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2017年1月

2017年1月31日 (火)

もう一つのランタンフェスティバル★「ペンギンと海のランタン展」~長崎ペンギン水族館

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昨日から、長崎でランタンフェスティバルが始まりました。若い頃は毎年、見に行っていたのですが、歳になると人混みが億劫になり、ここ2,3年は避けていたのですが。

新聞を見ると、「ペンギンと海のランタン展」の記事が載っており、長崎に調べ物があったので、帰りがけによることに。確か、この水族館の事は以前にも書きましたが・・・

なお、記事によると、29日に戸石産トラフグを素材にした鍋を来場者に振舞ったとか。このようなことは、終わったことを書いたってダメじゃないですか。おかげで、フグ鍋を食べそこないました。

入口の上に飾ってあるのは、マスコットの「アバちゃん」。ここ、「網場(あば)」という場所にありますから。

で、入ってみると、ランタン祭りの雰囲気。

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ペンギン水族館といっても、ちゃんと魚も泳いでいます。いけす割烹だったら、多分、値が張るお魚さんばかりですね。小さなサメもいましたが。

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ペンギンを見ていると、癒されますね。どうですか、この堂々としたお姿。なんとなく、哲学者の風貌。

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お~、泳いでて、寒くないんですかね。最も、もっと寒い国からやってきたので、これくらいは温泉に入っているのも同じでしょうが。


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11時半が食事時間で、女の子がこれくらいついてきてくれれば、良いのですが。

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今回、凄かったのがこの部屋。バーチャルシアター。3Dの部屋で眼鏡をかけますが、海の中に入ってみているで、お魚さんが体の周りを泳いで、思わず手を伸ばしましたが、つかめません。

見ていると、なんだか変な魚が泳いでいて、腹のところにアンパンマンが書いてあったり、見たこともないような魚が泳いでいましたが、これは、子供たちが塗り絵をして、それを渡しておくと、魚が泳いでいる中にその絵が写るという仕掛けのようでしたが、子供は喜びますよ。


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こちらが、特別展示室。

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記念撮影用の被り物が置いてありましたが、この歳では・・・・「ウニランプ」。かわいいランプでした。

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シェルランプ。これは見ごたえがありました。全部貝殻で作ってあります。思わず、近くの係員さんに、「これ、おいくら?」。

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今年は、平成29年で、語呂合わせで、「フグ」の年。新聞には、「フグ見て 福よ来い」。

「フグ提灯」ですが、「ハコフグ」に「イシガキフグ」。


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「トラフグ」に、皆さんご存知の「ハリセンボン」。コントはしませんでしたが。

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美味しそうな「トラフグ」ですが、養殖生産量では長崎が全国一位だそうです。なかなか口に入りませんが。お高くて。

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帰るのが12頃になり、飯でもと思っていたら、食堂に、「出島ばらいろカレー」とか、「日本初三ツ星受賞の『ASO MILK』」と書いてあると何となく食欲がわくじゃありませんか、で、カロリーを気にしながらも、両方頼みました。

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ここのアイスクリームは、この「ASO MILK」を使ったものだそうですが、これは、本当においしかった。「ペンギンパン」つきの「雪どけペンギン」です。食べる価値ありです。

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タイで「神の使い」と呼ばれている「プラー・ブック」。後ろで作業をしている人と比較すると、大きさが分かると思います。刺身にしたら何人前だろうかと思いつつ、水族館を後にしました。

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たまには、水族館でのびり過ごすのもいいですね。
ペットブームで、昨年の終わりから、犬ブームが去り、猫ブームに変わったようですが、ペンギンはいいですよ。多分、来年は「ペンギン」さんがブームになるでしょう。あなたも一匹いかが・・・



2017年1月28日 (土)

ク・イ・ズ

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実は、この2,3日、悩んでおりまして。
悩みの元は上の写真の文字。某公民館の2階に飾ってあり、どう考えても分からない。

で、公民館の職員の方に聞いたら、公民館に来た時から飾ってあったと。いつも公民館を使う年配の人にも聞いたのですが、まったく分からない。誰が飾ったのかも分からない。と、分からないだらけの飾り物。

ただ、なんとなく分かるのが最後の「腹」が横になった文字、多分、腹が横になっているので、「腹を立てるな」と思うのですが・・・

わかった方は、コメント欄に書き込みを、景品はありませんが・・・・



2017年1月27日 (金)

今日はこんな所へ!

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今日は、某神社関係で分からないことがあり、詳しい人に聞きに行き、ついでに、ほのかの情報も聞いたので、そちらへ行ってみたら成果がありましたが、これは、また後日まとめます。

さて、帰ろうかなと思って、スマホナビを見ると、
すぐ近くに「金毘羅神社」があるじゃありませんか。

で、少し大きな神社かなと思い、せっかくだからと寄る事に。とっころが、ナビで見ると近くなのですが、入口が見つからない。

畑があり、農業青年がレタスを取り込んでいるので
「金毘羅神社どこですか?」
「このすぐ上ですが、荒れ果てていけません」
「全然?」
「道もわからないですよ、やめたほうがいいですよ」

やめろと言われれば、行きたくあるじゃありませんか。

途中までは道はあるものの、言われたように、あとは薮で、道が全然わからない。

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やっと行き着いたところが、上の写真、間違いなく、「金毘羅神社」の額。鳥居は鉄製で近年のもの。

社殿は小さいながらも、コンクリート製で、柱はタイルなど貼ってあって、モダン。
入口を開けて、ご本尊を拝もうと思ったら、扉が全然開きません。

普通、神社といえば神様が宿っているところで、きれいに掃除などしてありますが、人が来た跡は全くなし。裏にも回りましたが、なにもありませんでした。

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左右に、ツタに絡まれた塊があったので、取り去ってみると狛犬さん。

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ひょっとして、この神社、何かあるのかと思いつつ帰ろうとしたら、道がわからない。直滑降しようと思ったら、昔は、神社の近くまで畑があったのか、畑の石垣があちらこちらあり、邪魔で、そのまま下られず、右へ行ったり、左へ行ったり。特に茨だらけで思うようには進めず、遭難するかなと思って、スマホを見たら電波が通じているので、いざとなったら、救命隊を依頼しようかなと。

とにかく、なんとか脱出はできましたが、出てきた場所が、入ってきたところとは大違い、少し行くと先ほどの農業青年と会い。

「変なところから出てきましたね」
「道がわからなくて」
「この神社、何かあったの?」
「自分、この畑を借りているだけで、ほかの町の者で、よく分からないんです」

で、車のあるところまで歩いていると、成人式を4回ばかり行った、昔、若い女性がおり、いきさつを聞いたら、昔は、この一帯
、漁業をしている方がほとんどで、その守り神であったとか。昔は、一年に一回くらいは草払いなど、きれいにしていたそうです。

再建はしたものの、最近は勤め人が多くなり、昔みたいに世話をする人がなく、年寄りも、この急な坂を登るのも無理。神社だから、そまま荒れるに任せるのにも障りがあるだろうと、10年ほど前、魂抜きをしてもらい、そのままにしてあるそうで、上の写真のごとく、荒れ果ててしまったそうです。

最近「廃墟」が流行っているようですが、くれぐれも一人ではいかないように。

近年、地域の産土神を祀った、山の上にある神社など、だんだん廃れていくような感じで、なんとなく、昔から神仏を祭ってきた日本人の心が、変わり始めているような事を思ったしだいでした。






2017年1月26日 (木)

寒くても「週刊ポスト」「週刊現代」

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今年は、暖かい冬かと思ったら、今日この頃の寒さ。寒さに弱く、暑さに弱く、季節の変わり目は体調を崩す、私。

今日も、車に霜が張り付き寒かったのですが、本屋さんに行くと、ポストと現代が並んでいたので、「寒くても『週刊ポスト』『週刊現代』」で~す。


■「小池百合子 もう豊洲移転は無理!で、どうするの?」
■「森、与謝野、内田を次々バッサリ!小池百合子の『ジジイ口撃』はなぜ受ける?」

豊洲にオリンピックに新党。威勢は良く"和製トランプ”みたいだったのですが、最近はちょっとね。都政についてもっとビジョンを持って欲しいのですが、なんとなく不透明なような。最も、私、東京都には税金を納めていないので、何とも言えないのでありますが。

■「日経平均2万5000円時代が来る『上がる理由のある株』を買え」
■「『トランプ恫喝』を吹き飛ばす日本経済の『独り勝ち』7つの根拠」

トランプさんのTwitterで、世界中てんやわんやのようですが、トランプさん、自意識過剰で、皆さん、それに引きずられ投票したみたいですが、「人々はその自信が”張り子の虎”だったことに気づき、失望していくだろう」。その時、日本経済がどうなるかですが、週刊誌さんは自信満々に書いていますが、リーマンショックの余波の時を考えると、お気楽にして良いのかな?

