« 2017年5月28日 - 2017年6月3日 | トップページ | 2017年6月11日 - 2017年6月17日 »

2017年6月4日 - 2017年6月10日

2017年6月10日 (土)

昨夜は「ストロベリームーン」(2017年6月9日)

Photo

昨日は、「ストロベリームーン」でした。

本当は、もっと、色が綺麗だったのですが、なにせ、現品処分1万円のデジカメではこれが限度でした。

ネットで調べると、ネイティブアメリカンが付けた名前。6月がイチゴの収穫時期で、その頃の満月が赤くなることから、「ストロベリームーン」と付けられたそうですが・・・

仙台天文台では、「この時期は月の高度が冬より低いため、赤く見えるように思うかもしれないが、この日の月が特別に赤いわけではない」と断言。
東京天文台も「赤さは大気の状態による。今日の月が普段より赤く輝くわけではない」と話した。(朝日新聞デジタル版より)

なんとなく、天文台のお話は味気ないですね。七夕の織姫星、彦星だって、実際に星が動いて会いに行くわけではないでしょう。

さて、この日に、好きな人と一緒に見ると「永遠に結ばれる」とかいう話もあるようですが、カミサンと一緒に見た月は綺麗でした。もっとも、熟年離婚ばやりの昨今「永遠に結ばれる」かどうかは分かりませんが・・・

あ!6月9日というのも良いですね、熱く語り合った後の「69」というのは如何だったでしょうか?来年は、6月28日が満月で「69」とは関係ないですね。残念ですが weep



2017年6月 9日 (金)

「年を歴(へ)た鰐の話」~レオポール・ショヴォ著・山本夏彦(飜譯)

Img_20170608_0003 Img_20170609_0001_2

昨日、安野光雅氏の「本を読む」の中から、「異端審問」を紹介しましたが、今日は「年を歴た鰐の話」。

この本には、ほかに、「のこぎり鮫とトンカチざめ」、「なめくぢ犬と天文學者」が収められています。出だしは・・・

この話の主人公は、たいそう年をとった鰐である。
この鰐はまだ若い頃、ピラミッドが建てられるのを見た。今残ってゐるのも、壊されて跡かたも無くなってしまったものも見てゐる。ピラミッドなどといふものは、人が壊しさへしなければ、大地と共にいつまでも残ってゐるはずである。

なんとなく、面白そうでしょう?さて、「年を歴た鰐の話」、あらすじを書こうかとも思ったのですが、何とも書きようがなく、この本を評した人の文を書いた方が良く分かると思います。

吉行淳之介氏は後書きで

この本が、私には矢鱈におもしろく、いろいろな友人に読ませたので、表紙はかなり痛んでいるが、粗末な藁半紙の本文用紙は健在である。この本を貸した友人の一人は、
「わが国で、こういう作品が出るのはには、あと三十年かかるだろうな」
と、嘆息していった。その友人は安岡章太郎だったと思う。

徳岡孝夫氏の後書きによると、「年を歴た鰐の話」は昭和十四年の「中央公論」四月号に出て、昭和十六年、本の出版が東京・櫻井書店から刊行。

この、櫻井書店の桜井氏について、同じく後書きで、久世光彦氏が、《桜井は、赤本屋あがりだと言われ、始終それを苦にして一流の出版社になりたくて、なれまいまま死んだ》ー翁(注:訳者の山本夏彦氏)は涙を流しながら、桜井某の生涯を辿る。素手でその体を撫でさする。いまに一流になろうと念(ねが)いながら作った「ドウブツ」や「ノリモノ」は低く俗であったが、そこには《思い》が溢れていたのだろう。血を吐く魂から生まれたものである。・・・・

この「年を歴した鰐の話」を吉行淳之介氏が某出版社をそそのかし、再販を山本夏彦氏に申し込んだが断られたそうで、「その後この本が戦前に上梓になるまでの経緯を書いているのを読んで、『なるほど、断られるのもムリないかな』とおもったが、その内容も忘れてしまった。こうなると、この本は『幻の本』ということになってくる。」と書いています。

安野光雅氏も、「本を読む」のなかで、「『年を歴た鰐の話』という本がある。評判ばかりで見た人は少ない。だから、文藝春秋が復刊したときは『まぼろしの名訳だといわれた』。

