今日はこんな所へ!
今日は、某神社関係で分からないことがあり、詳しい人に聞きに行き、ついでに、ほのかの情報も聞いたので、そちらへ行ってみたら成果がありましたが、これは、また後日まとめます。
さて、帰ろうかなと思って、スマホナビを見ると、すぐ近くに「金毘羅神社」があるじゃありませんか。
で、少し大きな神社かなと思い、せっかくだからと寄る事に。とっころが、ナビで見ると近くなのですが、入口が見つからない。
畑があり、農業青年がレタスを取り込んでいるので
「金毘羅神社どこですか?」
「このすぐ上ですが、荒れ果てていけません」
「全然?」
「道もわからないですよ、やめたほうがいいですよ」
やめろと言われれば、行きたくあるじゃありませんか。
途中までは道はあるものの、言われたように、あとは薮で、道が全然わからない。
やっと行き着いたところが、上の写真、間違いなく、「金毘羅神社」の額。鳥居は鉄製で近年のもの。
社殿は小さいながらも、コンクリート製で、柱はタイルなど貼ってあって、モダン。
入口を開けて、ご本尊を拝もうと思ったら、扉が全然開きません。
普通、神社といえば神様が宿っているところで、きれいに掃除などしてありますが、人が来た跡は全くなし。裏にも回りましたが、なにもありませんでした。
左右に、ツタに絡まれた塊があったので、取り去ってみると狛犬さん。
ひょっとして、この神社、何かあるのかと思いつつ帰ろうとしたら、道がわからない。直滑降しようと思ったら、昔は、神社の近くまで畑があったのか、畑の石垣があちらこちらあり、邪魔で、そのまま下られず、右へ行ったり、左へ行ったり。特に茨だらけで思うようには進めず、遭難するかなと思って、スマホを見たら電波が通じているので、いざとなったら、救命隊を依頼しようかなと。
とにかく、なんとか脱出はできましたが、出てきた場所が、入ってきたところとは大違い、少し行くと先ほどの農業青年と会い。
「変なところから出てきましたね」
「道がわからなくて」
「この神社、何かあったの?」
「自分、この畑を借りているだけで、ほかの町の者で、よく分からないんです」
で、車のあるところまで歩いていると、成人式を4回ばかり行った、昔、若い女性がおり、いきさつを聞いたら、昔は、この一帯、漁業をしている方がほとんどで、その守り神であったとか。昔は、一年に一回くらいは草払いなど、きれいにしていたそうです。
再建はしたものの、最近は勤め人が多くなり、昔みたいに世話をする人がなく、年寄りも、この急な坂を登るのも無理。神社だから、そまま荒れるに任せるのにも障りがあるだろうと、10年ほど前、魂抜きをしてもらい、そのままにしてあるそうで、上の写真のごとく、荒れ果ててしまったそうです。
最近「廃墟」が流行っているようですが、くれぐれも一人ではいかないように。
近年、地域の産土神を祀った、山の上にある神社など、だんだん廃れていくような感じで、なんとなく、昔から神仏を祭ってきた日本人の心が、変わり始めているような事を思ったしだいでした。
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