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2017年2月 6日 (月)

「日本の助数詞に親しむ~数える言葉の奥深さ~」★飯田朝子著

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作者の飯田朝子さん、先日ラジオに出演しており、運転しながら聞いていましたが、へ~、というお話でした。

「助数詞」というと初めて耳にされる方もおられると思いますが、「犬が2匹」、「鉛筆が6本」といったように、数の後に使う言葉、「匹」、「本」などだそうです。

ところが、これが意外と難しく、犬は「匹」でしょうか、「頭」でしょうか?本の帯に書いてあるように、「海にいるときは一匹の魚が、釣り上げられたときは一尾の魚。」

日本には五百種類あるそうですが、「仏像三駆(く)」、「兜ひと刎(はね)」などほとんど使われなくなった言葉もあるそうです。それでも、日常生活で使う助数詞は百二十種くらいあるそうです。

犬は、「匹」とか「頭」で数えますが、基準は自分が抱えられるサイズが「匹」、それ以上が「頭」。

ところが、「匹」、「頭」は明治からの事で、江戸時代は大きさに関係なく、「匹」だそうで、クジラも「匹(疋)」だったそうです。

ご飯が、「膳(ぜん)」、「杯」、これはよく使うと思います。「装い(よそい)」、多分ほとんど使わなくなった言葉ですが、「ひと装(よそ)い、ふた装い」。なんとなく雅な感じがする言葉です。握りご飯は「一個」、「ひとつ」。

なお、「膳」は裕福な食事、御馳走を表わす字で、私たちの食事では「膳」は、めったに使えませんね。

「寿司」の数え方は、現在「一貫、二貫」と言っているようですが、著者が調べたところによると、主要な新聞では、「一個、二個」。民放テレビでは、「一貫、二貫」。NHKテレビでは、「ひとつ、ふたつ」と使っていたそうです。

調べてみると江戸時代以前の資料では「貫」はなく、大正九年、志賀直哉の「小僧の神様」でも、握りずしは「ひとつ」と数えてあるそうです。で、どうして「貫」を使うようになったのかは、本書をお読みください。

「家族を通じた数え方」で、「親等(しんとう)」、「児(じ)」、「子(し)」、「男(なん)・女(じょ)」、「世(せ)」、「代(だい)」。

「二親等」、「二児の親」、「第三子」、「長男・次女」、「二世タレント」、「五代目親方」。

というようなことが書いてありますので、蘊蓄がお好きな方は、ご一読を。ただし、あまり知識を自慢げに話すと、煙たがられますので、ほどほどにお話しください。

でもって、「鬼嫁」の数え方が載ってないのですが、鬼は「匹」だし、嫁は「人」だし、なんと呼びましょう?

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