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2020年2月

2020年2月28日 (金)

無ければ作ろう「手作りマスク」!

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コロナウィルスが流行し、マスクが全部売り切れになりました。こちらの田舎ではまだ感染者がでていないとはいえど、ドラッグストア、コンビニは売り切れ。おまけに消毒液まで売り切れ寸前。

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で、ウチのカミサンが何やら内職をしていると思ったら、マスクを作っていました。カミサンの場合は、コロナウィルスより花粉症がひどく、この時期はマスクが必需品になります。

先日より手持ちのマスクが残り少なくなり、どこかで見つけて、とは言われていたのですが、どこにも無いので、自衛手段ですね。


全部で8枚作っていましたが、ガーゼを二重にしたもので、多少薄くはありますが、中にガーゼを入れれば充分でしょう。消毒して洗えば再利用できます。


実は私もガーゼで作ることを考え、縫うのが面倒なのでホッチキス止めはどうかと考えてはいたのですが・・・・


思えば昔は全部ガーゼ製でした。いまは、すべて使い捨てになりました。マスクが無ければ作れば良いだけの話。マスクが入荷した店では喧嘩も起こったとか。


政府では、1億枚用意するとか、8億枚用意するとか言っていますが、どうなんでしょう?


警察だったかな?キッチンペーパーで作ったものを紹介していたようです。プラステックボトルの底を利用したり、ブラジャーのカップを利用したものも紹介されていました。とにかく、無いものは無いので、自衛しかないようです。


さて、今日ネットを見ていたら、トイレットペーパーまで無くなっているとか。数十年前の石油パニックの時にもアッというまにトイレットペーパーが無くなりました。今日、製造会社が心配ないとは言っているので、大丈夫でしょう。

何かあったときはデマが飛びやすいので冷静になって、マスクは手作りにしましょう。




2020年2月26日 (水)

「フライドポテト」ではありません「プライドポテト」です★湖池屋さん

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最近ポテチの話を多く取り上げるようになった気がします。カロリーが高いので、避けてはいたのですが、各社面白い物を発売し、一回食べたら、「やめられない、とまらない」で、困ってはいるのですが。

さて、先日いつものストアにいくと、上のポテチが並んでいたので、買って来てみました。


で、袋をみながら食べていると、なんか変?袋の印刷をよく見ると「プライドポテト」になっておりました。「フライドポテト」ではありません。


表側「プライドポテト」。裏に「プライドポテト」の説明が書いてありました。


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創業当時の思いを込めて、
まるで料理を作るように。
「真プライドポテト製法」で、また一歩、
理想のおいしさに近づきました。
老舗の・湖池屋のブランドをかけた
本当に美味しいポテトチップスです。


ホームページでは「新・湖池屋プライドポテト誕生!」となっているので、新製品ですね。

もちろん「プライドポテト」は「フライドポテト」に引っかけた言葉でしょうが、「ポテトチップス」はお菓子、「フライドポテト」はなんとなく、料理の一種で高級感が少しく感じられます。紹介の最後に「ポテトチップス」とは書いてありますが・・・


「プライド」と言うからには、湖池屋さんの勝負の作品かな?


種類は「感激うす塩味」「衝撃のコンソメ」「芋まるごと」「神のり塩」の四種類。最近、コンビニでは各会社で独自のポテチを出しており、小池屋さんとか、カルビーさんのポテチはあまり置いて無いか、目立たないところにあるようなので、お買い求めは普通のお店にした方が良いかと・・・



2020年2月23日 (日)

「医療を歪める『ニセ科学』」★文藝春秋三月特別号

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「医療を歪める『ニセ科学』」。

日本人の二人に一人が”ガン”にかかると言われる時代。私も、前立腺ガンにかかり、放射線治療のため3ヶ月ほど入院をし、2年ほど薬、ホルモン注射を打ち、昨年末、薬、注射は卒業しましたが、なんとなく不安感はあります。


