「クリスマスを探偵と」~井坂幸太郎著;マヌエーレ・フィオール絵

実を言えば、井坂幸太郎さんの本、一冊も読んでませんでした。
で、昨日、本屋さんに行ったら、上の本がドンと並んで、けっこう売れているみたいでした。それで、また衝動買い。
主人公は父親の画材屋という地味な職業を嫌い、探偵まがいの仕事を選んだ、あまりさえないカール。
クリスマスの日、女性から夫の浮気調査を頼まれ、男性のあとをつけ、女性が住むアパートへ。
で、時間があるので公園のベンチへ。そこに、もうひとり若い男が座っていて、なんとなく、クリスマスの事、カールの人生などを話しているが、若い男は二人の男から誘われ、仕事に。そして、その男の正体は・・・・
そのうち、浮気をしていた男がアパートから。ここで、カールと男の関係、男が女のアパートに入っていった理由、そして、浮気を調査を依頼した女性との関係が明かされます。
と、これ、私のブログ読んでも、何が何だか分かりませんよね。内容を知って読んでも面白くないから、詳しくは書きませんが、家族の事、人生の生き方が感じ取られます。ただ、子供向きの本ではないかもしれません。最後は、ドンデン返しに次ぐドンデン返しです。
クリスマスの日、彼女または彼氏がいない方、自分の部屋で一人で読むのもいいかもしれません。少しは、心が温まります。
« 「やっと落ち着いて『週刊ポスト』『週刊現代』」 | トップページ | 平成29年度 「第47回千々石町文化祭(展示の部)」~雲仙市千々石町 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 大河への道~立川志の輔(2022.05.08)
- ★五味康祐著「スポーツマン一刀斎」★「水木しげるの妖怪まちがいさがし」(2022.04.03)
- 「面白半分」(2022.03.03)
- 「日本八景」~なぜ阿蘇ではなかったのか?(2022.02.15)
- 「なくなりそうな世界の言葉」~★吉岡乾著:西淑イラスト(2021.12.24)
« 「やっと落ち着いて『週刊ポスト』『週刊現代』」 | トップページ | 平成29年度 「第47回千々石町文化祭(展示の部)」~雲仙市千々石町 »
コメント