« ん?心霊写真?~雲仙・普賢岳鳩穴 | トップページ | 「篭立場」?「駕立場」?「籠立場」?雲仙市 »

2021年5月25日 (火)

「ゆうえんち」(夢枕獏著)~”須久根流 無寸雷神”に挑戦

1_20210525185101

先日、夢枕獏さんの「白鯨」について書きましたが、その折り「ゆうえんち」についても少し触れました。

その中に、須久根流の「無寸雷神」というワザが書いてあって、ナンか、私にも、できるかな?と。もともと、理科少年なので、なんでも試してみる癖はあるのですが・・・


技としては、相手の頭部を両手に挟む。左右ほぼ同時に力を込めて打つ。ただし、完全では無く、わずかな差を作る。最初の打撃で頭は片方へ向く、次の打撃で頭は反対へ動く。当然、脳も左右へ揺れダメージを受ける。


という技ですが、夢枕獏さん次の通り書いています。



 たとえば、鉄の鍋に水を張り、豆腐を入れる。この鍋を両手に挟み、この技を使えば、達人であれば、三度目か、四度目で、豆腐の角がぽろりと崩れる。

 常人でも、金槌をふたつ使って、何度も鍋の縁を叩いていると、同じことができる。
 水の中に生ずる波動が互いに干渉し合って、そこの物体を破壊するのである。


なんとなく、出来そうじゃありませんか。ということで、豆腐を準備。硬い豆腐より、柔らかい豆腐の方が良いかと。


最初、ゲンコツで叩いてみましたが、白魚のような指では全然ダメ。


2_20210525185201 3_20210525185201

ということで、金槌を二本用意して、獏さんの書いているとおり、左右わずかな差をもって叩きました。強く叩いたり、強弱をつけたり、小刻みに叩いたり、イロイロな叩き方を試すこと小半時。すると・・・

4_20210525185201 5_20210525185201

なにも起こらず、左が使用前、右が使用後。まったく、なにも起こりませんでした。

6_20210525185301 7_20210525185301

按ずるに、鍋が薄く、力一杯叩くと凹になり、オクサマに見つかると「アホ」と怒られるので、多少力を抜いたのが原因かと。

ターシャ・テューダーさん(以前、紹介をしました)曰く、「私は、いろいろなことをするのが好きです」。この言葉を胸に秘め、再度挑戦をします。


« ん?心霊写真?~雲仙・普賢岳鳩穴 | トップページ | 「篭立場」?「駕立場」?「籠立場」?雲仙市 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

でもこの技、昔の漫画にあった様な......似た様なのがあるんでしょうか?


>でもこの技、昔の漫画にあった様な......似た様なのがあるんでしょうか?
私も、気にはなっているのですが(^^;)

修羅の門に出てきた菩薩掌ですね。


というより、次の出版はいつでしょう。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ん?心霊写真?~雲仙・普賢岳鳩穴 | トップページ | 「篭立場」?「駕立場」?「籠立場」?雲仙市 »

フォト
2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

ブログランク参加中ポチしてね(^o^)

最近のトラックバック

amazon

無料ブログはココログ