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2018年3月11日 - 2018年3月17日

2018年3月17日 (土)

「嶋原合戦記」について



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「嶋原合戦記」の中巻、下巻で、軍記物。嶋原・天草一揆の事が書いてある版木本です。下巻に「題簽(だいせん・題名など書いた、表紙に貼ってあるある紙、「中巻」がそうです)。これが無いのと有るのでは少し価値が違います。

全巻揃いはなかなか入手できません。これが私に読めるかというと、日本語だから読めますが、くずし字辞典片手に、一日一行くらいかかるでしょう。

一揆の討伐に参加した各藩に残っている、一級の資料ではありませんが、後ろを見ると「宝永元甲申六月吉旦」と書いてあり、1704年に書かれたものだと分かります。

嶋原・天草一揆が寛永14~15年(1637~1638年)ですから、一揆終結後66年後に書かれていると言うことです。

66年というと、あの一揆ですから人々の記憶から完全に消えず、原城もまだ荒れ果てたままの姿だと思われます。

さて、この古文書を買ったのは、


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絵入りで、なかなか面白く、

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特に、左のページ、破れた一揆軍の打ち首が並んでいますが、一番上の首、若くて、髪が長いところを見ると、「天草四郎」でしょう。下に並んだ首は各指揮者だと思います。

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先日ブログに載せた、一揆軍の唯一の生き残り、江戸初期の南蛮画家、「山田右衛門作(えもさく)」ですが、下の赤丸印のところ、ちゃんと載っております。

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右衛門作は、松平信綱に江戸に連れて行かれ、その後の消息は不明で、いろいろ言われていますが、軍記物であっても、これだけ書かれてあるところをみれば、それだけ名を知られていたと言うことができると思います。



2018年3月15日 (木)

季節変りの「週刊ポスト」「週刊現代」


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ここ数年調子が悪く、寒いとき、暑いときはもちろん、特に季節変わりは調子が悪く、一年のうち調子が良いのは数週間。最近は、暑かったり寒かったりで、もろ不調です。と言うところで「季節変わりの『週刊ポスト』『週刊現代』」です。

■「安倍『圧勝シナリオ』大崩壊!『自民党総裁選』完全票読み」
■「朝日新聞と安倍政権どっちが死ぬ」
■「森友文書で絶体絶命!安倍政権が描くシナリオはこうすれば封じられる」

「朝日を読んだ安倍晋三は『また朝日か。どうせウソだろう』と余裕を見せていたという。」だそうですが、ここまで、文書偽造がハッキリし、自殺した職員まで出てきました。

来週、関係者の国会召喚また検察の事情聴取などもあっているそうですが、ここ2,3週間、いよいよ山場を迎える感じがします。加計学園もなにやら怪しげですが・・・

小泉元首相曰く「『人生には3つの坂がある』。『上り坂、下り坂そしてもう一つ』、『まさか』という坂がある。」まさに、安倍首相には「まさか」の時でしょう。どう言い訳するか、来週の国会放送が楽しみです。後は下り坂でしょうが・・・

■「今絶対に受けておくべき 最新・医療検査」

現在、医療検査が長足の進歩を遂げてきました。考えれば、腸の内視鏡が出てきたとき受診したら、あまりの苦しさに途中で中止してもらったこともありましたが、今は随分楽になりました。

「超音波内視鏡」「AICS」「ミアテスト」「MR-PET」「MCC解析」「LOXーインデックス」「脳梗塞リスクマーカー」「サインポスト遺伝子検査」「PEA検査」「MCIスクリーニング検査」。

「『最新検査を受けられる病院』リスト」が載せてありますが、いつもの通り、長崎の病院は載っておりません。いつも、中央と地方の格差を感じます。

■「AIが弾き出した『震度4以上』警戒MAP」

独自に地震観測をしている「MEGA地震予測」があり、私も毎週メールで予想を受け取っていますが、今回、精度を高めるため{AI」を導入したそうです。

警戒エリアは「仙台」「日光」「徳島」「鹿児島」「横須賀」「長野」にも異常変動が!ということですが、全国の「大地震」警戒エリアも載せてあります。ウチの地域は、高いと、とても高いの境目です。

■「フォーク・クルセダーズが遺したもの」

懐かしいですね。「帰ってきたヨッパライ」。深夜放送でよく聴いていました。2作目が「イムジン河」、発売中止というより、レコード会社の自主規制だったようです。なお、タモリさんのレコードも発売禁止になったことがあり、時代を感じます。