私の場合初期だったので、比較的良かったものの、ステージが高い方は心配で、藁をもすがるという気持ちで、色々な治療法を試している方もおられると思います。


本の記事の内容は最初がノーベル生理学・医学賞を受賞された本庶佑氏の「『がん免疫療法』の正しい理解のために」。


現在「免疫療法」が広く言われていますが、「・・・『ペプチドワクチン』『樹状細胞療法』『サイトカイン療法』など、さまざまな免疫療法が何十年と研究されましたが、どれも結果としては『効かない』というエビデンスがあるだけです。」と言うことだそうです。


この本庶氏の内容は「正しい理解のため」であり、色々な理論、療法が書かれてあります。


「科学的に『有効』と言うには?」「薬の規定量を守るべき理由」「違法性が問えない理由」「オプジーポの課題と未来」にも触れてあります。「正しい理解」のための参考に。


二つ目が、ジャーナリスト岩澤倫彦氏の「超高額『がん免疫療法』戦慄の実態」。


「あの手この手のがんビジネス」ということで、色々な「超高額」の治療を行っているクリニックが実名で書いてあります。


「危ない医療を見分けるポイント」と言うことで、「①新聞広告、本には『嘘』がある」「②ネット検索の『上位表示』を信用しない」「③『治療前後の画像』は患者を誘う罠」ということで、確かに思い当たる節はありますね。


三つ目が、ジャーナリスト辰野哲郎氏と「医療経済」編集部記者坂口直氏による「安直な『睡眠薬』使用が”廃人”をつくる。


「BZ系睡眠薬」について書かれています。特に高齢者の認知症等に関係があるとのことです。現在、睡眠薬を使用している方もおられると思います。


私も病院に行ったとき睡眠薬を勧められた事がありました。薬局で「睡眠薬は癖にならない?」と聞いたところ「眠れないで苦しむより、ゆっくり眠れた方が良いでしょう」と言われたこともありました。


昔、”なだいなだ”という精神科医師(特にアルコール中毒専門)、作家、評論家の作品に「不眠症諸君」というエッセイ集があり、不眠症だという方も一晩観察すると、眠っている時間もあったという事ですが、患者さん、「まったく眠れなかった」と言うことだったそうです。


私の経験です。現在、睡眠薬はまったく利用していませんが、眠れないのは「眠れない」という気持ちが強迫観念みたいにあるということ。ですから、この観念から気持ちをそらせれば良いと思い、抱き枕を横に置いて「絶世の美女」が横にいて、ということを想像しながら眠ると比較的眠れるようになりました(私個人の経験)。

どうしても、眠れなく、苦しんでいる方は、お医者さんとよく話しあって、薬(睡眠薬もいろいろと種類があります)を選んで貰うことも必要だと思います。


なお、「『ファモチジン』という薬剤は、誰もが知っている『ガスター』として有名な胃腸薬で、薬局でも購入できる。この薬剤に認知症機能低下とせん妄を起こす危険性があるということは、あまり知られていない。」とも書かれていますが、添付の説明書にも書いてあると思いますので、薬を飲むときは、添付書はよく読みましょう。


四つめが、朝日新聞デジタル編集部デジタルディレクターの朽木誠一郎氏「ネットの医療情報にご用心」。


最近、ネット通販での偽造レビューが問題になりました。ある品物について、お金を貰って「この商品、良いよ」と書き込むことです。


Googleでは、公共機関、医療機関、医師が発信する情報は上位に、信頼性の低いサイトは欄外に飛ばされるようになったそうです。Twitterも「医療情報のデマがあれば速やかに複数の専門家により検証される。」ということだそうです。
ただ、今度はインスタグラム等に偽情報が流れているとのことです。

CM、新聞広告にも有名人を使って、いかにも信頼があるような宣伝もしています。注意しましょう。


あと、「子宮頸がんワクチンは薬害ではない」「漢方薬はもっと有効に使える」と続きますが、長くなるのであとは「文藝春秋3月特別号」をお求めください。

自分で調べること、良い主治医を見つけ、相談をすることが必要だと思いますが、田舎では都会と違い病院自体が少ないので、困りますね。



2020年2月20日 (木)