さて、作者のショヴォ氏について、知らない方も多いかと思いますが、山本氏は「はしがき」で、「レオポール・ショヴォの作品を、我が國に、移植するするのはこれがはじめてだから、原作者はどういふ人物か紹介したいのは山々だが、實は譯者も彼の履歴の詳細を知らぬ。」と、まあ、少し無神経な感じですが。

この物語をどう読むか、いろいろあると思いますが、訳者の山本氏は、「やはり讀者の一人々々が己の甲羅に似せたさまざまな解釋を與(あた)へ、しかもそれに耐へるところにこの作品の無限の妙味と含蓄があるのであらう。従つてこれ以上の解説は蛇足である。」

もう一つの作品、「のこぎり鮫とトンカチざめ」について安野氏は、「なんともおもしろいが、なにがどうおもしろいか、いうのが難しい。」「年を歴た鰐の話」も同じです。

【追記】
この本は、現在別の方が訳して出版されていますが、山本夏彦氏の訳がよろしいかと・・・・




2017年6月 8日 (木)

「本を読む」★「異端審問」~安野光雅著

Img_20170608_0003 Img_20170608_0002

少し前だったか、たまたま大きな本屋さんへ行ったら、本があまりに多く、船酔いならぬ本酔いをしてしまいました。あんな沢山の本から、自分の気に入った本を選ぶのが困難なので、最近は書評とか、本について書いた本を読んで、本を選ぶようにはしているのですが・・・・

たまたま、安野光雅さんの、「本を読む」という本を見つけ読んでみたら、なかなか面白く。

・映画で「あの馬鹿が本当に、撃ってしまった」★ピアス「悪魔の辞典」
・腎臓結石などの石は鉱物学的にみて何なのか★森鴎外「椋鳥通信」
・わたしは博士の学位を頂きたくないのであります★「漱石書簡集」
・立ててある本のあひだから匂い菫の押し花が出てきた★中勘助「自画像」

など興味のある題が並んでいて、その中に、安野光雅氏の「異端審問」という本が取り上げられていて・・・

成り立ちは記者の森啓次郎氏と安野氏が中華料理を食べている時、安野氏が子どものようなキラキラした目で、「下剤と下痢止めを一緒に飲むとどうなるかね・・・」とたずねたそうですが、森氏、「おもしろい、調べてみましょう」。続いて安野氏、「藪っていう名前の医者は何人いるだろうか」。

ということで、「安野さんが自由に疑問をだして、ぼくが必死に答える。そんな連載をいつかやりましょうよ」ということで、吉田忠正氏・佐藤斎氏の優秀なデーターマンを得て、安野氏の質問に答えていったそうです。

■下剤と下痢止めをいっしょに飲むとどうなるか

虎の門病院消化器系内科の山田先生と大正製薬の企画部の話では、大体同意見で・・・
で、市販の下剤と下痢止めを一緒にのんでみた。その結果は・・・。
あとは、読んでください、ただし良い子も、悪い子も真似をしないように。私は責任はとりません。

■タヌキのきんたまは何畳敷きか。

タンタンタヌキのきんたまは、風に吹かれてブラブラ。という歌があります。タヌキのきんたま8畳敷ということばもありますが、実際は0.0002畳敷だったそうです。これじゃ、風に吹かれても、ブラブラしませんね。

横浜市金沢自然公園の堀浩・分園長が答えていますが、これがなんと、きんたまではなく、本物の「金」と関係があるとか。あとは本をお読みください。なるほどでした。

■日本歯科医師会の会長には虫歯があるか

山崎数男会長にズバリ、インタビューしたところ。「あっはっは、ほとんど虫歯ですよ。・・・・・」

その他、「雀の涙は何グラム」、「アリは乾電池で感電死するだろうか」、「一升マスには米粒が何粒入るのだろう」、「自分の家の前に、さい銭箱をおいてお金を集めてよいか」等々、真面目な質問、変わった質問が並んでおりますので、梅雨時にでも好きな所からお読みください。

「異端審問」は、かなり古い本で、最近の状況とは合わないところがありますが、ご了承のほどを。



2017年6月 7日 (水)

久しぶりの「週刊ポスト」「週刊現代」

Img_20170607_0001 Img_20170607_0002

久しぶりの週刊誌です。あの方面の記事もあるのですが、手術後で興味がなくなり省略します。

眞子さまが、まだ正式ではありませんが、婚約されました。週刊誌がどっと取材するかと思ったら、意外と記事が少ないですね。お二人の平安な生活をジャーナリズムが”忖度”しているのか、宮内庁のガードが堅いのか。いずれにしても、お相手がいい男なので、しっかりと見張りを。

■安倍首相ベッタリのジャーナリスト「素性」と「私生活」
■「引き裂かれた文科省」現役官僚の胸の内
■安倍官邸の「空気の研究」

国会の質疑を見ていると面白いですね。まったく、答弁になってなく、議論の場ではなく、ひとり言をいっているみたい。それでも、安倍政権の支持率は落ちません。日本人とはどんな人種なのでしょう?

