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2019年7月12日 (金)

「えんがわ・一畳の展示館」第二弾!!★島原・天草の乱絵図と軍記類の展示

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前にも書きましたが、ゆで野菜のマルニさんが、加工場の開き部屋を解放して、「えんがわ」ということで、地域の人が自由に使えるようにしておられるので、一畳ほどの展示ケースを作り、場所をお借りして、いろいろと展示することにしています。


第一弾は、千々石の古絵はがきを展示しましたが、時々行ってみると高齢者の方が懐かしそう見ておられました。


第二弾は「島原・天草の乱絵図と軍記類の展示」です。

島原市、南島原市には結構資料があり、世界登録遺産とやらで盛り上がっているのですが、雲仙市には(個人所有は分かりませんが)何もなく、なんとなく寂しくもあり、それで「島原・天草の乱」を選んでみました。といっても、わずか一畳ですから展示の限界もありというところですが・・・


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目玉が島原・天草の乱の原城攻めの陣図。そして、チラシ右側の、月岡芳年作「天草四郎」の錦絵(紙がもろくなっているのでコピーにて展示)。明治初期の作品です。

普通、天草四郎といえばマントを羽織ったりした美少年が描かれるのですが、これは、全くの武将の姿。


乱後約230年、しかも江戸と遠く離れた島原半島で乱を起こした天草四郎が長い年月、人々に語り続けられ、英雄として見られていたのかが感じられます。マントを羽織った少年のイメージと比較すれば面白いですね。なぜ、芳年がこのような姿を描いたのか、興味深い事です(紙がもろくなっているのでコピーにて展示)。


なお、ほかにも珍しい絵入り軍記もあります。

島原・天草の乱を勉強したい方のために参考図書も置いていますので、えんがわ内にてご覧下さい。


八代市立博物館の図録「天草・島原の乱~徳川幕府を震撼させた120日」には、乱に参加した宮本武蔵(もちろん、幕府方です)のその折りの書状の写真などものっています。

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「えんがわ」は千々石郵便局のすぐ近くで、郵便局から雲仙の方を見ると、すぐ近くに看板・旗が見えます。展示は9月末までを考えています。


なお、ゆで野菜の直売もしており、料理の手間が省けますから便利です。一度お試しを。



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