、それで勉強をしています。豆の種類、焙煎、粉の引き方、粉の分量、水の分量、お湯の温度、器具の違い、淹れる方法と様々な過程を経て一杯のコーヒーが出来るわけですが、見ていて面白いですね。
某プロの方のYouTubeを見ていると、スタバのコーヒーが美味しい、と言うことで、お近くの店で、ハウスブレンドのスタバのコーヒーを買ってきて(これしかありませんでした)淹れてみたら、本当に美味しくいただけました。ということで、実際お店に行ってスタバデビューになったわけでした。
今のところ自分に納得のいくコーヒーが飲めるのは10杯に1杯かなとは思いますが、日々勉強をしたいと思っております。
追伸です。大坊勝次さんはネルドリップを使っていますが、私も真似をしてみましたが、確かに美味しかった。
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確かにネルは美味しいですが、保管方法に難があります
のでお店でもしてない限りは面倒になっちゃいますね!!!!
何回か投稿させていただいてます
楽しく、読ませていただいております
投稿: くるみのパパ | 2021年8月 6日 (金) 11時39分
コメントありがとうございます
あれから、ドリッパーがまた一つ増えました(^_^)
ネルは確かに、保管、ネルの枠への取り付け、洗浄など面倒くさいですね。
まだ、珍しいので愛用していますが、いつまで続くかですね。
最近、やっと満足の出来るコーヒーを淹れることが出来るようになりました(自己採点・自己満足)。
しばらくは、あれこれと試してみるつもりです。
投稿: sugikan | 2021年8月 6日 (金) 21時51分
最近はやりのキャンプでは、皆さんがかっこよくがりがりと豆を挽いていますが、キャンプ自体でそれ程、コーヒーが飲みたいなら家で飲んできなよ~と言いたくなります
何でも流行りすたれがありますが、道具ばかりが増えて車の中は道具だらけ。
私はいかにミニマムにできるか?いかにごみを出さないか?をいつも考えていて、キャンプ場でも一杯分が入ったコーヒーを入れる程度です
それでも美味しいです
キャンプもある程度の年齢を超えると体に無理があります、寝ずらいし朝は暑いし・・・・・
キャンプ場でわざわざBBQしなくても、美味しいご飯は食べれますし、いっそなら焙煎をしてみるのも面白いかもしれません!
投稿: くるみのパパ | 2021年8月 9日 (月) 10時09分
sugikan
野外でのコーヒーで羨ましいと思うのは、登山家がアルプスとかヒマラヤで飲んでいるコーヒー。私にはとうてい無理ですが(^_^)。
あと、カーボーイが野宿して飲んいるコーヒー。ヘミングウェイの小説にも、カーボーイが野宿して、フライパンにベーコンを入れ、目玉焼きをしている場面がありました、確か飲んでいるのもコーヒーだったかな?フライパンにベーコンに卵は憧れました。
キャンプは車の発達、道路とキャンプ場の整備で昔とは随分変わってきました。車で来て、メシ食って、騒いで、帰る。なんとも味気ないものです。
もっとも、私はインドア派で、家でガリガリするのが好きなのですが・・・(^_^)v。
投稿: sugikan | 2021年8月11日 (水) 19時54分