「鬼火焚き」&「七草がゆ」&「三社参り」~雲仙市千々石町

「鬼火」、「おんび」、「おんの骨」、「左義長」、「どんど」・・・地方によって呼び方はいろいろあるそうですが、「古くは三毬杖とも書いた。毬杖(ぎちょう)とは祝いの棒の一種で、本来は三つの竹または木を結んで三脚にして立てたもの。・・・」、と後の説明が長いので、詳しく知りたい方は「山本健吉 基本季語五〇〇選」をお読みください。
朝起きてみたら、3,4か所煙が上がっていて、しめ縄を外し、いつもの所に、「一緒に良いですか?」と燃やしてもらいました。
昔は子供会が中心でしたが、昨年は1名。今年も少なかったのですが、段々と小さい子どもがやってきました。
いいですね。左が、かんぼこにウィンナーソーセージ、ソーセージは小さい子用。真ん中の鍋は多分、ぜんざい、右はお餅。お餅は、レンジでチンしたり、ガスで焼くより、熾火がいちばん。
ここで、時間を見たら、9時30分。で、橘神社での、「七草がゆ」の振る舞いが10時からあり、食いっぱぐれてはと、一目散。

いつものように見本がおいてあり、「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、はとけのざ、すずな、すずしろ」、なんて言っても、若い方なかなか知りませんね。胡蝶蘭とか、スイトピーとか、シクラメンとか、ガーディニングにつかう花は良く知っているようですが・・・・こうして置いてあると、よく分かりますね。

いつもの神社でとれた、無農薬、無肥料、減塩の梅干し。七草がゆにピッタリです。


で、着いたのが9時40分。もう始まっていて、慌てて行列に並び、ありつきました。
おばさんが、お盆に4人分持っていって、連れはいないようなので、4人分食べるのかしらと思っていたら、タッパーを取り出して、その中に3人分入れ、あと一つは自分で食べていましたが、多分3人分は家族に持って行くのでしょう。女の方も歳をとると図太くなりますね。ウチのカミサンもですが・・・・
日曜日で人が多いかと思ったら、意外と10時過ぎても、ふるまいがあっていました。はやり、大鍋で作るのは、家の小鍋で作るのとは味が違いますね。アツアツをフーフーしながら、おいしゅうございました。で、ここでお参り、一社目。
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