「まあまあふうふう。」★八千草薫著 & 久しぶりに「人間臨終図巻」★山田風太郎著

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「まあまあふうふう」とは、「中国には”いい加減”という意味の”馬馬虎虎(まあまあふうふう)という言葉があるけれど、そういう気持ちでいたらどうだろう」と八千草薫さんが監督である夫の谷口千吉さんにいわれた言葉だそうです。

いい加減は「良い加減」「いい加減」で、悪い意味での「いいかげん」ではありません。


八千草薫さん、昨年2019年10月24日に88歳で亡くなられました。本の中で、乳がん、膵臓ガン、肝臓ガンの事が書かれてあります・・・


この本が出版されたのが2019年7月8日。逝去された3ヶ月ほど前になります。


八千草さんには子どもが無く、本にも死んだあとの心配事も書いてありましたが、「断捨離」について、「だから、私、『断捨離』という言葉がすごく苦手なんです。(中略)思い出も何もかもー私のこれまでを全部始末しながら生きていくなんて、そんな人生は、『ちょっと寂しいなぁ』と思うのです。」と書いてありました。

本を読んでいくと、老いるという事、老いをどう受け入れるかが優しい文章で書いてあります。


ということもあって、久しぶりに「人生臨終図」を開けて、私と同じ年齢(72)で亡くなった人を読んでみると「孔子」「安倍仲麻呂」「西行」「沢庵」「三井高利」「水戸光圀」「ショーペンハウエル」「榎本武揚」「田中正造」「後藤新平」「徳田秋声」「添田唖蝉坊」「ユトリロ」「柳宗悦」「佐藤春夫」「佐佐木茂索」「内田叶夢」「リンドバーグ」「山本嘉次郎」「棟方志功」「舟橋聖一」「ジャン・ギャバン」「ジョン・ウェイン」「松本幸四郎(八世)」「田村泰次郎」。


今では、72歳で亡くなったというと「まだ、若いのに」といわれる時代になりました。こうして名前をながめると、この人、72歳で亡くなったんだっけ?という感じの人が多い事を感じます。読んでみて、生き方、死に方も千差万別です。この本、機会があったら是非お読みください。「人生」、いつかは迎える「死」について考えさせられます。


「沢庵」は亡くなるとき「夢」と書き、下のような遺戒を残したそうです。


「全身を埋めて、ただ土を覆うて去れ。経を読むことなかれ。斎を設くることなかれ。道俗の弔賻を受くることなかれ。衆僧、着衣喫飯平日のごとくせよ。塔を建て像を安置することなかれ。碑を立つることなかれ。・・・年譜を作ることなかれ」


いかにも「沢庵」らしい遺戒だと思います。私も真似しようとは思いますが、「書いてもらうほどの年譜」は無いし・・・


  

2020年2月18日 (火)

「諏訪神社の神馬」~諏訪神社★長崎の古絵葉書⑤

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「神馬(じんめ・しんば・かみうま)」。昔は本当の馬を奉納してたそうですが、金がかかるし、貰った方も飼育に手がかかるしということで、馬を奉納する代わりに、馬の絵を描いて奉納をしたそうです。正月に願い事を書いて奉納する「絵馬(えま)」の起こりだそうです(多分、ここは、皆さんで調べてみてください)。

諏訪神社の神馬像。この神馬像は「アルバム長崎百年 華の長崎」(ブライアン・バークガフニ著)に「靑銅の神馬は、長崎製鉄所(現・三菱長崎造船所)の創業記念として明治3年に奉納された」ということですが、残念ながら「太平洋戦争中の金属回収により供出された」そうです。


現代の神馬は、「北村西望」102歳の時の作品。昭和天皇御在位60年を記念して、昭和60年に奉納されたものです。


で、上の写真は長坂を登った中門と拝殿の間の広場ということが分かると思います。写真で、柵の有り無し(左の写真後ろの方に柵らしき物が見えますが・・・)、灯籠の形が違いますが、右の写真の灯籠は新しいものと思われます。