■「退職後も家で『管理職』の父って・・・」

読売新聞「人生案内」への投書の話題として、下のような投書があったそうです。

「同居する父が、管理職だった有名企業を数年前に退職後、家でも管理職のように振る舞い、困っています」

男というのは、バカで、頭の切り替えが悪く、人にチヤホヤされたがるので、まあ、あきらめたがいいでしょう。場合によっては、縁を切るか、夫婦だったら離婚しましょう。熟年離婚が増えてきた理由がわかります。オトウサン、ちゃんと考えて行動しましょう!というのが、私の考えですが・・・自分を振り返りつつ。最も、私は最後まで、カミサンにへばりつく考えですが。


■「『自動運転』でなくなる仕事ランキング」

昨日TVで、「自動運転」で事故の時、誰の責任になるか放送していましたが、田舎で、足の不便な高齢者にとっては(なにせ、バスが30分に一本とか、一時間に一本)、早く「自動運転」になって欲しいと思うのですが。

「免許センターも教習所もいらない」、「交通警察官は必要なくなる 白バイも」(自動運転だと、車は違反運転はしません)、「ガソリンスタンドとコインパーキングが消減」、「トラック運転手はなくなるが、個人タクシーは最後まで残る」、らしいですが。

■「入ってはいけない大学」~「有名だけど就職できない」大学一覧

要するに、一流の会社に入って、楽しようと思うから「就職できない」のです。中小企業は、あなたの優秀な頭脳を待っています。あなたが、会社を一流にすれば良いだけの話です。

なお、千々石にはいくらでも農地が余っています。農家は、頭と体を使った努力次第です。是非、千々石に移住を。

■「手術は成功、でも死んじゃった」

医者から手術を勧められ、「無事終わりました」と言われたそうですが、麻酔から目覚めることなく3日間。医者の説明は、「手術は成功したけれど、高齢なので体力が奪われた」。結局、脳梗塞の合併症を起こし、一週間後に亡くなられたそうです。

なだいなださんが、数十年前、移植手術に対して、「手術は成功せり、しかして、患者は死ねり」と言っていましたが、「医者にとっての『成功』が患者の幸せとは限らない」。まったく、その通りです。

■「『国宝級茶碗』『ニセ物、本物』騒動の”鑑定”や如何に!」

「開運!なんでも鑑定団」で、世界に3点しかない「曜変天目茶碗」に、中島氏が”4点目”が見つかったと鑑定しました。私も見てはいたのですが・・・・

つけたお値段が、2500万円。これに対して、各専門家から贋物だとの指摘があっているそうです。目利きと言うのは難しいもので、私の目利きも悪くて、カミサンと一緒になりましたが、独身の方は、見る目を養ってください。

■「巨人軍『30億円補強』で『派閥バトル』大相関図」

30億円といったら、1球団できそうな。昔は、「巨人」「大鵬」「卵焼き」といって、3種の神器みたいなものだったのですが。

「主流『阿部派』VSオレたちイケてる『坂本派』VS崩壊寸前『内海派』ーヨシノブ監督のガバナンス危うし」、ですって。「大型補強で超フクザツに!巨人軍人脈図」が載せてありますが、芸能人の相関図より複雑ですね。

■「死ぬまで 死ぬほど〇E〇」シリーズ

「飛び出る〇E〇がエロすぎる!」、「秋葉原7時間待ち『エ〇BOX』」、「プロが厳選オススメ6作品誌上体験」、「私の『飛び出る〇ロ動画』見てください」。

だから、前にも書いたように、飛び出してもさわれないの!試してみたから!ご忠告申しあげます。

■「『昭和の〇E〇』をもう一度」

「『はじめての女性〇器を見た感動』が忘れられない」

別府の温泉で、行商のおばさんが、荷物の下から”あの写真”を取り出し、「兄さん、これ買わない?」。「初めて見て、感動」し(写真ですが)、すぐに買いました。

思えば、あの頃は白黒写真でしたが、今のカラーの無修正動画〇ル〇のより、エ〇かった!

「昭和の妻はこんなに〇E〇が好きだった」。ウチのカミサンも昭和生まれですが、それが、何か?





2017年1月24日 (火)

「中国嫁日記 第五巻」「中国嫁日記 第六巻」~井上純一著

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昨日も本の紹介をしましたが、私にとってはこの時期が「読書週間」。本当の「読書週間」は、10月27日から2週間。

で、この期間と言うとあまり寒くなく、外でいろいろできるじゃないですか。今の時期、寒くて外に出るのが億劫で、読書にふけっていますが、本来の「読書週間」は時期的に、今頃が一番だと思っているので、今が私の「読書週刊」で、多少、本の紹介が多くなると思います。

「中国嫁日記 第四巻」を紹介したのが、2015年2月10日。先日、本屋さんに行くと、第一巻から第六まで並んでいて、あれ、第五巻は読んだかな?と思って買っていくと読んでなく、発行日が2016年1月7日。私が見落としたのか、本屋さんが仕入れてなかったのか。第6巻を見ると、2016年12月28日発行、つい最近の出版です。

内容は、4コマ漫画と長編書下ろしからなります。

相変わらずのアツアツの夫婦関係らしく、日本と中国を行ったり来たりですが、

・・・一日一回は電話する
「月(ゆえ)は何してた?」
「ソファーで寝てマシタ」
「なぜベッドで寝ない?風邪ひくよ」
「ジンサンいなくてずとソファーで寝てマスヨ ジンサンいないとベッドなにかさびしのカンジ あんまりいたくナイデスね だからTV見ながら ソファーで寝マスネ」「あー わかるわかる 俺もね」

という具合ですが、4コマの下に月さんのコメントが入っており、桂林に行った時のコメントが

「桂林知てマスカ!?行たことナイ一度行くイイデス!!TVの方がキレイけど(笑)」など、笑わせてくれます。

5巻と6巻では拾った猫(名前が牛角・にゅうじゃお)との出会いと、別れが書かれますが、少しカナシイですね。

長編は大変で、五巻では10年来、一緒に仕事をやっていた人物のズサンナ経営のおかげで、会社が危うくなりますが、この時、月さん

「なに言マスカ よかたジャナイ 一番嫌なことは分からないのコト もう問題分かたダカラ あとは解決するジャナイ? お金はなくなたデスケド 働けばよくなるジャナイ? 今が一番悪いダケじゃナイ!!」
「いい言葉だな かなり楽になったよ」
「夫婦ダカラ!!」

いいですね、持つならこんな妻。

第六巻の、長編の部分では、結婚4年で子供ができなくて、人工授精に踏み切り、受胎しますが8週間目で流産。そして、その後、自然受胎。で、6巻目は終わります。涙なくては読めません。

