絵ハガキ

昨日は年賀ハガキの事を書きましたが、調べる事があり、絵ハガキを少し買い集めてみましたが、上の絵ハガキ良いですね。描いたのは、林唯一(ただいち)氏。大正~昭和の挿絵画家です。
「中学校に入って初めての夏休みだもの、今日だけは汽車がのろいやうな気がした。停車場につくといきなり『兄さん』と云って飛びついて来たのは弟だ。お母さんもお姉さんも僕の學生姿を眺めて『まァ!』と云いながらにこにこされたので少しきまりが悪かった。」と説明文がありますが、いかにも昔の駅ですね。
今、こんな良い絵葉書があるのかな、と思いながら次々に絵葉書を見ていくと、ありましたね。下のような絵葉書。〇首丸見えです。
「白濱温泉 崎の湯」とあり、右側に、英語で地名が書いてありますから多分戦後のものだと思います(英語は戦前は敵性語で使えませんでした)。なお、〇首が丸見えなので、■で隠しました。

で、さらに見ていくと、又もありました。男鹿です。こちらも、英語の説明があるので、これも戦後ですね。これも〇首丸見えなので■で隠しました。

お!長崎もありますね。雲仙の某旅館の絵ハガキです。風景は仁田峠の展望台ですが、右上の方、拡大してみると、ちゃんと〇首もちゃんと見えていました。もちろん■で隠しましたが・・・やはり長崎は他と違って、小さい写真で奥ゆかしい。


以上、裏側には全部「POST CARD」、「郵便はがき」と書いてありましたが、こんなハガキを貰ったらどうするんでしょう。
という事で、昔の絵ハガキといえど意外と大胆なものがあるんですね。
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