2018「吾妻はたあげ大会」

(「長崎古今集覧名勝図絵」より~長崎文献社刊)
長崎の人間はホントに、はたあげが好きですね。上の図は、江戸時代の金比羅山での風景ですが、酒なんか飲んで楽しんでいる方もあるようで、まさに花見。
毎年、愛野町と吾妻町で、はたの保存会の方が、1週間ずらして、はたあげ大会を実施しています。
愛野町の方には行けなかったので、吾妻町の方に、お邪魔をしましたが、長崎の愛好会の方なども参加していたとか。


こちらには、はたを売っているところはほとんど無く、全部手作り。もちろん絵も手書きです。

かなりの年配の方ですが、いろいろ考えるもんで・・・右は子どもの参加者用の小さなはたですが・・・


長いシッポをつけて、意外と高く飛びます。大人も負けすに飛ばします。


弓の形の所、昔は牛とか馬などの皮を薄く削って張っていたそうですが、今では包装などに使うテープを使います。これがブーンという低い音で、まさに、癒やしの音ですね。で、これだけ大きいはたを揚げる糸は、右の写真の足下に置いてあるように、電線の巻き取り幾などを使っています。高く飛ぶので、かなりの長さです。


鯉のぼりまで飛んでいます。右はクラゲ?目玉までちゃんと付いています。
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