この漫画はブログでも見られますが、見てみると、2016年11月6日に出産。この後どうなるかは、第7巻で読めると思います(早く読みたい方は、「中国嫁日記」で検索すると読めます)。

第六巻あとがきで、月さんは次のように書いています。

「中国嫁日記」の読者の皆さん、こんにちは、私たちの小さな世界にまた来てくれてありがとう。今回の「中国嫁日記」のテーマは、ズバリ、「幸せとは何か?」です。皆さんにとって、幸せとはなんですか?この一年余りの間、私とジンサンは、この貴重な「幸せ」というものをつくづく思い知らされました。あのワクワクとした緊張感、どこまでも期待しながらの不安、それこそが幸せだったのです。

この一年余り、辛いこと、悲しいことがあったみたいですが、この、前向きの強さ。見習いたいものです・・・


【どうでもいい事】

今日、ふと何か忘れているな、と。
なんと、私の六十数回目の誕生日でした。で、ケーキ屋さんにローソクを60本ばかり立てられるケーキを買いに行ったら、いつも行っているお店屋さんが2軒とも店休日。たぶん、クリスマス、年末、年の初めと忙しく、やっと一息ついてので、お休みでしょう。

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でもって、コンビニで買ってきましたが、誕生日用のローソクは売ってなく、お仏壇のローソクを使いました。

ローソクが燃え尽きると、寿命が無くなるという落語がありましたが、ローソクが随分短いですね。

カミサンはいつもの通り留守で、もちろん昨年と同じ、「Lonely birthday」でした。

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2017年1月23日 (月)

「春に散る」~沢木耕太郎著

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沢木耕太郎氏によるボクシング小説は、短編小説集「敗れざる者たち」の中ので、カシアス内藤を描いた「クレイになれなかた男」。同じくカシアス内藤を描いた長編小説「一瞬の夏」があります。

私が、ボクシングに興味を持ったのは、小学校のときボクサーを描いた映画を見た時からで、それ以来、ボクシングの試合というと、楽しみに見たものですが、もっとも長崎では生のものは見られず、TVばかりでしたが。

記憶に残るのが、大場政夫。1ラウンド目でダウンし、右足をくじきながら、足を引きずりながらも、12ラウンドで逆転ノックアウト。藤猛の「ハンマーパンチ」、「勝ってもかぶってもオシメよ」、「岡山のおばあちゃん見てる」。赤井英和は世界チャンピオンになれると思ったのですが・・・・。具志堅用も今ではタレントで、TVなどに出ていますが、すごいボクサーでした。ジョージ・フォアマンとカシアス・クレイ
の「キンサシャサの奇跡」は、すごかった。書けばきりがないので。

現在、ボクシング協会が林立し、何が何だか分からなくなり、どれが本当のチャンピオン?という感じで、段々興味が薄れてきたのですが・・・

さて、小説のほうは一口で言えば、「若くして挫折しかかった若者と、それを立ち直させた元ボクサーの老人たちの物語」ということになりますが・・・・

元ボクサーとは、真拳ジムの四天王と言われ、誰かが世界チャンプになれるだろうと言われた4名。小説の主人公はそのうちの一人、広岡仁一。

日本タイトル戦で勝ったと思ったら、ジャッジ判定で負け。日本のボクシング界に疑問を抱き、アメリカへ。その地で、才能の限界を知り、ボクシング界から離れ、苦労しながらホテルの経営者へ。

あることから、心臓病を抱きながらも、待つ人もなく、何のためにか分からないまま40年ぶりに日本へ。

四天王のうち3名に会うが、荒んだ暮らしの者ばかりで、家を借り「チャンプの家」と名付け、共同生活へ。そして、ヒョンナことから出会った「挫折しかかった若きボクサー」黒木翔吾。これに、広岡仁一に家を貸した不動産に勤める、土井佳菜子が絡む。この若い女性も、ある秘密があるのですが。

結局、4人と、翔吾、佳菜子がボクシングを目指し、共同生活をしていき、四天王はそれぞれに独自のテクニックを持っており、これを翔吾に教え、ライト級王座決定戦兼世界タイトル次期挑戦者決定権戦、そして、迎える世界チャンピオン戦。と、あとどうなるかはお読みください。

読みながら、私たちは若いころ夢を持っていたはずですが、だんだんそれが薄れ、失い、そしてそれが時々、どうした時か、ふと思い出される。

自分の人生はこれで良かったのか、もっと、他の人生があったのでは、と疑問に思う今日この頃ですが・・・歳取らないと、実感としては分かりにくいと思いますが・・・・

この小説はひょっとしたら、「一瞬の夏」に書かれた、沢木幸太郎氏がカシアス内藤への夢を見た、「叶わなかった夢の続きを、黒木翔吾に託す」という物語ではなかったかと思うのですが・・・

もっとも、なんとなく、「三匹のおっさん」も思い出したのですが・・・





2017年1月21日 (土)

「中春」の思い出の品の処分

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先日より、カミサンの部屋のエアコンが壊れ、電気屋さんに部品が届くまで、私のファンヒーターが取られてしまい、寒い、寒い。で、今日は短く。

最近、「老春」という言葉が定着しました、「老人の春」。「青春」は「青年の春」。だったら、「中年の春」で「中春」という言葉があっても良いのではないかと。

私の「中春」時代は、女遊び以外、いろいろと楽しみましたが、その一つが、キター。

プロの先生の所に5,6年通いましたが、心臓病が出て、長崎まで習いに行くのに不安感がありやめました。最も、才能が無いのが分かった事もあるのですが。次が、家でも独習できる、ウクレレ。

さて、ウチのカミサンはチラシ大好き人間で、今日も新聞チラシを読んでいると、福岡からなんでも出張買い取りに来る、というチラシを見つけ、「あんた、あれ使ってないんでしょう、売ってしまえば」と。「あれ」で分かるのが、長年連れ添ったテレパシーみたいなもので。

40代にカメラに凝り、「ニコンF2」をはじめ、フィルムカメラを5,6台持っており、全然使ってないので、まあ、処分しても良いかと思っていたら、思い出したのが一番上の写真のギター。

ギターといっても、お値段は内緒ですが、新品だと3桁少しです。3桁といっても100円ではありません。桁が違います。かみさんが知ったら離婚ものですが・・・もっとも、中古で買いましたが(安くはありませんでした、と言うより高かった)。

で、現在まったく弾いてなく、そのまましておくのも、ギターがかわいそうだし、誰か弾いてくれればと、これも処分することにしました。


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で、もう一台、ウクレレですが、こちらも最近ご無沙汰で、同じように処分する事に決めました。

ギターの方は、「ラミレス」という有名な楽器で、サイン入りです。裏板がハカランダ
で、現在、ワシントン条約で絶滅危惧種に指定され、輸出入が禁止になっています。

ウクレレは「レイラニ」という楽器で、みんなの憧れでしたが、特にこの楽器は、レイラニさんと世界トップの演奏家、「ハーブ・オオタ」さんとの合作で、ちゃんと「ハーブ・オオタ」さんのサイン入りで、100本限定物で、ほとんど手にいりませんでした。「039/100」とありますから、39番目に作られたものです。


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とまあ、今日は、我が「中春」時代の、カメラ、ギター、ウクレレと処分してきたわけですが、なんとも寂しいですね。

これから先、「終活」に取りかかるわけですが、まづ「中春」時代に楽しんだものを処分し、思い出の品々がなくなっていくわけですが・・・思い出だけは残っていますが・・・・・最も、ウクレレは。あと4本ばかりあるので、これは「老春」の楽しみのために。

あ!引き取り価格ですね。私、中学生の時代から、古本屋で読んだ本の引き取りをしてもらっていたので、大体の値段は想像できましたが、少し安くはありましたが、大体こんなものでしょう。

引き取り価格は、皆さんが行った場合、皆さんが考えるより、かなり安いと思います。ブランド物は別として。

なお、品物を処分される場合は、引き取りにするか、オークションに出したが良いか、考えて処分されるのがベターかと思います。



2017年1月20日 (金)

お~!かわゆい!!「肥前狛犬」さん!!!


