「悪童(ワルガキ)」小説・寅次郎の告白~山田洋二郎著
「同シリーズ(注:映画「男はつらいよ」)約22年ぶりとなる新作映画の製作が発表された。1969年8月27日の映画第1作公開から、50周年を迎える2019年に、第50作として封切られる。」ということをネット等で知り、本屋さんに行ったら上の本があったので、買ってきました。
本書は寅さんの生まれから、中学生時代の事が中心に書いてあります。どこかの酒場で、知らない人に自分の生い立ちを語る一人称形式の小説で、「男はつらいよ 寅さんDVDマガジン」VO1~50 に掲載された 「けっこう毛だらけ 小説・寅さんの少年時代」を改題、改稿したものだそうです。 この本を元に映画化するのかと思ったら違うらしく。
本書は寅さんの生まれから、中学生時代の事が中心に書いてあります。どこかの酒場で、知らない人に自分の生い立ちを語る一人称形式の小説で、「男はつらいよ 寅さんDVDマガジン」VO1~50 に掲載された 「けっこう毛だらけ 小説・寅さんの少年時代」を改題、改稿したものだそうです。 この本を元に映画化するのかと思ったら違うらしく。
さらに山田監督は、「さくらさんの息子(吉岡演じる満男)がちょうど50歳になろうとしているわけで、彼の生い立ちが中心になると思う。今、彼が何を考え、何をするのか。なおかつ主役は渥美清さんである」と述べる。
と言うことで、さて、渥美清さんが、どのように出てくるか楽しみです。久しぶりに第1作、寅次郎が20年ぶりに葛飾柴又に帰ってくる作品と「寅次郎 紅の花」を見て、泣けました。
この本、車寅次郎の出生の事実から、中学校途中で家を飛び出し”テキ屋”になる、今まで語られなかった事情も書いてありますから、「男はつらいよ」が好きな方は、必読の一冊です。
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