「千々石ミゲル墓所調査プロジェクト主催」講演会
(写真はクリックすると、いささかハッキリ見えます)
千々石ミゲル墓所の第4次の発掘が、8月2日から始まります。
これに伴い、昨日は千々石町、今日は諌早で講演会が開催されました。調査は今回の調査が最終調査になるということです。
第一部の講演はプロジェクト代表で千々石ミゲルの子孫の浅田昌彦氏、プロジェクト調査統括の大石一久氏。第二部がお二人に加えて、発掘調査副担当の安楽勉氏、プロジェクト副代表の町田義博氏、同・井出光則氏。
浅田氏の話は千々石ミゲル、大村藩、そして、浅田家との関係のお話。大石氏の話は、伊木力にある墓所をなぜ千々石ミゲル夫妻の墓所と推定したかの根拠。これには、浅田家をどうして知ることが出来たのか、文献調査、地域の文化の特性なども交えての話でした。
なお、発掘に至るまでの経過、第1次、第2次、第3次の経過など詳しいことは「千々石ミゲル墓所調査プロジェクト」を参照→こちらをクリック
「千々石ミゲル墓所調査プロジェクト」には、千々石ミゲルの生涯、講演会で話された事も含んであり、この墓所が持つ意味なども書いてあるので、是非、お読みください。
今回の調査はクラウドファンディングで資金調達をしています。金額によって、お礼メール、概要パンフレット(PDF)等お礼があるそうですが、私の場合は「墓所調査結果報告(DVVD)」を入手したいのですが、これ30,000円でお高いようですが、「調査発掘直後のオンライン報告会」が入っていて、「発掘直後」とあるので、調査した日の発掘の様子、発掘品なども見られるのではないかと期待しつつ30,000円で協力をしようかと思っています。
申し込については「千々石ミゲル墓所プロジェクト」にも記載してあるので、興味のある方はご協賛を。なお、第3次調査の時は私も見学に行ったのですが、発掘を見られる場所が狭く、夏の暑い時期で大変でした。→こちらをクリック
ということで、現場に行って見学をするのも大変なので、興味ある皆様は「発掘調査直後のオンライン報告会」が見られる30,000円コースをお進めいたします。
なお、大石氏の話では、あまり期待されると、でない、という事もあるので、過度の期待はしないように、ということでした。
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