何気ないとき、「一人で行くんだ幸せに背をむけて・・・」とか「野に咲く花の名前は知らない だけど野に咲く花が好き・・・」とか口に出てきます。カミサンに怒られたときは、「悲しくて 悲しくて とてもやりきれない・・・」などと歌っていますが。

はしだのりひこさん、加藤和彦さんが亡くなられたことは残念な事でした。

■「その言葉遣い、我慢ならん」

「初対面で『お世話になっております』 お前を世話したことは一度もないぞ★弘兼憲史氏」「メールで『お願いします!』その『!』が失礼だ★マギー司郎氏」「『ソフレ』に『草食系』だって○ック○から逃げるんじゃないよ★敏いとう氏」。

ところで「ソフレ」って知ってます。「添い寝するだけの関係の男友達」だって。多分「添い寝フレンド」の略だとは思うのですが。男もここまできたか、という感じです。

その他いろいろありますが、新しく社会に出られる方、先輩も各種おられますので、一度目を通しておいては、と思います。

■「東大教授凄まじい階級社会」

東大教授の出身高を調査したところ「医学部・法学部は筑波大附属駒場だらけ」、「灘高以外の地方出身者は教授になれません」と言うことですが、私、受験希望大学を「東大」と書いたら、担任から「アホ」と言われたので、関係ないのでスルー。

■「逮捕まで2年間『執念の捜査記録』」

先日、中央道で時速235㎞で暴走した男が捕まりました。車はクライスラー社製のダッジ・チャレンジャー6400CCだそうです。

オービスには写真が写っていたそうですが、前のナンバープレートがはずされ、運転手の顔も隠されていたそうですが、逮捕まで2年かかったそうです。

皆さんは、安全運転を。といっても、制限速度より遅くならないように。この間は、制限速度50㎞のところを20㎞で走っていた爺様がおられました。田舎ですから、ママあることですが。

■「揺れるバスト100センチサミット」

と言っても、歳とると垂れ下がるばかりですよ。



2018年3月14日 (水)

「名古屋弁訳 仏説阿彌陀仏経」★舟橋武志著


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ウチのお寺さんは彼岸などの時、講師を招き、お話を聞くのですが、なかなか面白く、最近は、お寺通いが多くなってきています。

ただ、お話の前に全員でお経を読むのですが、意味が全然分からない。で、舟橋武志氏が「『知らぬが仏』とは言うが、お経は意味不明のオマジナイではない。阿彌陀仏経に関心のある人にも、全然ない人にも興味を持ってもらえるよう、その意味するところを名古屋弁に訳したのがこの小冊子である。」と言うことで、「はじめの」のところ、「昭和六十年四月一日 エープリルフールの日」となっておりますが・・・

なお、昭和六十年が150部、平成十二年が250部、平成二十三年が200部の発行で、大手出版社と比べると全然違いますね。商売になるのかしら、と思いますが・・・

氏の実家はお寺なるも、跡取りにはならず、マスコミ関係等を経験しながら、ミニコミ雑誌の創刊、ブックショップ「マイタウン」代表(本人一名)を経営。なお、本屋さんは週五休、お客さんが来ないからだそうです。名古屋を中心とした本を出版しています。

で、まあ、お寺にいって分けの分からないお経を読むのも退屈だし、この本を買ってみました。

お経は非常に長いので、手抜きして、数行ばかりのご紹介を。なお、標準語のルビが付けてありますが、面倒くさいので名古屋弁だけ書き写します。


仏説阿彌弥陀経~お釈迦様がときゃーれた阿弥陀経
(ぶっせつあみだきょう)

如是我聞~あのよう、わしはよー次のよーにきーとるがね。
(にょうぜがもん)

一時佛在舎衛國~あるときによー、お釈迦様が舎衛國の、
(いちじぶつざいしゃえこく)

祇樹給孤獨おん~祇園精舎とゆーところにおりゃーたときのことだげな。
(ぎじゅぎッこどくおん・「おん」の字、わたしのPCでは出ません)

與大比丘衆~ぎょーさんのさんのお弟子さんたちといっしょだったそーだわなも
(よだいびくにしゅう)

千二百五十人倶~千二百五十にんというえりゃーぎょーさんの数だったそーだがね。
(せんにひゃくごじゅうにんぐ)

皆是大阿羅漢~これらのお弟子さんたーみんなよー、えりゃー人ばっかで、
(かいぜだいあらかん)

