「昭和天皇物語」~能條純一作画★半藤一利著★永福一成脚本★志波秀𡧃監修
「昭和天皇物語」は、「ビッグコミックス」にも連載されていますが、週刊誌はリサイクルに出すので、とっておけません。
いつもの本屋さんで、ひょっと見ると単行本になっていたので、買ってきました。作画の能條純一さんは、「月をさすゆび」、「月下の棋士」あたりからファンになっていたのですが・・・
私、母から叱られながら、マンガを読んで、60数年。やはり、マンガの命は絵の線。といっても、分からない方にはわからないでしょうが・・・今のマンガの絵の線、どうにも好きになりません。
「昭和天皇物語」は、終戦後、マッカーサーに会うところから始まりますが、今のところ、まだ、少年時代の所です。これから、戦争に突入する寸前の所ですが、どう描かれるか楽しみです。
近年、戦争責任について、昭和天皇、政府を責める意見が多いようですが、政府の意見をそのまま、「大本営発表」として、垂れ流しに報道したのはのは誰でしょう。また、それをそのまま受け入れ、少しまじめな本を読んでいると、「赤」と非難し、憲兵に売ったのは誰でしょう。
私自体は、学生時代、フォークゲリラ、反安保、大学紛争時代で、ビラ配りもし、石も投げ、スクラムも組んで、催涙弾も撃ち込まれました。私の立場は、是は是、非は非です。
戦後、政府、官僚がどんなことをしたのかは、皆さんのご存じの通りです。今回の選挙にしても、その後の動きー医療費の値上げ、税金の値上げ、外国旅行者に対して1,000円徴収するって何でしょう。NHKのワンセグ視聴も料金を取られそうです。スマホ持っている、あなた!今すぐ、捨てなさい。NHKから請求書来ますよ。つねに、世の流れを見ていくこと、声を上げる事が必要だと思います。
さて、このブログも5年ばかり続きましたが、前にも書いたとおり、橘樹中佐の銅像を見て、「このおじさん、誰?」とか、地元の氏神様、「温泉神社」について、「温泉が湧いっとった」とか、今年は、「おじちゃん、有馬晴信って誰?」とか聞かれまして、絶望でした。北海道の方まで、知ってくれとは言いませんが・・・
聞いた子は、30半ばですが、頭は良く、長崎の某国立大学をトップで入学し、入学生代表で、「挨拶のことば」を読んだ子です。
歳を取った方と話をしても、意外と知らない人が多いんですね。若い人と話をしていると、興味を持っている方もあり、歴史講座なども少しばかり若い方の姿を見るようになりました。
で、私の知っていることを、1~2年かけて小冊子でも書ければと思います。やさしく、少し深くですが。ということで、今年はブログを書く回数が減るかと思いますが o(_ _)oペコッ
さて、実は私は地元の人間でもなく、知らないことも多く、そこは、郷土史家の方、おじいちゃん、おばあちゃんにでも聞きながら、勉強をしながら、まとめてみようと思いますが、多分、間違いだらけになるでしょうから、冊子の題は、「知ったかぶり、ちぢわ」にしようかと思っているところです。体力と気力と記憶が心配ですが・・・・
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