で、もう二枚絵葉書を手に入れましたが、場所が違うんですね。「アルバム長崎百年 華の長崎」には「昭和3年に諏訪公園口に移された。」とは書いてあるのですが、左の写真赤丸印が「神馬」。後ろの建物どう見ても「月見茶屋」。ただ、月見茶屋の所に鳥居があるかどうか、記憶にございません、でしたのですが、諏訪神社のホームページの「境内散策」の所に「境内全図」の絵図があり、月見茶屋の所にちゃんと鳥居が描かれていました。と言うことで、この神馬、月見茶屋の所に移されていたことが分かります。

もっとも、少し行った所から左に下ると「諏訪公園(現長崎公園)」ですが・・・

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下の写真が「長崎公園」。長崎公園のFacebookによると「明治6年に太政官布16号の配布により公園に制定された」そうです。太政官布16号による全国21の公園は日本でも最古の公園だと言われているそうです。

最初は「諏訪公園」。明治22年に維持管理を県から市に委譲され、翌年市設公園として「長崎公園」と改名されたということです。

絵葉書には「諏訪公園の一部」となっているので、明治23年以前の絵葉書だとは思うのですが、未だに「諏訪公園」といってる方もいるので、どうなんでしょう・・・?


この公園、入場料がロハなので小さいときによく来たものでした。懐かしい~(^_^)v。


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2020年2月15日 (土)

「猫君」★畠中恵著

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ペットと言えば、一時、お犬様が流行しましたが、最近では、お猫様に座を奪われたみたいです。

「猫又」は20年以上生きた猫が、人に化け、言葉が喋れるようになった「猫」のことだそうです。ただし、人間からは不吉がられています。


主人公は猫又になる寸前、飼い主に死なれた「みかん」。


江戸には猫又の陣地が6箇所。猫又はそれぞれの陣に属するようになりますが、その前に、人間に化けるなどの術を学ぶため「猫宿」で修行をすることになります。もちろん「みかん」も入るわけです。が、ですね、この猫宿がある所がなんと「〇戸城」のなか、で、猫又の頭が、なんとNHKで放送されている「麒麟がくる」で暗殺される「織〇〇〇」、その一番の配下がなんと「明〇〇〇」。両方とも、なんと猫又だったんですね。それで、生き延び徳川さんと協力態勢をもっているという、なんとも、ハチャメチャな設定。


しかし、読んでみて、時代劇もこれくらいハチャメチャな方が面白くはあります。

「猫君」は大きく3つの山場があります。一つが、猫又が今のように栄える元を作り、百万の術を使うという伝説の猫「猫君」。その「猫君」が復活するという話が広がり、はたして「猫君」は誰なのか・・・・

二つ目が「生類憐れみの令」が再び復活するか?という話。「生類憐れみの令」は犬が可愛がられて、猫又は難儀をします。さて、猫又たちは如何に「生類憐れみの令」に対抗するのか。


三つ目が、まだ猫又修行中の新米猫又と、その兄貴分、姉貴分との合戦(知恵くらべ)。果たして新米猫又さんは、どう動くのか。


ということで、カワイイ猫(猫又)さんが沢山出てくるので、猫好きな方には楽しい本です。

あ!あなたの家の猫、何年生きているか、調べたほうが良いかもですネ。



2020年2月13日 (木)

「第14回 雲仙市美術展覧会」開催

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今日13日から16日まで、「第14回 雲仙市美術展覧会」が開催。

会場は昨年開館した「愛の夢未来センター」。昔は公共施設にはその土地の名前をつけたのが多かったみたいですが、昨今、「夢」とか「未来」とかをつけた名前が増えました。県立長崎図書館も大村に移転して「ミライon図書館」。最初「ミイラon図書館」と読み間違えをしましたが。


こちらのセンターは、雲仙市愛野町にあるので「愛の」。それに「夢」と「未来」をくっつけて「愛の夢未来センター」。なんか、欲張ってみんなくっつけちゃった、って感じ。


今日は駐車場が満員。確定申告と市展の開会式がぶっつかっていました。駐車場、やや狭し。


会場前のホールで式典とテープカット。で、ですね、皆さん白手袋をしてテープカット。最近、表彰状、卒業証書を渡すのにも白手袋をしてますね。あれ、何なんでしょう。思わず「お前たち、悪いことをして手が汚れているから、白手袋で誤魔化すのか?」などと、私は思うのでありますが・・・


