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2020年10月25日 (日)

「メリー・ポピンズ」&「ウォルト・ディズニーの約束」&「風にのってきたメアリー・ポピンズ」

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愛読書のビッグコミック。いつもは、漫画の部分だけ読んで、エッセイなどは読んでなかったのですが、なんとなく「ホイチョ・プロダクション」なるところが書いたのか、最終回らしく「『この1本の中』のこの1本」の一番最後に「メリー・ポピンズ」とその映画を作った裏話の「ウォルト・ディズニーの約束」がとり上げられていました。

私、大体がオペラが余り好きでなく、10円玉1個拾っても大げさな身振りで「お~10円~~拾ったんだ~♫♪~なんて~良い日~なんだろう♪♪♫~」なんて歌われると、背中がムズムスしてしまうのですが。


ミュージカルもその様な事で余り見たこともなかったのですが(”ウェストサイド・ストーリー”とか”雨に唄えば”とか”サウンドオブミュージック”とか”シェルブールの雨傘”とか”巴里のアメリカ人”などは好きですが・・・)気になって「メアリー・ポピンズ」を観て「ウォールト・ディズニーの約束」を観て、ついでに原作まで読みました。

横道にそれますが、メアリー・ポピンズの思い出と言えば、映画で「チム・チム・チェリー」という唄があります。”なだいなだ”さんという小説家・随筆家であり、アル中の医者、といってもアルコール中毒のお医者さんではなく、アルコール中毒(依存症)を治療するお医者さんですが、導尿もしていたらしく、チンポコを握って、管を入れますが、アレってイヤですよね。患者もお医者さんも。で、なだいなださん「チム・チム・チェルー」を唄ってたそうです「チム・チム・チェルー、チム・チム・チェルー、チム・チム・チェルー、私は煙突掃除屋さん・・・」。

さて、映画「メアリー・ポピンズ」はほとんどの方がご存じだと思います。なに?観ていない?すぐに観てください。AmazonのVideoでみられます。


「ウォルト・ディズニーの約束」はこの映画を撮った経過が描いてあります。、ディズニーは原作者のトラヴァースさんに許可を取るのに20年かかったそうです。ディズニーの二人の子どもがメアリー・ポピンズの本を読んで喜んでいたのを見て、自分も読んで面白く、本がボロボロになるまで読んだそうです。この間の、「丸見え!神ワザSP」での映像ですが、二人の娘さんですね。そして、映画にすることを約束していたのでしょう。


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「ウォルト・ディズニーの約束」ですが、原作者のトラヴァース夫人はお金に困窮し、エージェントの勧めで映画化にいいやいやながらOKし、ディズニーの所へ行きます。しかし、スタッフ等に何かとクレームを付けます。アニメはだめ、ミュージカルはだめ、赤い色は使うな。打ち合わせの時の会話は全部録音すべし。とにかく、頑なな態度を崩しません。見ていてイヤなババアです。この録音は、映画の最後に実際にテープレコーダーを回し、実際のやり取りが聞けます。

映画は、トラヴァース夫人の小さいときの思い出も描かれますが、お父さんは銀行員。楽しい思い出も描かれますが、お父さんは現実社会に適合できないところがあり、アル中になり亡くなります。お父さんの死にはトラヴァース夫人もかかわり、その事を引きずっているのですが。


トラヴァース夫人は、運転手のラルフ、スタッフのアイディアなどで、だんだん打ち解けますが、ペンギンが踊るところ、実際ペンギンをどう踊らせるかについて聞いたところ、「アニメ」を使うとのこと。これを聞いて、怒り狂ってイギリスに帰って行きます。


ディズニーはすぐに追いかけ、トラヴァース夫人を訪れますが、彼は自分の生い立ちについて語り始めます。ディズニーも父親に対し、引きずっているものがあるのですが・・・・この話しを聞きトラヴァース夫人は映画化の契約書にサインをし、映画化をディズニーに任せます。


最後は、映画の披露会の時トラバース夫人は涙します。もちろん、満足の涙です。


そして、この満足は、映画の目的、即ち映画の原題「Saving Mr.Banks(バンクス氏の救済)」になっていたからです。ここのところ、詳しく書けば、皆さんが映画を見るときの感動がなくなるので、映画をご覧下さい。再度書きますが「ウォルト・ディズニーの約束」の原題は「Saving Mr.Banks」です。


映画に出てくる3人のスタッフ、受付のトランジスターグラマー(古いナ)のドリーさん、そしてトラヴァース夫人を送り迎えする運転手ラルフさんの素敵なこと。ラルフさんは障害を抱える娘を抱えていますが、その娘さんが「メアリー・ポピンズ」の本が好きで、ラルフさんも読んでいますが、その本に「ジェーン(ラルフさんの娘)、そして親愛なる父上、ただ一人、好きな米国人ラルフへ」と書き込みます。


この映画、トラヴァース夫人、ディズニーの心に抱える問題とその解決が主題だと思います。2回観て3回泣きました。2回は映画を観て、そして1回は思い出しながら・・・・


小説「メアリー・ポピンズ」を読んで、映画と小説のメアリーポピンズの姿の違いに驚きましたが、一言でいうと「ウォルト・ディズニーの約束」でトラヴァース夫人のセリフ「メアリー・ポピンズは気まぐれや感傷が大嫌い」というのがピッタリだと思います。ただ、映画の「メアリー・ポピンズ」もそんな姿は見られますが。


さて、長々と書きましたが、最初「メアリー・ポピンズ」を観て、「ウォルト・ディズニーの約束」を観て、「風にのってきたメアリー・ポピンズ」を読んで、再び映画「メアリー・ポピンズ」を観ると、この「メアリー・ポピンズ」でトラヴァース夫人とディズニーが何を語りたかったのかが分かると思います。子どもの映画でもあり、大人の映画でもあります。



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コメント

名文ですね!
恐れ入り谷の鬼子母神
あったりまえだのクラッカー

お褒めに預かり恐縮です。
まえだのクラッカーをご存じとは、同年配の方とお見受けいたします。

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