「モタさんの”言葉”」★斎藤茂太著

前にも書きましたが、近所の犬の鳴き声に悩まされ(3~4時間、鳴きっぱなし)、手が震え、心臓の脈拍が上がりと言う状態で、心療内科で診てもらったら「神経症」と言われ通っています。
お犬さまは、最近年取ったのか、鳴き声はやみましたが、長年苦しんだのが残っていて、いまだもって症状は残って病院通い。
調剤薬局で薬を貰っていますが、上の本が本棚に並んでいて、読んで見ると面白く、近くの本屋さんには置いてなかったので、Amazonに注文すると早い早い。翌日には届きました。
斎藤茂太さんと言えば、斎藤茂吉さんの息子さんで、精神科のお医者さん。北杜夫さんのお兄さんにあたりますが、まだ達者かとおもったら、2006年に90歳で亡くなっておられました。
この本、NHKで放送されたものを絵本にしたもので、あと2,3冊出版されているので、入手することにしました。
読んでみて、ホットするというか、心が安まるところがあります。なお、NHKのウェブサイトとかYouTubeでも見られます。
また、絵がよく・・・今様な言葉でいうと、モフモフという感じ。

内容は、
第1章 「努力してこそ凡人になれる」
第2章 「人にほめられる人が賢者」
第3章 「人生の満足度を上げるコツ」
第4章 「気を楽にもって・・・」
モタさんの話と同時に、モタさんが気に入った言葉も書いてあります。
・毎日、大した仕事をしていないところに、男の本当の偉さがある。ー紫門ふみ
考えれば、私もあまり大した仕事をしていませんでしたが、こう言われると、心がなごみますね。もっとも、今、冷静に考えれば、私のまわりをみても”大した仕事”をしていた男性はいませんでしたが・・・
・夫婦を結びつける絆が長く続くためには、その絆が弾性ゴムでできていなければならぬ。ーA.プレヴォ
赤い糸だから、切れるんですね。ウチなんか、赤い糸だから、こんがらがって、擦れて切れそうになっています。
なお、モタさんは見合い結婚で、ほれたはれたで結婚したわけではないそうですが、いい話が書いてあります。あ~夫婦って、これで良いのだなと反省。
食卓のカミサンの所に、この本をそっと置いておきましたが、分かるかな?分かんないだろうな。期待はしていますが。
人生に、ふと疲れた方、人生に悩みがある方は、ぜひお読みください。少しは、気持ちが明るく、楽になります。
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