「中華管球式アンプ」がやって来た!
先日「中華アンプ」の事を書いたばかりですが・・・
音楽を聴き始めたのが中学校の三年生の2学期。高校では授業をさぼって、思案橋付近の某喫茶店に出入りしていました。見かけは普通の喫茶店ながら、中にもう一つ扉があって、その中がjazz喫茶。曖昧な記憶ですが、JBLのデッカいスピーカーが置いてあって、多分「SUNSUI」の管球式のパワーアンプアンプだった記憶がありますが、真空管の灯がなんともいえず、音楽も管球式らしい暖かい音で憧れました。
家にはソノシートをかける、安っぽいプラステックのプレーヤーしかなく、いつかはビッグになって良いオーディオを手に入れるぞ、とは思いましたが、ビッグにはなれませんでした。
ということで、管球式のアンプには憧れを持っていたのですが、なにせお値段がということがあり、長い年月が経ったのですが、先日「中華アンプ」について紹介をしましたが、中華アンプにも「管球式」のものが有るということで、YouTubeで音などを確認して、「AIYIMA T2 PRO」を購入。費用の方は、先日CDを売って17,000円ほどになったので、それで購いました。
おもては、パワースイッチ、BT/AUXの切り替えスイッチ、高音、低音、音量のコントロール。裏面はRCA、スピーカー、Bluetoothのアンテナ、電源の端子といういたって簡素なもの。
初めての真空管。小さいので管の足も細く、おっかなびっくりで差し入れましたが「もっと奥までよ~」という声が聞こえたので、思い切ってズブリと差し込みました・・・マウス比べると大きさが分かると思います。
少し前に買った「中華アンプ」と比べると、さすが少し大きいことが分かります。下にあるのが今まで使っていたアンプとCDプレーヤー。
真空管ですから、ほんのりと灯りが光ります。下の青いのは飾りで、本体から青い光が出るようになっていました。なお、真空管は「北京6J1」です。
さて、管球式のアンプは管球を替えると音が変わるとかで、評判の良い真空管を買ってみました。真空管なのにこんな薄っぺらな包装で良いのかよ、というような感じで送ってきました。「新品」の文字。ですが・・・
裏ですね。「1980年12月製造」です。使っていないので「新品」です。なお、「軍用規格品高精度選別管」ですが、足が見事にひん曲がっていました。中国の「軍用」品ってこんなもんですかね?もちろん返品しました。お値段が2本で1,400円で、計算すると(までもなく)一本700円です。
なお、ロシアとアメリカの軍用品に良いのがあるそうなので注文中です。どちらもお安い値段です。片方にアメリカ軍用製、もう片方にロシア軍用製を付けるとどうなるか、楽しみですね。戦争になるかな?
アンプの音ですが、大体のところで満足をしています。低音が意外と伸び、と言ってもドンシャリの音では無く、jazzとシャンソンの女性ボーカルの声は艶っぽく聞こえます。楽器の分離もハッキリしています。ただ、クラシックのオーケストラの音はチトきつい。広がりが不足の感は否めません。あと、もう少し大きな音が出ないかという事もあります。なお、音の方はiPhone12miniとソニーのWalkmanにてBluetoothで接続をしました。
ただ、アンプのお値段が7,540円と言うことを考えれば不満は言えません。アパート住まい、ご近所の関係で大きな音が出せない方にはピッタリだと思います。
購入の際にはYouTubeでかなり取り上げて説明をしているので、そちらを参考に。自己責任でご購入を。
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