「のび太の月面探査記」~★原作・藤子・F・不二雄★著・辻村深月
ドラえもんの本が書店に並んでいて、セロファン紙で包んであるので、てっきりマンガかと思って買ってきて、セロファン紙をあけると、なんと、ベラり、活字。
おかしいなと思って帯の裏側を見ると「『映画ドラえもん のび太の月面探査記』の脚本を手掛けた辻村深月が、自ら書き下ろし小説化」という事でした。なんとなく、納得したようなしないような。なお、本の方は、今日、行きつけの本屋さんでは売り切れていました。
なお、作者の辻村深月氏は「章タイトルをすべて『ドラえもん』のひみつ道具にした『凍りのくじら』」があるそうですが、私、残念ながら、辻村深月氏の本を読んだことがないのですが、「ドラえもん」がよほでお好きなのでしょう。本の帯の裏側に、作者が「ドラえもん」をいかに好きだったかも書いてあります。
さて、小説の出だしは、月面探査機ナヨタケのカメラに映った白い影。
謎の影ですが、のび太は月にいるものといえば「ウサギ」だと言いますが、もちろん皆にはバカにされます。
で、のび太とドラえもんは月に行き、「あのクレーターにウサギ王国を作ろう!」というわけですが、もちろん、ドラえもんの秘密道具が活躍します。
話変わって、某日、ルカという何となく冷たいような、でも、勉強はできる、体育は万能という、なんとなく不思議なルカという転校生がきますが、実はルカは・・・・という事で話は、大きく展開してくるのですが・・・・
私としても、1800円+税という事で、大枚払って買ったので、これ以上は書きません。興味のあるかたは、ご自分で買ってお楽しみください。たまには、このような冒険小説も良いですよ。
なお、この映画は「3月1日にロードショー」という事で、読んでから映画を見るか、映画を見て本を読むか、映画はみない小説も読まないか、悩みますね。私は既に読んだので・・・映画は見るかどうかの問題ですが・・・・
« パインティールファームさんの「育てるチーズ」~雲仙市 | トップページ | 今年最大の「スパームーン」 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 島原半島に関する三冊の本(2024.05.05)
- 気まぐれ資料館~次は「草双紙」の世界(2023.01.15)
- ザッとした読書感想文なのですが(^_^)(10月~11月中旬読了)(2022.11.13)
- 落語「紀州」の原典は松浦静山「甲子夜話」?(2023.09.19)
- 「積ん読」の効用(2022.08.19)
コメント