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2017年3月26日 - 2017年4月1日

2017年3月30日 (木)

しばらく、お休み、時々、顔見せ


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 百代の過客しんがりに猫の子も加藤楸邨


松尾芭蕉、「おくのほそ道」の出だし、「月日は百代(はくたい・はくだい)の過客(かかく・くわかく)にして、・・・・」から想を得たものでしょうが、「百代の過客」と「猫の子」の取り合わせ。ピリッと効いた、「しんがり」。

私の好きな一句ですが、作者の、小さい生き物も「百代の過客」の一員であるという、生命に対する優しい眼差しが感じられます。

さて、私の方もいよいよ、前立腺がん放射線治療の日程が決まり、荷物の準備等に意外と手がかかり、ブログの方も病院に聞いたら、インターネット環境が無いとかで、スマホ、タブレットを使うつもりですが、「しばらく、お休み、時々、顔見せ」になりそうです。準備をしながら、「百代の過客」の意味が、じんわりと理解でできるような感じです。

さて、昨今、前立腺がんが多くなったようで、治療を心配される方がおられると思いますので、実況放送はできないので、文字だけで報告はしたいと思っています。

放射線治療の場合は手術と違い、多少長期になります。

入院については、土曜日、日曜日は治療がないため、帰宅OKだそうです。奥様なり、彼女がおられる方は、着替えなど寄っていただければと思いますので最小限に。

ウチのカミサンはあまり来られないので、洗濯は自分でしてねthinkということで、干し物竿を持たされました。準備品は、病院の案内にも書いてありますので、これでチェックしてください。

病室は大部屋(4~6名)はかなり狭く、荷物は最小限度で。個室はありますが申し込んでも、あまり期待しないほうが良いかも。酒類はもちろん×ですbeer。タバコはOKみたいですが、敷地内禁煙ですからこれを機会にnosmoking

先生が言うように、放射線治療の時間は短く、あとはやることがないので、「退屈するよ」との事で、私も車で通院もできるのですが、この機会にじっくり読みたい本があるので、入院することにしましたが、そうでない方は、通院できる距離であれば、通院のほうが良いかとは思います。ひょっとすると、私もずらかるかも、ですが・・・

ちなみに、最先端医療機器がある鳥栖まで、諫早から通う方がおられるそうですが。

ということで、時々は顔見せをしますので、お暇なら来てよね wink




2017年3月28日 (火)

「文庫解説ワンダーランド」★斎藤美奈子著~本の読み方が変わる本!

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「文庫本の解説」の「解説」とは面白いことを考えたもので、最初の「序文」の出だし、「文庫本の巻末についている『解説』はなんのためにあるのだろう。」
「あとがき」の出だしが、「文庫本の巻末についている『解説』は誰のためにあるのだろう。」

という事ですが、小説等を読んだあと解説を読み、「あ~、こんな本だったのか」と思う事もあり、特に難しい本はですね。要するに、本自体ではなく解説者の考えに影響を受けてしまう事も多いものです。

この本は、文庫本の解説について評論をしたもので、作者と解説者の関係、時代とともに変わる解説等々について述べてありますが、読んでみて、ナルホドの本でした。

時には、ばっさり切ったり、ユーモアを交えたり、なるほどと納得したり。
オスカーワイルドの、「幸福な王子」について次のように書いています。

”実際、文庫解説の中には、それまでの作品の読み方を一変させてしまうものがある。私が完全に『やられた!』と感じたのは『ゲイ短編小説集』(平凡社ライブラリー/1999)に寄せられた監訳者・大橋洋一の解説だった。
19世紀末~20世紀前半の作品を中心に〈英米系のゲイ文学として定評のあるもの〉を集めたこの短編集には、ゲイ(男性同性愛)を描いた小説として、たとえばオスカー・ワイルド『幸福な王子』(1888)が収録されている。・・・・”

と、まあ、なんで「幸福な王子」が「ゲイ」の小説になるんでしょう、と、ここは読んでください。

最初は、夏目漱石の「坊ちゃん」から始まりますが、「坊っちゃん」の解説に対する批評は、「坊っちゃん」が単純に勧善懲悪の小説でないことが分かります。
その反対の解説も紹介してありますが、考えると、意外と難しいですね。