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島原半島で、肥前狛犬さんを確認できたのが、これで5か所になります。
完全な2体が2か所、後の3か所は片方が、損壊か行方不明。

この神社、と言っても、村の鎮守のといった、小いさな神社ですが。
この神社は一回確認したのですが、その時はありませんでしたが、某氏から、「あの神社の狛犬、肥前狛犬では」と言われ、行ってみたら、はやり無い。無いはずで、社殿の中に安置されていました。なんでも、よく見るものですね。


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肥前狛犬に関しては佐賀新聞に、「多久物語 素朴で愛らしい肥前狛犬」という記事があり、下記のとおりです。

 肥前狛(こま)犬とは、九州北部において16世紀後半から18世紀前半にかけて奉納された狛犬で、素朴で愛らしく、お座りをした姿が特徴で、現在一般的な獅子型狛犬と比べて小型のものが多くみられます。肥前は六地蔵塔や肥前鳥居など、独自の石造物が数多くありますが、とりわけ肥前狛犬は近年人気が高まっています。これらの石造物を手掛けたのは、石工の里として知られる小城市牛津町砥川地区にいた石工たちでした。

砥川は江戸時代、多久領であったため石造物が多く残っており、肥前狛犬は68体確認されているそうです。小さくて、可愛いため盗難が相次いでいるそうです。で、私も場所は明らかにならないように、紹介をしているわけですが・・・

以前にも書きましたが、諫早地方で調査されている方によると、8か所確認できたそうです。2か所ばかり、情報が入ったので、近々行ってみるつもりですが。

可愛いお顔。ペットにしたいくらい。


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ビックリしたのが、上から見た姿。まるで、現代アート。顔のデザイン。頭から背中にかけての天然パーマ、ではなく、巻き毛の文様。しばし、時間を忘れて見ておりました。


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足の間が、掘られているので、多分、後期のものかと思うのですが・・・・

さて、肥前狛犬がなぜ島原半島に点在しているのか、少しヒントらしきものを聞いたので、これは調べ中で・・・いずれまた。



2017年1月19日 (木)

「週刊ポスト」「週刊現代」斜め読み

 
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昨日から、葬式やら、あちらこちら回っていたら、時間がなく、きょうは「『週刊ポスト』『週刊現代』斜め読み」です。


■「政治部記者アンケート『2月解散総選挙』こう考える」
■「安倍首相が吹かす『解散風』の踊る阿呆、慌てる阿呆、飛ばされる阿保」

なにがなんだか分からなくなりましたが、多分、安倍首相にもわかってないのかな?政治部記者によると、早いと考える人が2017年春先、一番遅いと考えるのは2017年秋。もっとも、「新聞記事を信じるな」と書いてありましたが・・・・


■「1月20日株価爆騰に備えよ」
■「日本株暴騰、これからが本番だ」

明日が、トランプ氏の大統領就任式で多少荒れそうすが、就任演説の内容で、また、株が上がるか、下がるかでしょう。

「世界中で『カネが余っている』」らしいのですが、私の所には回ってきません。宝くじも100円しか当たりませんでした。

「80年代のバブル前夜に酷似した状況の数々、投資のプロたちは『株価が上がりすぎて困る時代に』を確信している!」、「株価3倍も夢ではない」、「日経平均は一気に2万5000円まで行く」。という事で、自信のある方は絶好の機会です。破産しても自己責任で。

■「韓国いくらなんでもやりすぎ」
■「韓国という『面倒な国』の幼稚な独善」

「慰安婦像」が37体になったそうです。確か、日本政府が10億円拠出して、お互い了承した問題では?今度は「竹島」にも設置するとか。何を考えているのでしょう。こちらにも我慢の限度があります。もっとも、個人的には、いい人が多いのですが、トップがあの状態ではですね。

■「今週のへぇ~、そうなんだ 合戦での日本刀の殺傷率は、一割未満」

以前どこかの論文があり、応仁の乱から、島原の乱まで、どのような武器で負傷したかを調べたものがありました。

このコラムによると、鉄砲が導入されるまで、「いちばん殺傷力の高かった武器は『弓矢』、次に槍、薙刀」、意外なのが「投石」。確かに、大谷投手クラスから投げられると、大変ですが、「かの戦国武将武田勝頼は投石隊を率いていたという」ということで、刀は弓槍を失ったときに使い、また、相手の武将の首級(首)を切り取るときに使うもので、戦国時代劇のように、刀同士の切りあいは少な
かったとか。 

■「おもしろ『県民性ランキング』」

「足が長い県」とか「一番ラーメンを食べるのはどこ?」とか載せてありますが、長崎県関係はですね。

「カレー好き」で5位。「グーグルトレンド」というサービスで、特定の語句が頻繁に検索されたか、県別の比率が分かるそうで、「〇ックス」の検索で長崎県は7位、お隣の佐賀県が3位で、負けました。「ギャンブル好き」で5位。

総理を出していない県が全国で18県。もちろん、長崎県も入っています。

■「『笑点』全メンバー新春初笑い直撃 2017年も座布団一枚!」

「笑点」のテーマソングを聞くと、あ~、また明日から仕事か、と思ったものですが、「学級崩壊」という言葉も聞きます。でも、これくらいないとですね。三平さんがまだ遠慮気味というか、育ちが良いというか・・・春風亭昇太さんも、段々司会に慣れるだろうし、今年が楽しみです。

■「『夫の〇んぽが入らないこと』に書かれていること」

という小説を無名の新人が書いて、初版3万部だそうですが、さっそく予約をしました。読んだ感想は、内容次第で報告します。

■「逆さま健康法」

逆立をする健康法かと思ったら、「巷に流布する健康情報にダマされてはいけない」ということで。


「早起きはしない」、「食べたいものを食べる」、「健康診断は受けない」、「酒は飲みたいだけ飲む」、「運動はしないストレッチも厳禁」、「歯はみがかない」、「髪は洗わない」、「風呂は一週間に一回」。

だそうですが、読んでみると意外とまともで、なるほどネ~、と言う感じで、最近は何するのも面倒なので、実践してもいいナ。

■「『高齢者は75歳から』これは”国家の謀略”である」

現在、65歳以上を高齢者とする定義を、75歳に引き上げるというものです。

これで、65~74歳の約1752万人が「高齢者」から外れるわけですが、年金支給の開始年齢を引き上げ、医療の福祉が受けられなくなり、介護保険にも影響が出て、高齢者の福祉が削減されるようです。

田舎では商店がバタバタ倒れ、少し遠くに買い物に行くとき、車を運転できない方、高齢で運転免許を返納された方には、タクシー利用券が配布されますが、これも、75歳以上という事になるでしょう。いずれにしても、高齢者切り捨ての政策です。本格的に「老人党」を作り、国政に参加しましょう。といっても、国会議員も後期高齢者が多いし・・・ですね。


■「死ぬまで死ぬほど〇E〇」シリーズ

「〇倫がしたい!したい!したい!」
「〇〇ホ〇倫カップル直撃」、「〇〇ホ従業員が見た〇倫現場」、「カリスマ〇ンパ師が指南こんなオ〇ナは落ちる」、「素人〇倫妻座談会『道ならぬ恋は燃えるのよ』」。と、皆さん頑張っているようで、今年あたりは、私も、と考えておりますが、足腰は動かない、目は霞む、耳は聞こえない、心臓病は持っている、前立腺ガンのホルモン治療で、女性には全然興味がなくなるしで、どうしましょう。