さて、前川・前事務次官の発言、驚きましたが、これに対し「出会い系バー」のスキャンダルで対抗してきました。新聞記事にしたのが読売新聞。で、国会で首相が、「読売新聞を読んでください。」と発言しましたが、どんな関係か分かりますね。

前川・前事務次官のニュースを見ながら、沖縄返還時の密約事件の西山事件を思い出しました。あの時も、情報を渡した既婚の外務省事務官と「情を交わし情報を得た」ということで、いつの間にやら、沖縄密約事件が、スキャンダル事件にすり替わってしまいましたが、あの時と同じ構図ですね。

「ベッタリのジャーナリスト」とは「元TBS山口敬之氏」で、「安倍総理の内幕を書いた『総理』という本も著している。」そうですが、レイプ事件で訴えられ、「山口氏がアメリカから成田空港へ到着するタイミングで逮捕する予定だったが、なぜか直前に逮捕は取りやめになったという。中止は警視庁刑事部長(当時)に判断によるものだった。」という事で、これも国会で問題になっていたようですが、なんか変ですね。

■焦らし焦らして小池百合子「離党」で自民党と全面戦争

オリンピック問題は少し進んだみたいですが、まだ後を引きずるような感じです。
豊洲問題は、まだ解決していないし、まだまだ人気でもっている小池知事という感じがしますが、やっと、自民党を離党して、都議会選挙のガンチンコ試合で、良いですねチンコ勝負。長崎では関係ありませんが、楽しみにしています。

■しみじみ思う妻が仲間由紀恵でも男は浮気するもの

私だったら、絶対にしません。
なお、藤原紀香さんと陣内智則氏の離婚では、「紀香さんは、家事も完璧で妻としてなんの欠点もなかった。ですが、陣内さんは逆に気疲れしてしまい、癒しを求めて浮気を繰り返した。・・・・」(民放テレビ局関係)

ということだそうですが、うちのカミサンは、家事は下手、妻としても欠点だらけ、ですから離婚せずにすんでいるのですが。

■80過ぎてガン手術「する」「しない」家族で大論争

私の母も78歳で胆管がんになり手術をしました。病院では最高年齢の手術だといわれましたが、80過ぎていたら手術はしなかったといわれました。おかげで、88歳まで生き、あっけないくらいにあの世に行きました。一週間後に父も後を追うように亡くなりました。

祖母は脳溢血で半年ばかり家で寝込んで亡くなりましたが、その間、母が看病しましたが、大変だったことは今でも覚えています。

看病、費用、寝たっきりで痴呆、財産、遺品の問題。とにかく大変です。家族、兄弟、日頃より仲良くしておきましょう。

■その「薬」と「一緒に摂ってはいけない」健康食品一覧

入院した時、薬剤師さんが来て、「青汁なんか飲んでませんか?」と聞かれました、話では薬との飲み合わせがあるとか。

この記事にも、「青汁(ケール入り)」との飲み合わせも書いてあり、「抗凝血薬(ワルファリン)」「抗生物質(ニューキノロン系」が作用の減弱として載っています。

ほか、プロポリス、キシリトール、カルシューム、鉄分、等々書いてありますので、ご心配な方は一読を。

■馬券「高額利益」が相次ぎ発覚 誰がどうやっていくら儲けているのか

と書いてあるので、少し儲けようかなと思って読んでいたら、一番下の欄外に「(PR)」と書いてあり、宣伝のページでした。書くなら一番最初に書けよ!