式典が終わると各部門別に専門の先生が説明。書道は熱心な人が多いですね。大作が沢山出品されていました。


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最近はデジタルカメラになり、気楽に何枚でも取り直しができるためか、女性、高齢者の方のカメラマンが増えたようです。私たちのときは、白黒写真、一発取りで、現像まで自分たちでしていたので、どう写っているか最後まで楽しみにしていたものですが・・・

デザインは出品数は少ないもの面白い物がありました。


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珍しくも木工細工。ボールペンの軸が素敵で、これ商売にしてもいいんじゃない、という出来栄え。

日本画、大作ですね。絵の描き終わりに、ポタッと墨でも落とすと最初から書き直し、ですって。緊張しますね。


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絵画は大作が多く、いつものメンバーが腕をあげ出品。ウチのカミサンもご出品あそばされておりましたが・・・(^^;)

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皆さん、一年に一回の市展ということで、張り切って良い作品を出しておられました。以前から出品されいる方、腕を上げていますね。

今年は県展等の入賞者も多かったということで、その作品も展示してあります。皆様も是非ご来場を。




2020年2月12日 (水)

YBC「chip star」(期間限定・セブンイレブン限定)食べてみました

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今日、いつものコンビニに行くと四角い箱に入ったポテチが置いてありました。

会社の名前は「YBC」。商品名が「chip star」の「チップスターショコラ」。左が「chocoart」、右が「chocolar white」で宇治抹茶、「真っ白なホワイトチョコレートに抹茶チョコをデコレーションしました。」というもの。


「YBC」の会社が分からなかったので調べると、「ヤマザキビスケット株式会社」でした。ヤマザキといえばビスケットで、子どもの頃はお世話になりました。


考えて見ると、丸い入れ物に入ったポテチがあり、あれが「チップスター」ですね。


上の写真のものは。ネットで調べると2017年に関東地方でテスト販売され、徐々に販売範囲を広げていったみたいです。セブンイレブン限定、冬期限定みたいです(Amazonで売ってましたが・・・)。


さて、ポテチといったら、塩味が中心じゃないですか、ところが、このポテチ、片面にチョコレートをコーティングしたもので、どんなお味でしょう?と思って食べてみたら、パリパリとした食感のなか、意外に合いますね。ゼンザイだって、塩を入れるじゃありませんか。


さて、バレンタインも近づき、何を選ぶか考えているあなた、義理チョコ、友チョコには意外性があって良いかもしれません。ただし、本命チョコは手作りですね。

私のところにも、今年も本命チョコがどっと来て、バレンタイン太りするかと思うと、少し憂鬱ではあるのですが・・・(^_^;)。




2020年2月10日 (月)

「PayPay」使ってみたら・・・

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最近、電子決済が流行っているとかで、私たちの世代は「いつもニコニコ現金払い」で育ってきて、現金で無くては不安感があるものの、時代に遅れてはと「PayPay」を利用することに。

いささか旧聞ではあるものの、多少感じることもあり、まだ始めていない方のために・・・


まず、App Storeでアプリケーションをダウンロード、で、性別、生年月日、住所等々を書き込み、私の場合は引き落としを銀行口座からにしたので、面倒かった。キャッシュカード、預金通帳を用意して、問われるままに質問に答え、ただ「銀行通帳に記入されている最後の金額を記入してください」は、ホ~、こんな方法もあるかと関心。


銀行の決済が下りるまで3日ほど待て、との事だったのですが、次の日にはOKがきて、あとは簡単で、スマホの「P」をタッチすると、決済のバーコードかQRコードがでて、お店屋さんで読み取ると、「ペイペイ」などとカワイイ声が聞こえ、決済OK。


ただ、お店屋さんによっては、お店に貼ってあるQRコードを読み取って、レジの金額を打ち込み、店員さんに見せ決済するという面倒な所もありますが・・・


で、これAppleWatchでもできるということで、インストールしてみたら、「P」の所をタッチすると、ちゃんとバーコード、QRコードがでて、これは便利でした。財布もスマホもポケットから出さなくて良い。


