「続・おもしろい!進化の不思議 ざんねんないきもの事典」~今泉忠明監修

昨年7月、この本の第1弾を紹介しましたが、あれから1年、続編が出版されました。
柳の下にドジョウはなんとやら、という格言がありますが、いるところにはいますね。今日は、暑さを忘れ笑い転げて読んでいました。
最初は、進化についてイラスト入りで書いてありますが、これくらい分かりやすいと勉強も好きになっていたんですが・・・・・
表紙を開いたところに、こう書いてあります、「ざんねんないきもの」とは一生けんめいなのに、どこかざんねんな いきものたちのことである。」
読んでみて、みんな一生けんめい生きているのに、なんとなくユーモラスというか、カワイソウというか、というような生き物の話です。
■サバンナモンキーの金玉はスカイブルー
このモンキーについては、ネットで見られます。実に見事な色の金玉です。金色ではありませんが、驚くほどきれいなスカイブルーの色をしています。ぜひネットでご覧ください。びっくりします。
といっても、旦那さん、もしくは彼氏の金玉に真似をして、スプレーを吹き付けないように。
■ブタはデブじゃないのにデブだと思われている
一般的な人間の体脂肪率が20パーセント、ブタの体脂肪率は15パーセント、生まれたての子ブタは2パーセント。
ようするに、太って見えても、中身は筋肉ということになります。ですから、太った方をみても、「ブタ」とは言わないようにしましょう。
■オシドリの夫婦はじつは毎年相手が違う
仲の良い夫婦を、「オシドリのような夫婦」と言います。が。
オシドリのオスは交尾がすんだらどこへ消え、次の年になると再びペアを作りますが、たいてい前の年とは違う相手だそうです。
ですから、「オシドリのような夫婦」というのは、間違った意味になりますので、「あなたがた、オシドリのような夫婦ね」とは言わないようない。
■アマツバメは命がけで眠る
ヨーロッパアマツバメは10か月間ずっと飛び続けていた、という調査があるそうです。
まとまった睡眠はとれないので、空高く舞い上がり、落下しながら眠るそうですが、この間、1~2秒。これで、睡眠取れるんですかね。ナポレオンどころではありません。
■チンパンジーは愛想笑いをする
チンパンジーは好戦的で、「群れの中で『誰が一番か』ということをとても気にしています。」だそうですが、「自分より強い相手には愛想笑いまでしています。」ということで、チンパンジーも忖度をするのかな?
あと、「フラミンゴが片足立ちするのは水が冷たいから」「カ(蚊)は血なんかすいたくない」「キリンは長い舌で鼻くそをほじる」「カビバラはおしりをグリグリされると寝てしまう」「トラは笑っちゃうほど狩りがヘタ」「サメは泳ぎ続けないとどんどんおぼれてしまう」「ウマは全力で走ると死ぬ」「バンドウイルカは方言のせいで会話が通じないことがある」等々、これ、ほんまかいな?というお話がたくさん載っています。どこから読んでもよく、特に、子供さんと読むと喜びますよ。
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