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2018年3月22日 (木)

西郷どんも喋った「鹿児島言葉」絵はがきVS「奇抜極マル徳島之盆踊り」写真

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「絵はがき」と言えば、昔は旅行に行ったときなど、必ず買っていたのですが、今や、デジカメ、スマホがあり、「絵はがき」を買う光景を見ることは、少なくなりました。

「西郷どん」と言えば、鹿児島の人間で、鹿児島弁を使うのは当たり前なのですが・・・・NHKテレビに鹿児島弁は分かりにくいから、テロップをという意見が来ているそうですが。

「鹿児島言葉」という絵はがきを6,7枚手に入れ、面白いのでご紹介を。

千々石にも、もちろん方言があり、特に「べー」言葉というのがあり、「べー、べーと言うのはみっともないから、べー、べー言うのは、止むうべー」などと使いますが、最近の子どもたちの会話を聞いていると、ほとんど出てきません。

方言は単語が地域で違い、また、イントネーションの問題もあるのですが、学校放送などを聴いていると、単語は標準語、イントネーションは千々石弁と、何となくアンバランス。

TVなどの影響もあるのですが、方言はその地方独特の文化。正しい「方言」を伝えていってもらいたいのですが・・・・手遅れかな。

さて、東北弁、沖縄弁も難しいのですが、鹿児島弁も難しいですね。「絵はがき」の封筒は破れていますが、中身はちゃんとして、名所の写真が少しばかり、イラストが入って、「鹿児島弁」での会話が書いてありますが、分かりにくい。

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というこで、一枚だけ

■「物賣問答 桜島大根(デコン)」

・島女
「コラ々々シマレコン又、オケヤッタ、モハンカ、コイナラ、三十銭ヨシユ、ゴアストオ」

・田舎客
「ソヤタケ、十五銭ナラ、コッモドッテン、エガ」

・島女
「ソゲンズモンゴアスカ、ソコンサッデナ、三十五銭ニ、アゲモウシタトヲ」

・田舎客
「バカイエ、カイガニデ、ガツィイ、ソゲントオバ、十二銭デ、ウイオッツガ」

・島女
「ソヤ、ホドガ、チゴモンデヲ、ソイナラ二十銭ニオケヤッタモシヲ」

・田舎客
「ソンカワイ、テイシャベ、ヅイモッキソクルッカ」


■「標準語で」

「もしもし、桜島大根をお買いくださいませんか、これなら三十銭で宜しゅう御座いますの」
「それは高い、十五銭なら買って帰ってもよいが」
「そんなにするものではございません、そこの先では三十五銭に、あげましたのです。」
「馬鹿いえ、海岸では恰度(ちょうど)そんなのを十二銭で、売っていたよ」
「それは大きさが違いますからね、それなら二十銭にお買い下さい」
「その代わり、停車場まで持ってきてくれるか」

と言うことで、これ、鹿児島弁のイントネーションで、早口で喋られると、まったく分かんないでしょう。

もっとも、千々石に某県から取材に来た女性新聞記者曰く、「千々石弁って、早くて分かんない」とは言っていましたが・・・・


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下の写真は、「奇抜極マル徳島之盆踊」となっていますが、今の泡踊り、 失礼
m(_ _)m、阿波踊り。

現在、阿波踊りは観光客が120万人でも大赤字とか。イベントばやりの昨今ですが、長崎でも、ランタン祭り等イベント花盛りですが、イベントで何人集まったのかと、経済効果は多少違うと思い、ボチボチ考え直す時期ではないかと思うのですが。

それはともかく、以前にも「徳島之盆踊」の写真はご紹介をしましたが、写真下の文字等を見ると、同じ時期のだと思います。

衣装など見たら、いまの垢抜けた衣装とは違いますが、なんとなく、こちらの方に心を惹かれます。


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