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2021年7月29日 (木)

古文書の畳たみ方

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上の文書(もんじょ)は「宗門改」で熊本藩のもの。多分、家老に提出したものだと思われます。

昔の書簡、文書等を見ると、きれいに畳まれているものが多数見受けられます。上の写真、下の方が広げたもの。上の長細いのが、同様な文書を畳んだもの。器用に畳んでいるのが分かると思います。こんな小さいところにばかり気がつくので、出世はできませんでしたが・・・(^_^)。


某日、史学で古文書を専攻し大学院にいった方と話しをしていて、この事を思い出し、「昔の人って書簡など畳むのが上手ですね」。と言ったら「あれ、簡単ですよ」、「・・・(T_T)?・・・端っこから上手に畳むのって、大変でしょう?」。


「いえいえ、こうして丸めて、そのままペシャンコにして・・・」


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「広げれば、出来上がり」ですって。試してみたら、「ほんまや~!!!」。でした。

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時代劇で「上意でござる」とかいって、パラリと広げる場面があります。アレって、どう折ってるんだろうか思い、折り目を調べるべく、ネットで「家康さん書状」を画像で調べると・・・各自、学習を。

現代、文字の所を折るな、という方もいますが、こんな長いものを書く方いませんよね。まして、今や横書き、PCで書き印刷、メールでのやりとり。昔の文書を見て、書いた人がどんな人物だったのか、想像するって楽しいですよ。


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