「あ~勘違い、私馬鹿よね・・・」~住吉神社

最近は、昔の絵葉書、写真から複写する会社もあるようで、「長野電波技術研究所附属図書館」という所を見ていると、おや!肥前鳥居ではないですか。しかも、堂々たる風情。
さっそく写真を取り寄せると、「長崎住吉神社」とあり、調べると長崎市内の住吉にある住吉神社ではありませんか。
ということで、お出かけしました。我が家から、約1時間弱。ああ~また、肥前鳥居が見られると、心は踊る、血は騒ぐ。
で、着いてみると、一の鳥居は明神鳥居、鳥居横の看板ですが、なんとかなりませんか?


階段上に二の鳥居がありますが、これもよく見る明神鳥居。写真は省きます。
本殿ですが、一目で新しいものだとわかります。

拝殿横に左のような説明が書いてあります。境内には看板等にはいろいろと書いてありますが、多分これが一番新しいもののようで・・・
奉 献
多年の風雪に耐え 今日まで頑強にて保存して来るも参詣の利便を配慮し全面改修し新設す 尚石材は遠路中国福川市より搬入す 工費 壱千八百五拾万円
平成八年十二月吉日 住吉神社奉賛会
ということで、神社改修の時は鳥居も変えることがありますから、肥前鳥居さんも変えられたのかな?とは思ったのですが・・・・右の説明版は長崎市が設置したもものです。


原爆投下時、社殿、社務所は倒壊、全焼するものの階段下の鳥居とこの狛犬さんは、そのまま残ったそうです。ということは、肥前鳥居はその時倒壊したとも考えるのですが・・・


神社横に、稲荷神社があり、ついでにお詣りしてきましたが。


下の狛犬さんがおられまして、何と言いますか、「肥前狛犬」さんの感じがするんですね。どちらとも判断がつきにくく、野球の審判が、ギリギリの球をストライクにするか、ボールにするか迷うのと一緒です。いずれにしても愛嬌のある狛犬さんでした。


途中に左のような石祠があり、「山崎大神」と書いてありましたが、調べても意味はよく分かりませんでした。
で、横に狛犬さんがおられるのですが、これも、どうにも分からない感じ。


家に帰って、私、しつこいので、「住吉神社」を再度ネット調べると壱岐にもあって、「IKINavi」という観光紹介のブロブがあり、それに壱岐の写真が載っており、下の写真ですが、一番上の写真と比べるとわかりますね。一緒です。
ということで、上の写真は「長崎」の住吉神社ではなく、「壱岐」の住吉神社でした。

鳥居の左右が気に隠れて見えせんが、しつこく別のブロブを調べたら、ありましたね。まさに、肥前鳥居。

ということで、暑い中、車で2時間かけて行って、違っていたとは、「あ~勘違い」で、ちゃんと調べて行くべきで、「私馬鹿よね~」と思い知った一日でした。
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