おまけに、私のAppleWatchはcellularモデルだから、スマホ、財布を忘れても、PayPayに対応している店なら大丈夫。


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さて、一週間ほど使ってみて、超便利。ただ、近所では使える店が少なかったものの、最近は段々と増えてきています。特に私が買い物をするのは、ほとんどがコンビニとお近くのストアーで、これ、全部PayPayで支払っています。

最初は、使いすぎないかと思っていたものの、試しに五千円ばかりずつチャージ(銀行引き落としになります)して使っていますが、お金をチャージした日にち、どこで、いくら使ったが確認でき、「あ!使いすぎている」など確認ができ、財布の口を締めるのにも役立っています。


あと、ストアーは「キャスレス・消費者還元対象」になっていて、5%の還元があります。ということは、消費税5%ということになります。
〇〇Pay等、沢山あるようなので、自分に合ったものを・・・

余談です、AppleWatchの真ん中あたりにグラフのようなものがありますが、脈拍計です。私の場合、自律神経の乱れ、心臓の病気などして、変なときに胸苦しくなったりして、脈拍がどれくらい上がっているのか確認に使っています。


上の画面「4分前 69拍/分」。今日、一日の最低脈拍が45拍/分、大体、午前1時頃。最高が 115拍/分、午後3時半頃、この時は物を運んでいました。ということが分かり便利です。


アメリカなどでは心電図も分かるそうですが、日本ではまだ認可が下りていないようです。早く使えるようになったら、と思うのですが・・・


2020年2月 8日 (土)

「天守閣はありません」~KTN・【ローマへ渡った天正少年~千々石ミゲルの選んだ道】

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1月2日、KTN(テレビ長崎)で天正少年遺欧使節を扱った放映がありました。特に「千々石ミゲル」に焦点をあて「ローマへ渡った天正少年~千々石ミゲルの選んだ道」という番組でした。

多分、昨年「千々石ミゲルの墓所」とみられる土地が発掘調査をされ、遺物、骨などが見つかり、新聞、テレビなどで大きく紹介をされたからだと思われます。千々石町の隣町の方が、千々石ミゲルなんて知らない、といわれる現在、このような形で放映されたことは、喜ばしい事でした。また、内容も分かりやすく、天正少年遺欧使節の入門とも言えるものでした。

ただですね、上の映像が流れたとき、二人の女性が次のように話をしていました。

「着いた、ここが釜蓋城(かまぶたじょう)だ」
「ここで千々石ミゲルが生まれたのか」
「城って聞いたから立派な建物かと想像していたけれど、残っているのは、これだけなんだ」
「うん、これは、今、復元して展望台になっているんだけど、この釜蓋城は建てられてから8年で落城したんだって」

この釜蓋城、天守閣があるような城ではありません。あの時代、天守閣を持った城といえば、島原半島では日野江城、原城くらいでしょう。島原城はまだ後世の城です。

釜蓋城といっても、当時としては山城だったと思われます。

長崎県で城郭調査をしましたが、この釜蓋城は上の方がグラウンドになっていたためか、調査がされませんでした。調査があれば、どのような規模のものか分かったと思いますが、残念な所でした。

さて、二人の会話の中で「復元して展望台になっているんだけど」のセリフがありますが、「復元」とは「もとにかえすこと。元の位置・形態に戻すこと。」(広辞苑)であり、もともと無かったものを復元できるわけはありません。

KTNが何を根拠に台本を書いたのか分かりませんが、テレビ放送で多くの人が見ているので、ここに天守閣を持った城があったと誤解される恐れがあり、もっと調べて欲しかったと残念な思いでした。

もっとも、天守閣を模した展望台はグラウンドができたとき建てられたものですが、この様なところに「天守閣」とおぼしき展望台を建てたのが、問題なのですが・・・

皆様も釜蓋城に天守閣があったとは思われないように。



2020年2月 6日 (木)

「鳥居の数え方」~庄屋さんの古文書より

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古文書研究会に入って二年。まだまだ思ったとおり読めません。

昨日、予習をしていると、赤の四角のところ「石鳥居 壱表」って書いてあるんですね。

最初は読み飛ばしましたが、途中で、あれ?鳥居の読み方は「基」ではなかったか?鳥居の数え方は「広辞苑」にも載ってないので、ネットで調べたら、やはり「基」しかありません。