2017年1月17日 (火)

「千々石 温泉神社鳥居『貫』改修之事」~千々石町温泉神社


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昨年、5月16日。温泉神社鳥居の「貫」が破損し、上のような状態でした。

すぐに改修するのかと思ったら、秋祭りを過ぎ、正月を過ぎても改修されず、状況を聞いたら、日本には適当な石が無く、外国に発注をしているとか。ウチの墓も作るとき、同様なことで、外国産の石を使いましたが・・・

で、やっと今日になって改修がされました。昨日、通りがかったら足場が組んであったので、今日行ってみたらちょうど作業中。

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よく見るとわかりますが、私、「貫」の部分は一本棒で柱に差し込んであると思ったら、真ん中の部分と、左右の出た部分、三ケ所からできているんですね。

技術的な問題があるのかと考えてみたら、この「貫」の部分、真ん中のところに「額束」(〇〇神社と書いてある額)を載せるので、重みがかかり、かなりの負担がかかります。割り箸の両端を持って、折ると真ん中から折れていきます。

「貫」が一本棒だったら、一番上の写真を参考に見るとわかると思いますが、鳥居本体にも影響があることが分かります。

「貫」の部分が三つの部分に分かれていると、真ん中だけが破損するだけですみます。

というのは自論ですが、「鳥居における力学の研究」という本がないところをみると、私が、本邦初の「鳥居の力学」を考えた人物だと思うのですが・・・・・

実際、いろいろ鳥居を見ていくと、貫の真ん中の部分だけが、新しいものに変えてあり、左右の出たところは古いという鳥居が多く見受けられ、突拍子もない考えではないと思うのですが・・・

さて、現在はクレーン車などあり、便利ですね。右は橘神社の大鳥居を作って写真ですが、重機もない時代、どうしてあの重い石を引っ張り上げたんでしょう。

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クレーンで、「貫」の中央部分を上げ、片方を入れ、その後反対側を入れますが、「貫」の端の部分と、中央部分には多少の余裕がないと入らないということになります。

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意外と手こずったのが、額束。左が以前の損壊した額束。右が新しい額束。大きさがわかると思います。軽い石もあるそうですが、お値段が高いそうで・・・

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額束は斜めになっていますから、これがなかなかピタリこなく、2回ほどやり直し。

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額束と島木の間に隙間ができ。この間に、木を差し込んで、後でモルタルで固めるとか。

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帰りがけ見ると、隙間はちゃんとモルタルで充填してありました。

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真ん中が新しく見えますが、この「貫」は磨くといつまでも新しく見えるので、苔などついて、早く古く見えるよう、磨かずそのまま使ったそうです。「あと10年すると、古くみえるようになる」とのことですが、それまで、こちらが・・・・

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カミサンは新しいのが良い、(最近は亭主は新しいほうが良い)といいますが、鳥居は古いものが良いですね。 

 

 

2017年1月16日 (月)

「絶望名人カフカの人生論」~カフカ・頭木弘樹 編訳

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皆さんも、いろんな失敗、人生に絶望を覚えたこと、失恋したこと、今センター試験中ですが、落第した人等あると思います。

その時、他の人から、「頑張れよ」とか、「なんとかなるさ」とか、「時間が解決するよ」とか、激励の言葉をかけられたと思います。

さて、それで立ち直れる人もいれば、かえって、落ち込んだ人もいるかと思います。

某オリンピック選手が、「頑張れ」と声をかけられ、「これ以上、何を頑張ればいいの」と言っていましたが、言葉のかけ方一つにもいろいろあるもので・・・・

「カフカ」というと、村上春樹さんの「海辺のカフカ」がありますが、読んではいませんが題名はどうも、フィリップ・グラス(作曲家)の「Einstein On the Beach」から取ったのかな・・・・?余談ですが、2月に「騎士団長殺し」という本が出版されるそうで、Amazonあたりで、予約受付中ですが、ファンの方は早めにお申し込みを。ファンではありませんが、気になるので、私も予約しました。

カフカというと一時ブームがあり、私も、「城」、「審判」等を読んだのですが、とても重い小説だったことを覚えています。現在、この種類の本が、あまり読まれていないようで、少し寂しい思いですが・・・・

話を元に戻して、編訳者の頭木氏の前書きに「悲しいときには悲しい音楽を」というのがあり、ピュタゴラスに「ピュタゴラスの逆療法」というのがあり、「心がつらいときは『悲しみを打ち消すような明るい曲を聴く方がいい』」と言ったそうです。

逆に、アリストテレスには、「アリストテレスの同質効果」というのがあり、「『そのときの気分と同じ音楽を聴くことが心を癒す』と主張しました。つまり、悲しい時には、悲しい音楽を聴くほうがいいというのです。」という事だそうですが、

どちらが正しいかと言えば、どちらも正しく。

(1) まず最初は、悲しい音楽にひたる=アリストテレス「同質の原理」
(2) その後で、楽しい音楽を聴く=ピュタゴラスの「異質への転導」

とするのがベストだそうです。さて、この本には、「頑張れ」とか、「大丈夫」とかいうような、ポジティブな言葉はなく、ネガティブな言葉ばかりです。右のページにカフカの言葉、左のページに頭木氏の解説が入っていますが、カフカの言葉を少しばかりご紹介を。


将来にむかって歩くことは、ぼくにはできません。
将来にむかってつまずくこと、これはできます。
いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。(フェリーツェへの手紙)


バルザックの散歩用のステッキの握りには、
「私はあらゆる困難を打ち砕く」と刻まれていたという。
ぼくの杖には、「あらゆる困難がぼくを打ち砕く」とある。
共通しているのは「あらゆる」という所だけだ。(断片)


生きることは、たえずわき道にそれていくことだ。
本当はどこかに向かうはずだったのか、
振り返ってみることさえ許されない。(断片)


ぼくの人生は、
自殺したいという願望を払いのけることだけに、
費(つい)やされてしまった。(断片)


だれでも、ありのままの相手を愛することはできる。
しかし、ありのままの相手といっしょに生活することはできない。(日記)


まだまだあるのですが、人生に失敗した時、絶望した時、失恋した時など読んでいただきたい一冊です。




2017年1月14日 (土)

「Apple Watch (Series2)」使って一週間

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ついに買いました。迷いに迷ったのですが、「Apple Watch (Series2)」です。一番安いものですが。

よくウチのカミサンからメールが届き、「お醤油 〇〇会社の小瓶」なんて来るんですが、いつも見ているわけではなく、見るのを忘れて、「買ってこなかったの?」と、飛びけりがくるわけですが・・・・

そのほか、病院、会議、音楽会、会社勤めだと、勤務中、取引中等、電源を切ったり、マナーモードにしたり、特に、女性の方だとハンドバックなどに入れていると着信に気が付かないことがあります。

ところが、これなら、いつもは文字盤は黒色ですが、メール、電話などがあると、後ろからトントンと軽い振動があり(軽い音も出ます。消音もできます。)ひょいと手を持ち上げると、下のようにお知らせが見られます。

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注文してから、2,3日で届きましたが(種類によって違います)、最後まで悩んだのがサイズ。ショップを数軒回りましたが、見本、まったく無し。田舎だな~

という事で、私の腕から指にかけて、まったく、白魚のような、可愛いお手々。という事で、38ミリを買いましたが、42ミリでも良かったかな?

