あと2回~「浮浪雲」★ジョージ秋山著

今週号の「浮浪雲」の最後のページです。
「ジョージ秋山」の「浮浪雲」。44年間にわたり連載され、あと2回で終了になるそうです。
ここ数か月、浮浪雲のオーラが段々薄くなり、「おねえちゃん、あちきと遊ばない?」の声にも、なんとなく生気が無くなってきたな、と思っていましたが、いよいよ終わりですか。「こち亀」も終わったばかりで、なんとなく時代の転換期かなと思います。
漫画の主人公は、サザエさんみたいに、歳をとらないのですが、浮浪雲は外見は変わらないものの、精神的には加齢をしていたのかな?
私も、第1回から読んでいて、この44年間を振り返ると、青春後期からですから、恋愛あり、失恋あり、結婚あり、子供の誕生あり、子供の就職、結婚、退職、手術、両親の死、と数えれば、結構なにやかやとありました。残念ながら、不倫はありませんでしたが・・・まだ、希望は捨ててませんが・・・
さて、「浮浪雲」の最終回は、どのように終わるのでしょう。「浮浪雲」だから、浮浪雲みたいに、人知れずどこかへ行くのか、おねえちゃんに囲まれながら終わるのか、「明日のジョー」みたいに、感動的に終わるのか。
いずれにしても、あと2回・・・・・・・44年ですか。
「勧 酒」~干武陵
勧君金屈巵(コノサカズキヲ受ケテオクレ)
満酌不須辞(ドウゾナミナミトツガシテオクレ)
花発多風雨(ハナニアラシノタトヘモアルゾ)
人生足別離(「サヨナラ」ダケガ人生ダ)・・・・・・・・井伏鱒二「厄除け詩集」より
さよならだけが 人生ならば また来る春は 何だろう はるかなはるかな 地の果てに 咲いている 野の百合 何だろう ・・・・寺山修司
「勧 酒」~干武陵
勧君金屈巵(コノサカズキヲ受ケテオクレ)
満酌不須辞(ドウゾナミナミトツガシテオクレ)
花発多風雨(ハナニアラシノタトヘモアルゾ)
人生足別離(「サヨナラ」ダケガ人生ダ)・・・・・・・・井伏鱒二「厄除け詩集」より
さよならだけが 人生ならば また来る春は 何だろう はるかなはるかな 地の果てに 咲いている 野の百合 何だろう ・・・・寺山修司
おーい雲よ
悠々と
馬鹿に呑気そうじゃないか
何処まで行くんだ
ずっと磐城平の方まで行くんか・・・・山村暮鳥
どの言葉が、浮浪雲の最後にふさわしいのかな?と思うのでありますが。
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