この「基」という読み方古くからあったみたいで、「大鳥大明神書ー延喜22年(922)4月5日・和泉国大鳥神社流記帳『鳥居肆記〈略〉社前後各一』」(ネット「数え方単位事典」より)とあるそうですから、随分古くから使われていたと思われます。


鳥居については不明なところが多いみたいですが、呼び方として「鳥居」「鶏居」「花表」「鳥井」「花居」「華門」「華表」「鶏栖」「八宿」「華極」「天門」(「鳥居 百話百説」川口謙二・池田孝・池田政弘著」)といろいろあるようです。


さて、何故に庄屋さんが「基」ではなく「表」を使ったのか。一時、島原半島の神社を回った時、江戸期の鳥居は「石華表」と彫ったものが多く見受けられました。


辞書で「鳥居」を引けば、最後の方に「華表」と載っています。「華表」を引けば「鳥居」と載っています(安い辞書には載っていません、多分)。ということで、「石華表」は「石」で造った「鳥居」という事になります。


「華表」についてはいろいろ論議がありますが、詳しくは「鳥居の研究」(根岸榮隆著・第一書房)の「鳥居とは何か」の所を読んでください。


この文書を書いた庄屋さんの村(町)の神社の鳥居も、ご多分に漏れず、「石華表」と彫られていました。


ここからは、私的な推論ですが「基」という数え方は、当時まだ地方までは普及してなかった。庄屋さんは鳥居の数え方で「石華表」という文字を見て、「表」という字を鳥居の数え方に当てはめたのではないか。ですから、「石手水盤」「石灯籠」については単に「壱ツ」「四ツ」としか数えていません。


これが正しいかどうかは分かりませんが、庄屋さんの文書を読みながらの推理でした。古文書は読んでいくと面白いですよ。あなたも如何。




2020年2月 4日 (火)

「大日本長崎道之尾私立大遊園」はあったのか?なかったのか?

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              (写真はクリックすると拡大します。多分。)

左は「大日本長崎道之尾私立大遊園」の絵図。右は絵図に付いていた「一大遊園設立に就き御披露(以下「御披露」と略)」の小冊子とそれを入れた袋。

「御披露」には、造営の目的などが書いてあり・・・旧漢字ですが新漢字で書きます。


・・・今より八九年前日本軍艦軍人数百名運動の為弊舎へ御来臨の折珍しき好地なれど惜しい哉庭園の場所狭しと仰せ聞けら候が某(それがし)に取って発念の初機にて熟々愚行致候・・・・」てなことで一念発起、庭園を造ろう、ということになるらしいのですが・・・


後ろに「施設遊園 萬象園約款」というのがあり、12条から成り立っていますが・・


第一条 長崎県西彼杵郡長與村(注:長与村)字道ノ尾施設遊園ヲ完全二成就シ及ビ維持スルノ補助トシテ義援金ヲ募集シ其ノ義捐ヲ為シタル紳士ヲ本園ノ会員ト為シ優遇スルモノトスル。


文面からすると、公園を完成するために義捐金を集め、賛同する方は会員として優遇するという事になります。なお、後の条項も読むと会員に対する優遇措置について書いてあります。


さて、この遊園については平成6年3月31日発行の「長与町郷土誌 上巻」に「かっての名勝地『道の尾公園と温泉旅館、萬象園』」という事で載せてあり、要点だけ書くと


「道の尾温泉前」停留所すぐ近くの道の尾温泉浴場から「東側のま近なところに小高い丘があるが、ここがかっての『道の尾公園』と呼ばれ一般に親しまれたところである。また、そのふもとに「萬象園」という立派な庭園を備えた料亭兼温泉旅館があった。」