左の赤丸印が充電器。丸っこい台に電話を乗せるだけ。磁石でくっつきますから、滑る落ちる心配はありません。

ただ、電池がですね。使い方もありますが、私の場合が一日半。ですから、必ず寝るときに充電をするようにしています。

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今使っている文字盤が左側、もちろんこれは、チェンジできます。

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文字盤の下の電話の所をタップすると、左の画面がでてきて、履歴、連絡先などをタップすると電話番号が出てきます。

中央の月日をタップすると、カレンダー。スクロールすると、多分、一週間分のスケジュールはでてきそうです。

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一番上の雲マーク(天気の日は、お日様マーク)をタップすると、天気、雨雲なども検索できます。

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私がいれているAPPですが、中央のアイコンはストップウォッチのアイコンで、これをタップすると、画面が右のようなストップウォッチに変わります。

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NHKの、ためしてガッテンだったか、あさイチだったかで、老化を防ぐには30分間に一回立ちなさい、というのがありましたが、Apple Watchでは、一時間ごとに、手首の振動と共に左のような表示がでてきます。座ってばかりいる方には便利です。少しせからしかばってん。

なお、右のような表示も出て、一分間の深呼吸をうながしますが、これは気分転換にいいですね。

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といいことづくめのようですが、まだ、取り扱いに慣れていないせいか、少々不便なことも、あるにはあるのですが・・・・

あまり話題にはならなかった「Apple Watch」ですが、一週間ばかり使ってみて、これが必要かというと、あせって買う必要はない。便利かというと、メチャ便利。というのが結論。

多分、もっと便利になっていく感じを受けるので、早めに慣れておいたほうがいいと思うのですが・・・ウチのカミサンはいまだに、ガラケーですが・・・・・

設定はWatchでもできますが、基本、iPhoneで設定をすることになります。取り扱いは、アップルのホームページに載っているので、そちらを参考に
して、熟慮判断を。なお、You Tubeでも画像が流れているので、ご覧ください。



2017年1月13日 (金)

諌早へ初詣(1月2日)


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正月2日に息子家族が帰るので、空港まで送ってその足で、諫早神社、高城神社、鶴森稲荷神社と回ってみました。もう少し早く書こうと思っていたのですが、忘れていて遅くなりました。ボケたかな  

この三つの神社にはそれぞれ、いわれがあるのですが、後日、紹介をしたいと思います。

諫早神社。昔は四面宮といい、雲仙の温泉神社(以前は四面宮→筑紫国魂神社→温泉神社へ改名)の分社(現在の千々石、有家、吾妻にもあり)。

以前敷地内に「荘厳寺」があり、神仏混淆の神社でしたが、明治の神仏分離令により廃寺。

やはり、参拝者が多いのか、「3列にお並びください」の看板。神社わきでは、甘酒の接待。いいですね。白魚のような指、甘酒を入れた壺。
某神社に行ったら、むくつけきおじさまが、やかんでついでくれましたが、やはりこちらのほうがいいですね。

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諫早は「うなぎ」の名所ですが、「諫早のうなぎの妖精『うないさん』」。なんとなく、妖精らしくないんですが・・・・2月4日(土)、13時と15時が、「立春福まき」。

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赤の矢印が、「高城神社」。すぐ横が鶴森稲荷神社。テントで隠れてよく見ませんが。


高城神社の祭神は諫早家初代竜造寺家春。元来は諫早公園(眼鏡橋がある所)の頂上に、家春公を祀った「高城明神」がありますが、事情があり、明治15年に本明川の近くに建立。

残念ながら、昭和32年の大水害で大破し、現在の場所に再建されました。

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「ここはゴミ捨て場ではありません 神社の授与品以外持ち込み不可」の看板。正月早々、ゴミ捨てに来る方いるんですかね。まして、神社に。

社務所。いつも人がまばらなのですが、正月はガチャガチャ。甘酒はないかと捜しましたが、ありませんでした。

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手水場、いつか書いた猩々の像。→こちらをクリック①  こちらをクリック②
多分、手を洗っている方、いわれを知らないのでしょうが・・・・・
 
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鶴森稲荷神社。鳥居は高城神社の鳥居と平行に、すぐ近くに建っています。
この神社は、上の写真をみるとおり、高城神社社殿のすぐ隣に建っており、建物も小さいので、高城神社の敷内神社で、どこかの分社かなと思ったら、平成5年に建てられた立派な鳥居があるので、独立した神社でしょう。ただ、社務所などがないところを見ると、宮司さんは両方の神社を兼務しているものと思われます。

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で、この鳥居をくぐって参道を少し歩き、左手に折れると、神社への赤鳥居があります。左の写真で、これを見て、あれ?と思う方は、かなり敏感な方。

実は、「鶴森稲荷大明神」と書いた額束が裏返しになっており、神社を出るとき、「鶴森稲荷大明神」と書かれたのがやっと読めると、普通の神社とは逆になっていて、これについては、一か月ばかり調べて、理由がやっと分かりましたが、これは、また後日。

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という事で、今年は地元三社、諫早三社を回ったわけで、これだけ回れば、今年は良いことがあればと願っているのですが・・・





2017年1月12日 (木)

「千々石の猫」


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ほんとイヤですね。先ほどまで、「チャンポンとラーメン」という事で、長々と書いていたら、原稿が全部吹っ飛んじゃいました。といって、書き直す気力もなく。ぼちぼち、PCの買い替え時とは思うのですが・・・・・「チャンポンとラーメン」については後日書きます。

先日撮っておいた千々石の田舎猫さんです。長崎市内ではシッポが曲がった、「尾曲り猫」が多く、TVなどでよく出ています。ネットで、「長崎 尾曲り猫」で検索すると、写真がたくさん見られます。

千々石の猫ですネ。シッポも心も真っ直ぐです。少し、猫背ですが・・・・


2017年1月11日 (水)

2017 橘神社「鏡開き餅振舞い」~雲仙市千々石町橘神社

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橘神社、1月7日が、七草がゆの振舞いがありましたが、時間が10時半から、限定300食でしたが、開始時間にフライングがあったためか、間に合わなかった方がおられたとか。

本日、1月11日は「鏡開き餅振舞い」で、平日でもあったためか、10時に行ったら並ばずにゆったりと食べられました。

鏡餅は、山本健吉氏「基本季語五〇〇選」によると

「『鏡餅』という名は、鏡の形の丸い餅だから名付けたのではなく、鏡に映すようにそこに人々の『影』、すなわち『魂』の外に現れたすがたを見たからで、そこに人々の『命』の指標をも考えたのであろう。それでこそ、鏡餅がその人の千代をことほぐことになった。」とあります。

昨年末から神社に飾られ、本日、鏡開きだったのですが、「鏡開」とは、角川書店「ハンディ版  入門歳時記」によれば、

「正月の歳神(としがみ)に供え飾った鏡餅を祝って雑煮にしたり、汁粉にして食べること。その際、鏡餅を刃物を使わないで、槌(つち)などでたたき割ることを開くといっている。切るということばを忌んでの事である。・・・・・」

なお、いつもお世話になっている、「近世風俗志」には

「鏡餅を今日割り食す。武家にては、甲冑に備えたる餅を切ることを忌る。斧などをもって割る。」とあります。

という事ですが、こちらは、焼きもちで、昔は各家庭に火鉢があり、火鉢で焼くと段々ふくらんでいくのが面白かった思い出があります。

いまでは、ガスレンジで焼いたり、電子レンジでチンしたり、なんとなく情緒が無くなった感じがします。やはり、炭火、焚火のおき火で焼いたのが、こんがり焼けておいしいですね。

場所は橘神社、場所は「お焚き上げ場所前」


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ちゃんとタレまで準備してあり、どこかみたいに、「二度づけ禁止」なんて、言いません。気のすむまで遠慮なく。

