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2020年10月21日 (水)

「給湯管」かな?~雲仙

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どうでも良いといえば、どうでも良いことなのですが・・・

上の絵葉書を見ていると、下の方に管のような物がみえます。

(各写真は、クリックするとハッキリと見えます)

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2012年11月10日に「ガイド養成研修」の様子をブログに書きましたが、その時、地元のガイドさんから、昔の温泉の給湯管(というのかどうかはよく分かりませんが)は、杉をくり抜いて、源泉からお湯を引いていたという話しを思い出し、行ってみたら、まだありました。中心の所、穴が見えます。

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今は、下のような管でお湯を引いています。左は湯気が出て、管が数本あるところを見ると源泉の一つかと思われます。

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もう一つ思い出したのが、下のガラスの乾版で。

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ポジに直したら下の写真。矢印の所、特に黄色の矢印、なにか流れているのが見えます。

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ここも源泉らしく、といえばお湯しかないのですが・・・最初は竹かと思ったら、意外と分厚い感じで、多分木を利用した管みたいな感じです。

一番上の写真は「日本八景雲仙岳」と書いてあり、「日本八景」に選ばれたのが昭和2年ですから、それ以降の事になります。


ガラス乾版の写真は、小浜の写真屋さんが撮った写真で、他にも20枚ほどあり、調べてみると明治後期~大正期の写真のようです。


ですから、ガラス乾写真が一番古く、絵葉書が次に古いと思われます。
給湯管は最初、上側からくりぬき、その後、中心をくり抜いたものだと思われます。

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ついでに、地獄の中を歩いてみましたが、昔は温泉卵を売る人も沢山いたのですが、今、一軒だけみたいでした。記念写真屋さんもいて、団体、新婚さんなどを撮って後で郵送していたのですが、今や写真屋さんは一人も見受けられませんでした。スマホで皆さん自撮りなどしていました。

右の写真は、雲仙お山の情報館別館に飾ってあった写真です。見るとおりバスと観光客で一杯です。バスはボンネットバスではないので、そんなに昔ではないと思われます。思えば長崎の小学校の修学旅行は雲仙でした。私もでした。


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このお山の情報館別館、貴重な写真が沢山展示してあるのですが、お客さん(ロハです)が少ないので残念です。ここを見ずして、雲仙を語るなかれなのですが・・・

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