萬象園を建てたのは「吉田吉平」氏。吉田氏は古くから語り継がれた温泉鉱泉を探し求め、明治初年に発見。翌2年に「萬象園」を創業したそうです。


これが有名になり、訪れる客が相次いだそうですが、道幅も狭いため、個人出費で腰弁当で道路の拡張に采配をふるったそうです。吉田氏はアイディアマンで、庭園畳20枚ほどの”日本地図”を作り、鉄道の小旗を立て、模型の汽車を作らせ、これが好評で大繁盛。明治時代という事を考えれば、うなずけるところです。なお、ロシア入港のロシア人将校の姿も見られたそうです。


「御披露」に書いてある「日本軍艦軍人数百名」と書いてあるのはこの頃だと推察されますが、「御披露」に書いてあるように「場所が狭い」といわれたので、と思われますが、「明治23年頃から『道の尾公園』の造成に着手」です。「披露」の発行が明治25年12月になっているので、途中から義捐金を募ったことが分かります。


5年後に完成し、にぎわったそうですが、公園の広さが約三万平方メートル、東京ドームの建築面積が46,755㎡、グラウンドが13,000㎡という事を考えると、明治時代、個人が作った遊園だったことを考えると、いかに広かったが分かります。


ただ、第2次大戦中、萬象園は三菱の寮となり、戦後、公園も荒れ旅館も廃業。公園跡には忠霊碑、温泉碑などが淋しく残っているそうです。


吉田氏が見つけた鉱泉は、この地に温泉浴場があり利用されているそうです。


なお、「ながよふるさとカルタ」に「道ノ尾の 温泉王は 吉兵衛さん」というのがあり、説明に・・・


今から百年以上も昔の明治二年、道ノ尾に吉田吉平という人がいて、この人が温泉を掘り当てました。何年かすると、鉄道が通るようになり、道ノ尾にも駅ができました。でも、まだ思うようにお客さんが集まりません。なぜなら、駅から温泉まで八百メートルもあり、馬車などが通るような道が出来ていなかったからです。そこで、吉平さんは、お金をだして道路を造りました。そして、道の王様と呼ばれるようになりました。


さて、本当に上のような壮大な遊園があったのかどうかは疑問ですが、鉱泉を掘り当て、広い敷地に遊園を作った男がいたことは事実でしょう。写真を探しましたが、残念ながらでした。体調が良ければ行ってはみたいのですが・・・


以下、余談ですが、この図が長崎市立図書館にあるそうです。フェースブックに「微かに明治14年と読めます」と書いてありますが、正確には「明治廿四年十月十六日印刷」が正解です。


また、某ブログに、雲仙を描いた吉田初三郎とくらべ、「『大日本長崎道之尾私立大遊園』図がいかに稚拙でかつ誇大な妄想図であるかが分かります」と書いてありますが、上に書いたことを考えれば一概に「稚拙」で「誇大」で「妄想図」でないことが分かります。多分、調べずに書いたのでしょうが、ネットではこのような無責任な記事が多く、困ります。「ネットの情報要注意」ですネ。自分でちゃんと調べて裏付けを取りましょう。


(参考:「大日本長崎道之尾私立大遊園」「一大遊園設立に就き御披露」「長与郷土史 上巻」「長与町ホームページ:ながよふるさと『かるた』」)





2020年2月 1日 (土)

カップみそ汁「医者が考案した長生きみそ汁」★完全再現

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「医者が考案した長生きみそ汁」。一昨年だったか本が出て大ヒットしました。その折、ブログにも取り上げ、実際に作ったものの三日坊主に終わりました。ブログは→こちらをクリック

一週間ほど前からカミサンが風邪にかかり、私も三日遅れで風邪になり発熱したので、病院に行って鼻に棒など入れられ調べて貰ったら、「当たりました、A型です!」だって。


ということで、両人ともまだ回復していないので、ここ数日コンビニで食事調達。で、目に入ったのが上の「医者が考案した長生きみそ汁 完全再現」のカップのみそ汁。


監修は当然「順天堂大学医学部教示 小林幸弘」と書いてあります。作ったのが、長野県の「旭松食品株式会社」。


味ですね。現在、まだ、熱があり、味、まったく分かりません。ということで、今日はお休みなさい。あ!売ってあるところはローソンさん。他のコンビニにはおいてありませんでした。皆様もインフルエンザにはご注意を、病院できくと猛烈に流行しているそうです。



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