衆所知識~世間にもよー知られとりゃーわなも。
(しゅうしょちしき)

長老舎利弗~先輩(せんびゃー)のシャーリープトラさまだろ、
(ちょうろうしゃりぶつ)

魔訶目
犍連マハーマウドカルヤーヤナさま、
(まかけんれん)

摩許迦葉~マハーカーシャバさま
(まかかしょう)

と、以下13名ばかりの名前が続き、お経も、延々と続くので以下割愛しますが、これなら、多少分かりますね。いつの日か長崎弁訳で挑戦してみますか?寿命がもてればですが・・




2018年3月12日 (月)

「君たちはどう生きるのか」雑感

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最近この本が売れているらしく、卒業生の記念品として贈られた学校もあるとか。

私、大体がへそ曲がりのところがあり、人の生き方とか、人生とは、とかいう本があまり好きでは無いのですが、いつもの田舎の本屋さんで、平積みで二列に置いてあり、よく売れている感じでした。と言うことで、私も買ってきました。

今一番売れているのが、左の漫画化(マガジンハウス刊)されたもの。一番右は、岩波文庫刊、真ん中はマガジンハウス刊。真ん中の本は、一番下に書いてあるように、「字が大きくて読みやすい」本で、ざっと立ち読みしたところ。岩波文庫と同じもの。

違うのが、漫画版は前書き、後書き、説明無し。真ん中の本は、池上彰氏の簡単な前書き付き。岩波版は、後ろに、著者、吉野源三郎氏の「作品について」と、吉野氏の知己、丸山真男氏が書かれた追悼文「『君たちはどう生きるか』をめぐる回想ー吉野さんの霊にささげるー」が約30ページほど書いてあります。

ということで、漫画版と岩波版を買ってきて読み比べてみました、が、岩波文庫版は字が小さく、何せ、近眼に老眼に乱視、加齢のため字がボケる、疲れる、ということで半分ほどしか読み進んでいませんが・・・・

さて、この本の経過については岩波版の、吉野氏と丸山氏が書いていますが、山本有三氏編集の「日本少国民文庫」全16巻の最終配本として1937年(昭和12年)に発刊。その後、内容と分量のうえで変更され、1956年(昭和31年)に新潮社より「日本少国民文庫」として発刊、1967年(昭和42年)にポプラ社より「ジュニア版吉野源三郎全集」として発刊。

この間、戦前、戦後となりますから、漢字、カナ、文章の変更、戦後の生活環境の大きな変化などを現代風に書き直されたそうです。

とまあ、くどくど書いたのはこの作品が戦前の昭和12年であること。吉野氏が「当時、軍国主義の勃興とともに、すでに言論や出版の自由はいちじるしく制限され、労働運動や社会主義の運動は凶暴といっていいほどの激しい弾圧を受けていました。山本(注:有三)先生のような自由主義の立場におられた作家でも、1935年には、もう自由な執筆が困難となっておられました。」という時代に書かれた作品であることで、その作品が脈々と生き続け、ロングセラーになり、今日、ベストセラーになっていった、ということを頭に入れて読んで欲しいからで、この岩波新書の吉野氏が書かれた「作品について」は是非読んでいただきたいと思います(4ページほどです)。

作品は、中学生のコペル君とおじさんが中心になります。コペル君が考えた事、学校での出来事(いじめ)などについて、おじさんが自分の考えをノートに書き、それをコペル君が読み、いろんな事を考えることが描いてあります。

漫画版と書籍本では違うところもあり、漫画版ではコペル君は、お母さんとの二人暮らしになっていますが、原典では「コペル君のお父さんは、二年ばかり前になくなりました。大きな銀行の重役だったお父さんがなくなったのち、コペル君の一家は、それまで住んでいた旧市内の邸宅から、郊外の小じんまりした家に引越しました。召使いの数もへらして、お母さんとコペル君の他には、ばあやと女中が一人、すべてで四人の暮らしになりました。」となっています。

ただ、漫画のため、また、ページの関係、対象が思春期の少年少女ということを考えれば、かなり集約された部分もありますが、活字離れしている子どもたちには、読書の入門としてちょうど良いのかなとは思いました、ただ、コペル君のおじさんのノートの中身は、原典と一緒です。

漫画の部分に、友達がいじめにあい、自分も殴られるのが怖く逃げ、悩む所もありますが、このような経験をもった今の子ども多く、共感を持ち、考えた子どもも多かったと思います。おとなの方には、岩波文庫でも読んで欲しい作品でした。



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