読んでから見るか・・・「下町ロケット・ヤタガラス」★池井戸潤著
「下町ロケット」については書名は知っていたのですが、どうせ中小企業VS大企業の争いで、勝つのは中小企業と思っていたのですが・・・・
日曜日「西郷どん」を見た後、なにげにチャンネルを変えたら、ちょうど「下町ロケット」をやっていて、見ていたら意外に面白く、次の日、本屋さんに行ったら、置いてあったので買って来ました。
今回はロケットから大地に舞台が変わり、無人トラックター作りに佃製作所が関わり、エンジンとトランスミッションの開発に関わります。
もちろん、開発だけが問題ではなく、日本の農業の近代化にも追求をしていきます。
考えれば、私の町でも農業者の高齢化で荒れた畑が多くなり、宅地とし売り出しをしているところが多くなりました。また、若者の農業離れが多くなっています。
農作業は機械を使うといえど、思ったより楽なものではありません。これを無人化すると、高齢者にも扱え、若者の作業もかなり楽になるわけです。
最近は、農作物の工業化が普及し始め、工場のなかでトマトなどを水栽培をしているところがあります。気候に左右されない、生産の安定化、価格の一定化などには確かに有効だとは思います。
がですね、私が最初に家庭菜園で、かなり手をかけて人参を作って食べたときビックリしました。人参をむくとプーンと匂いがし、あ~これが人参の匂いかと思ったものでした。採れたてをすぐ食べるのは良いですね。やはり、農作物は土で作るのが一番です。地産地消、地元で作ったものをすぐに食べるのが一番。
さて、私、気が短いのでドラマを見ていて、この先どうなるのか早く知りたく、一気に読みました。
帝国重工VS佃製作所。それに絡む、帝国重工の時期社長を狙う役員と、その役員に裏切られ会社を辞めた人物、そして、帝国重工に工場を潰された社長、この二人は会社を立ち上げていますが、帝国重工に復讐を図ります。この三つ巴、二転三転していきますが、早く知りたい方は本をお読み下さい。税別1500円です。
最近のコメント