と思ったら、マイ醤油、マイ砂糖、マイ器を持参した方がいて、かなりのお餅を食べられましたが、今年はいい年になると思います。なにせ、神様にお供えし、神様の魂が入っていますから。


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先ほどの「入門歳時記」では、「鏡餅を刃物を使わないで、槌(つち)などでたたき割ることを開くといっている。」とは書いてありますが、なにせ分量が多く、割ると分厚くなって火が通りにくいので、これ、藁切に使うやつですね。これで、あまり厚くならないように切っていました。

時間が早すぎたのか、参拝の人は少なかったのですが、この後、デーサービスとか保育園の子供たちが来る予定なのですが、用事があり、このあたりで失礼をしました。


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あと神社の行事としては、1月20日(金)の「橘神社大寒禊(みそぎ)」。朝の6時から、場所は橘公園、軍神橋の下。

1月22日(日)の大門松解体、朝の8時から。ただ、この日は団体客がどっと来るらしく、どうなるかはまだ聞いていません。これで、橘神社のお正月行事が終了するわけです・・・詳しいお問い合わせは橘神社まで。






2017年1月10日 (火)

「キマイラ 12巻・曼荼羅変」発売(朝日新聞出版・ソノラマノベルス)

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やっと出ました、「キマイラ 12巻」。11巻が2015年11月30日発刊。今回が奥付を見たら、2017年1月30日で、今日が1月10日なのですが、Amazonに出版予定が載っていたので予約をしていたら、昨日届きました。

実は先日本屋さんで、沢木耕太郎さんの「春に散る」という本が並んでおり、帯を見ると、「ボクシング」という文字が目に入り、もちろん買いました。

沢木耕太郎さんのボクシングを題材にしたものに、「一瞬の夏」があります。1981年の作品ですが、カシアス内藤、エディ・タウンゼント、そして沢木氏自体も絡んで、世界チャンピオンを目指すというノンフィクション作品でしたが、感動ものでした。で、「ボクシング」という文字を見ただけで、上下2冊買ってきたわけですが、そしたら、「キライマ 12巻」も家に届いていて、まずは、短い方から読もうかと。

「キライマ」は確か1982年に初出版で、今年が2017年ですから、35年書き続けられているという事になります。

あとがきによれば、「あと、3~4巻で、『キマイラ』は完結する(させる)つもりで、毎月書いているのだが・・・」と書いていますが、この本は朝日新聞社の「一冊の本」で毎月連載され、一回分が二五枚。

本にするのが一四回分で、一年二カ月で一冊の本になるそうですから、あと4,5年はかかるという計算になりますが・・・・・

but、しかしですね。前号からすれば、キマイラの歴史と伝説が語られるはずでしたが、なんと、今回は数ページばかり前の話の続きがあり、その後すぐに、中学生の九鬼麗一と九十九三蔵が、真壁雲斎の所で出会い、同じ高校に入る所から始まるという、いわば前に戻っており、しかも、西条学園を陰で支配しているという、柔道部に関係にある「もののかい」とか黒堂雷とか、トランシルバニア症候群とか、新しい人物、団体等がでてきて、話が段々ふくらんでいくようで、これじゃ、4.5年では終わりませんよ。

とはいっても、やはり、夢枕獏さんの作品は面白いですね(短期間で終わってくれれば)。
あとがきによれば、「次の『キライマ堕天使変』で、”現在”に戻るはずである。」と書いてありますが、是非そうあってもらいたいのです。「おお、もう百年生きたい。」とは書いてありますが、こちらが先にくたばってしまいますよ。

今日は、マニアのための話で、分からない方には (*_ _)人ゴメンナサイ







2017年1月 9日 (月)

「出揃いました『週刊ポスト』『週刊現代』」

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正月をはさんで、代わる代わる出ていたのですが、今日久しぶりに、「出揃いました『週刊ポスト』『週刊現代』」といったところで。

■「2月解散・3月総選挙 衆院選全選挙区当落完全予想」

解散の噂は昨年から飛んでいましたが、今度は本当かな?
安倍政権の支持率が少し落ちてきましたが、その相手になる政党が、あの状態では勝負になりませんね。長崎県は、相変わらずでしょう。

■「100年生きるのは幸せか」

九十九歳が、百の上の一本棒が無いので、「白寿」。百まで生きると「百寿」。

昔は、百まで生きると皆さんで祝っていたのですが、「『オーバー100歳』が2020年に10万人を超え、2030年には30万人に」ということで、「長寿はめでたいが支える家族はこんなに大変」、「自分の足で歩けるのは5人に一人」、「8割の人が認知症に」、「一人当たり年間300万円を税金から支出」、「カネが尽きた高齢者が集まる場所」、「死にたくても死ねない人たち」

私の知っている90歳くらいの方が、「友達も全部あの世に行って、寂しいし、お迎えはまだかな」と言っていましたが、私もどうなるんででしょう?ふと不安になる時があるのですが・・・・

ところで、ファイナルシャル・プランナーによると、100歳まで生きると、生活費、自宅のリフォーム、医療、介護等々を含めると、安心して生きるためには約1億4000万~1億5000万が必要となるそうです。

年金収入は65歳から受給した場合、100歳までに9500万円になるそうです。引き算していくら足りないか計算をしてみてください。

■「プロたちが『本気で親を入れたい』と厳選 最高の『老人ホーム』ベスト150」

「全国1万軒以上ある施設のうち、一般的とされる料金水準(入居金1000万円前後、月額利用料金30万円前後)に上限を設定し、ベスト150を選んだそうですが、関東と関西のみで、長崎県は入ってないので、これはパス。

■「日経平均は史上最高値へ一直線」
■「最先端馬券術が大変なことになっている!」

株で損したり、儲けたり、一喜一憂している方が多いようですが、最近は公務員の方が競馬で億単位を稼いだとの話がありましたが、馬券専門業者の方を利用してかなり稼いでいる方もいるとか。

株と馬券、どちらを選びますか。私の知っている方で、株で一億ばかり儲けた方もいますが、世の中の事を良く勉強してました。株は努力ですね。

■「週現なんでもランキング 第21回・寅さんが一番惚れたマドンナ」

一位が太地喜和子さん、二位が浅丘ルリ子さん、三位が八千草薫さん、四位が大原麗子さん、五位が竹下景子さん、六位が長山藍子さん、七位が吉永小百合さん、八位が池内淳子さん、九位が京マチ子さん、十位が榊原るみさん。

最期のマドンナが、浅丘ルリ子さん演じるリリーでした。最後の方で、リリーが沖縄に帰っていくとき、一緒にタクシーに乗りこみ。確か、下のようなセリフでした。

「寅さん、どこまで送ってくれるの?」
「男が女を送っていくと云えば、女の子の玄関までだよ。」

結局は分かれてしまいますが、最後の作品で二人を一緒にさせなかったのは、「次の49作を考えていたからです」だそうですが、二人を一緒にさせたかったな。何回も見た映画でしたが、今となっては涙目になります。

■「あの『隣の県』だけはゆるせねえ」

・群馬県×茨木~「ヤンキー人口は茨木が仏契(ぶつちぎり)」そろそろ「北関東最強
」決めっぺ?