川端康成の「雪国」にの解説については、「三島由紀夫や伊藤整のようなタルい評論は、今日の文学批評界ではほとんど目にしなくなった(そうでもないか)。」

ハムレットについては、「戯曲の解説は英文学ではなく演劇的な視点で書いた方が絶対面白い。」としながら、如月小春の「鑑賞」をとりあげ、ベルイマン演出の舞台を紹介しつつ、〈世界中のどこの街角にもいる、将来への希望を見失い、愛情に飢えた若者たちと重なりあうような、一人のナイーブな青年の姿だ。〉〈この出来事を、今の時代の若者に置き換えて想像してみて欲しい、立派な父と優しい母に育てられ、幸せに暮らしていた素直で感じやすい青年がいたとして、ある日突然父が死に、母は大嫌いな叔父と結婚してしまったとしたら!〉〈おちこむ、ふてくだれる、反抗する、それ以外どんな道があるのだろう!〉

と、こう解説されると、高尚なシャークスピアの演劇も、身近に感じられものです。

さらに、松本清張、赤川次郎等も取り上げられますが、村上龍(余談ですが、長崎の県立図書館を始め県下ほとんどの図書館で、「村上龍」と「村上竜」と混在しています。県立図書館に注意したところ。「人間と、予算がなくて・・・・」という事で、はやり長崎県は活字文化を大切にしない、非文化県ですね。力を入れるのは、金になる文化遺産登録ばかりで・・・・と長々不満を申しましたが)の解説は多いものの、「村上春樹作品の文庫には、なぜかいっさい解説がついてない。・・・」という事で、ここ、もう少し、突っ込んで書いてほしかったな。もっとも、解説の解説本で、解説が無いことには書けませんが・・・・

とにかく、読んで面白く、小説の読み方が変わってきます。
なお、取り上げてある小説が多いので、裏帯に取り上げた主な作品が載せてあったので。


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「ほか多数!」です!!



2017年3月27日 (月)

2017 「観櫻火宴(かんおうかえん)」~雲仙市千々石町

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先週の土曜日、恒例の「観櫻花宴」が開催されました。天気が不安定で心配されたのですが、無事実施。

最近は、外人さんの参加、見学が多く国際的になりました。左の親子の方、あちらこちらで、写真のモデルに引っ張りだこ。


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武者の勢ぞろいですが、自前の鎧、兜で参加された方もかあったとか。

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稚児武者の最強軍団。手にするのはスポーツチャンバラの刀。叩かれると結構痛いですよ。対する極悪軍団。

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福石様も武者と取り合わせると、絵になりますね。

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「御神楽」。中学校の吹奏楽部ですが、現3年生が抜け、2年生の部員が0名、1年生4名で頑張っています。新年度に部員が入ると良いのですが、とにかく、入学生も少なくて・・・

右は、今年中学生の「元服立志式」(希望者)。自分の名前と、希望などを発表します。願いが叶えればいいのですが。


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天正少年遣欧使節の寸劇、最近その一員、千々石ミゲルと思われる墓の調査があっていますが、何か手がかりがあれば良いのですが・・・もちろん、千々石ミゲルは千々石町出身です。

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「肥前千々石鉄砲隊」の皆さん。空砲ながら、火花と煙が凄いのが分かると思います。

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皆さん良いカメラをお持ちで。お母様はスマホ。

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鉄砲隊の演武の後、一番上の出発になりますが、花を添えたのが、多分、上塩浜の皆さんのキャンドルでしょう。昨年は、少なかったのですが、今年は、これでもか!という感じで浜一杯に並んで、準備して火をつけるのも大変だったと思いますが、見事なものでした。

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で、一回り先に橘公園に行ってみたら、露店は結構にぎわい、花見の方もボチボチでしたが、桜はまだまだでした。

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この後、松明行列は商店街を通り、橘神社の大鳥居くぐりですが、何せ、カメラマンやTV局やら見物の方が多く、うまい具合に写真は撮れまでした。


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役員、消防団の方は大変だったと思いますが、また来年を楽しみにしています!




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