■T・ウッズの顔を激変させた世界一からの転落人生

タイガー・ウッズですね。飲酒・薬物運転で捕まった様子がTVで写され、これがあのタイガー・ウッズかというくらいの顔の変容でした。たしか、転落のきっかけは不倫の発覚だったと思います。男性の方は、女性にご注意を。

■NHK有働由美子アナがひたかくす年下実業家との”続行愛”

確か有働さん、別れたという記事が出ていましたが、「続行愛」ですか。
阿川佐和子さんの結婚には涙しましたが、今度は、「あさイチ」の有働さんを見ながら、また涙か。

「悲しくて~悲しくて、とても、やりきれない・・・」。昔の歌ですが、思わず口ずさみました。



2017年6月 5日 (月)

「漱石先生、カステラをなんと書かれた?」~松翁軒広告・カステラ文学館49

Img_1499

長崎のカステラの名店、松翁軒の広告です。いつも面白く読んでいるのですが、今回は少し気になるところがあるので・・・

最初の部分です。見にくいので、書き写すと

夏目漱石は当て字の名人だった。『吾輩は猫である』では秋刀魚(さんま・注ルビにて表記)を「三馬」と書いた。『それから』には「馬尻(ばけつ)」が出てくる。『三四郎』では、「盆槍」とかいて「ぼんやり」と読ませる。文豪がいま中学生に生まれ変わったら、国語のテストがいちばん心配だ。(以下略)

夏目漱石は当て字、誤字が多いと以前から聞いてはいたのですが。


Img_20170604_0002 Img_20170604_0001 Img_20170604_0003

ここに3冊の本があります。いずれも古文書の入門書になります。

「古文書はじめの一歩」には街道筋にある、夜の村の見回り、門の開け閉めの事などが書いてありますが、夜には門を閉め、朝開けますが、このところの表現は「翌朝門共明(よくあさ、もんどもあけ」ですが、「明」は現在「開」であり、今の学校で、「開け」を「明け」と書いたらもちろん✖ですね。

油井さんは、「”間違って”いると思われたでしょうか。確かに現在の漢字テストでは『門を明ける』と書いたら、バツをされてしまうでしょうね、しかし、古文書では、音(オト)さえ合えば、まるでいろいろな書き方を楽しんでいるようかのように多様な表現が見られます。それは、単に”当て字””勘違い””間違い”というだけではなく、何か豊かな世界を感じます。」と書き、例字を書いていますが、ほかの2冊にも例字が載せてありますので。

「浮空」は「上の空(うわのそら)」。「深切」は「親切」。「留主」は「留守」。「異見」は「意見」。「墓無」は「はかなし(むなしい事)」。

油井さんが書いているように、「音さえ合えば」適当に書いていく。それが、昔の「日本語」の書き文字になりますが、油井さんは続いて、「”間違っている”と目くじらをたてずに、『なるほど、面白い』『書き方の正解が一つしかない、という文化ではないのだ』と思っていしまった方が、奥行きが深い古文書と長く付き合っていくためには賢明です。」

という事で、夏目漱石の文字も、間違い、当て字と言わないで楽しんでいきましょう。なお、私のブログも誤字が多いとのご指摘もありますが、わざと間違っているものです happy01

「古文書をはじめる前の準備講座」に

第二期◆文明開化時期(明治維新1868から明治33年1900まで)
明治の文化革命(明治維新)により、活字・活版の時代に変革しました。
かなの使用は従来同様でしたが、新聞や活字本が急速に民間普及するのにともなって、徐々に一音一字に移行していきます。・・・・・・

第三期◆戦前期(明治33年1900から昭和20年1945まで)
文部省は、明治33年に「小学校令施行規則」をもって、50音図を示して、かなの一字一音使用を定めました。(以下略)

という事で、日本の文字が段々と味気なくなった、という事です。

さて、夏目漱石の「虞美人草」には、カステラの事を、「・・・チョコレートを塗った卵糖(カステラ)を口いっぱいに頬張る。」と「カステラ」の事を「卵糖」と書いています。なるほどの表現です。

「松翁軒」さんは、明治中期、チョコレートを使った松翁軒オリジナルのカステラ「チョコラーテ」を創り出しており、これは、チョコレートをカステラに練りこみ、夏目漱石の「チョコレートを塗った」カステラとは違うようですが、なんとなく気になる所ではありました。




« 2017年5月28日 - 2017年6月3日 | トップページ | 2017年6月11日 - 2017年6月17日 »

フォト
2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

ブログランク参加中クリックしてね

最近のトラックバック

amazon

無料ブログはココログ