「青天を衝け」で「渋沢栄一」の”このこと”を、NHKはどのように描くのか?
NHK大河ドラマ「青天を衝け」。日本資本主義の父といわれた「渋沢栄一」のドラマとは、皆さんご存じの通り。視聴率の方も順調だとか。
上の本はドラマのノベライズで早々と出版されていました。本の帯に書いてあるように、これからあと3巻出るという事です。
渋沢栄一の書いた「論語と算盤」は本屋に平積みされて、かなり売れているようです。評伝、小説も各種あるようですが、私、他人と同じ本を読むのはイヤなので幸田露伴の本を買ってみました。
出だしが「仁孝天皇の御代の第二十四年、徳川家慶が将軍職を任ぜられての第四年、天保十一年二月十三日を以て渋沢栄一は武蔵国榛沢郡血洗島村に生まれた。・・・・」と。やはり、慶応3年生まれの方の文章ですね。
下の本に取り上げられているのは「有馬頼義」「伊藤博文」「井上馨」「大杉栄」「岡田時彦」「梶山季之」「川上宗薫」「尾上菊五郎」「北原白秋」等々、合わせて52名。女性が「田中絹代」「真杉静枝」「山田順子」「吉屋信子」。
まあ、皆さんお盛んなことで、と関心をし、私も少しは頑張ろうかと・・・
で、この本にはもちろん「渋沢栄一」のことが書かれています。本を買うのがもったいない方は、ネットで「渋沢栄一 女性関係」で検索を。
山田風太郎の「人間臨終図巻 下巻」です。
渋沢栄一は91歳で亡くなっています。他に、西園寺公望、チャーチル、サマーセット・モーム、武者小路実篤、白井喬二も同じ歳で亡くなっています。
渋沢栄一の業績、人となりについて書いてありますが、最後の数行に次のように書いてあります。
ー とはいえ、きれいごとばかりで大富豪になれるわけがない。女道楽にかけても渋沢は大変な色豪で、そのためばかりではないが、岩波茂雄に勧められて『渋沢栄一伝』を書いた露伴は、以後渋沢の名が出るたびに不機嫌な顔をした。
ということで、幸田露伴が書いた「渋沢栄一伝」を読むのは途中で止めました。
さて、NHKは渋沢栄一の”このこと”をどう描くのか、非常に興味のあることで、後半だけはこのTVドラマを見ようと思っております。
« もうすぐ春~ですね♪♫♪・・・”ファミマ” ”ローソン” ”セブン・イレブン” | トップページ | 「役所メシ」デビュー~諫早市役所にて »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 正月早々食いっぱぐれ(・_・、)(2025.01.09)
- 正月なので孫が来ましたが・・・(2025.01.03)
- 年末というのに・・・(2024.12.31)
- 令和6年 橘神社大門松造り進捗状況(2024.11.25)
- 台風10号~確かに通ったはずなのですが?(2024.08.31)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 島原半島に関する三冊の本(2024.05.05)
- 気まぐれ資料館~次は「草双紙」の世界(2023.01.15)
- ザッとした読書感想文なのですが(^_^)(10月~11月中旬読了)(2022.11.13)
- 落語「紀州」の原典は松浦静山「甲子夜話」?(2023.09.19)
- 「積ん読」の効用(2022.08.19)
« もうすぐ春~ですね♪♫♪・・・”ファミマ” ”ローソン” ”セブン・イレブン” | トップページ | 「役所メシ」デビュー~諫早市役所にて »
コメント