・京都×大阪~「大阪?にぎやかでよろしおすなあ」「エスカレーターは右立ちが世界
標準じゃ!」

・鳥取×島根~衝撃の事実、かって鳥取県は島根県の一部だった。

・香川×愛媛~うどんvsみかん 地味すぎる仁義なき戦い

・埼玉×千葉~当事者以外全員が「千葉が上」と思っているが・・・埼玉の言い分

・佐賀×大分~「月9が映りません」自虐大論争「九州のお荷物」はどっちだ!
昔の佐賀の県のCMは「さがしてください、佐賀県」だったそうで。

・広島×岡山~「岡山県民がウィンカーを出さないのが許せない」「広島風おこのみ
焼きって、そんなにウマいか?」

・静岡×山梨~世界遺産・富士山を巡る、他県が引くくらいマジな争い

・秋田×山形~「秋田美人はもう古い、山形は日本一巨乳です」


・鹿児島×熊本~どっちも「福岡の次は、オレ」と主張して収拾不能

という事で、各県いろいろあるようですが、長崎のお隣は佐賀県しかないのですが・・・

■「その健康法、日本人には意味がない」

「日本人は筋トレしても痩せない」、「日本人は減塩しないほうがいい」、「日本人は炭水化物ダイエットは厳禁」

要するに、日本人と西洋人では体質が違うという事で、そこのところを理解して、実践しましょう。

■「『長生きする性格』『早死する性格」』」

身につまされる話が載っており、「離婚しなければ10年長生き」。ですから、私は、必死でカミサンにしがみついているのですが・・・

■「大河ドラマの時代考証担当者まで『おんな城主 直虎』は男かと言い出した」

「直虎」が男であったとの資料があるとのTV報道があっていました。大河ドラマは始まったばかりですが、いささか困りましたね。

■「誌上『〇始め』お届けします!死ぬまで 死ぬまで〇E〇 新春『福袋』」
■「いつでも〇E〇を!2017女〇満足のすすめ」

とまあ、よく続きますね。「世に〇E〇の種は尽きまじ。」といったところでしょうか。





2017年1月 7日 (土)

2017「七草粥振舞い」(橘神社)&「鬼火焚き」~雲仙市千々石町


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今日、1月7日は橘神社の「七草粥の振る舞い」と「鬼火焚き」の日。

いつもの通り、七草の見本が置いてあって、「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」と記憶力の弱い私が、スラスラと口に出てくるんですね。親から習った覚
えもないし、試験のために勉強した覚えもないし、不思議です。

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2,3人分作るわけでなく、大量に作りますから、おいしいこと。梅干しは、橘神社の梅から作ったもので、七草粥にあいます。

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「NBC長崎放送 あっぷる」さんの録画です。これは、後で説明を。正月のにぎわいは終りましたが、「厄払い」の方が多いみたいでした。

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さて、「鬼火」です。こちらは、上山頭(かみやまがしら)の鬼火。

「民俗小辞典 神事と芸能(吉川弘文堂)」によれば、「サギチョウ、サギチョ、サギッツチョ、ドンド、サイトヤキ、三九郎焼」等、地域によって呼び名が違うようですが、「正月の火祭りの機会は十四日及び十五日が多いが、九州などでは七日に行い、オニビと呼ぶところもある。」ということですが、「鬼の骨(おんのほね)」と呼ぶところもあります。


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鬼火の時には、しめ縄、正月の飾り物も燃やしますが、私もいつもお世話になっているので、行ってみたらまだ始まってなく、積んである焚き物の多い事。聞いてみると、「NBC長崎放送 アップル」の取材が来るとかで、張り切っていつもよりたくさん集めてきたそうです。これだけ、山から切り出して来るのは、大変だったと思います。
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昔は、子供会中心で、子供会同士競いあっていたそうですが、今日も子供の姿はあまり見えず、二人だとか。そのうち、近所の人が見に来たり、ご近所の方、他の地区から正月の飾り物を持ってきたりしていました。

昔は、農家、自営業が多かったのですが、最近は勤め人が多く、朝は早いし夜は遅いし、ということで、ご近所のお付き合いも薄くなってきましたが、このような伝統行事の時、近くの人が寄って雑談などしているのは、いい風景でした。

たしか、昔は字が上手になるように、書初めを持ってきて一緒に焼いていたような気もしたのですが・・・


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こちらのおじさんは、何をしているかというと、かっぽ酒の入れ物を作っていました。これ、鬼火の熾火(おきび)で燗をつけて飲むと、独特の風味でおいしいんですが、こちらは運転があって、残念。

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こちらが「NBC長崎 アップル」のスタッフさん。右は一升瓶を持って、飲んだくれているようですが、これは「お神酒(おみき)」であって、単なる「酒」ではありません。

「お神酒」は、神様へのお供え物の一つであり、祭りのあと戴きますが、神様に供えられたということで、「神様の霊が宿った酒」で、普通の「酒」とは違います。インタビューの方も、「アップル」の発展を神様に祈りつつ、「お神酒」を飲んだものと思われます。多分。なお、車の運転は右のカメラマンがしていました。念のため。

なお、この後、橘神社の取材もしていましたが、しっかりと仕事はこなしていました。


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こちらは、お隣の地区の下山頭の鬼火ですが、やはり子供の姿は見えず・・・

「あれ、子供は?」、「いないんですよね。」、「一人も?」、「ええ、一人も。」ということで、少子化について肌で実感したした次第です。


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くんち、ランタン祭り、精霊流し等、長崎には大きなイベントがあり、また、世界遺産登録への運動などあります。それはそれで意義があるのですが、今日、あちらこちら回ってみて、田舎の小さな伝統行事を通じて、近所の方が協力しながら、地域づくりをする事が大切なことを感じました。

ただ、子供が少ないことがですね・・・

「タンポポとかけてなんと解く」
「オ〇〇〇ンと解く」
「その心は」
「種、まき散らす」

ということで、お若い旦那様方は、自分の奥様に、まき散らして少子化を防ぎましょう。

え~お後がよろしいようで 



2017年1月 6日 (金)

「涙香(るいこう)迷宮」~竹本健治著

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「くろいわるいこう」をパソコンで変換すると、「黒岩瑠偉公」となりました。ちなみに、「むらかみはるき」は「村上春樹」。時代ですね。

「黒岩涙香」は、私たちの世代では、「鉄仮面」、「巌窟王」、「噫無常(あゝむじょう)」などを思い出すのですが、実は「萬朝報」(注:新聞)を出し、朝日、読売を抜き、東京一の発行部数を誇っています。

「二六新報」が廉価な新聞を出し、読者に福引券を出し、一等は純金三〇匁の延べ棒、二等は上等白米俵等を出し、読者を引き抜きますが、それに対し、涙香はクイズを出し、懸賞金が500円。当時の500円は「ちょっとした家が建つ金額」だそうで、クイズは12文字を組み替えて一つの文章にし、それを解くというもので

月曜日は、「コアサクサイワカネドナデ」
水曜日は、「イシロヤマドデイヌワコナ」
金曜日は、「ギミハミギケウシロニシン」

月曜日の文は、「アサクサデナイ、カネハドコ」。「浅草でない、金はどこ」。
「金」は「鐘」であり、「鐘は浅草でない」と言えば、「花の雲鐘は上野か浅草か」で、「金は上野」にあり。

水曜日は「シロヤマデナイ、イヌハドコ」。「城山でない、犬はどこ」
「城山」、「犬」、前文の「上野」とくれば、「西郷隆盛の銅像」。

金曜日は、「うしろ右端、二間」ということで、答えは、「上野の西郷さんの銅像の後ろ右端二間のところ」。そこを掘れば、小判型の木札があり、本社に届ければ懸賞金を貰えるという事です。おかげで、新聞の売り上げは伸びていきます。とまあ、涙香は面白いことを考える人物。

ですが、そのほか、俗に堕した都々逸を、俚謡として復活されるべく「俚謡正調」と題し七七七五形式の誌を募ったり、現在の「競技かるた」を創始し、これが現在の、「全日本かるた協会」へと発展しているそうです。その他、花札、ビリヤード、自転車、野球、闘犬等々、手を染めていったそうです。

その中でも、「五目並べ」を改正し「連珠」にまで高めています。本編にも詳し過ぎるほど説明してあります。

さて、遅くなりましたが、本書の主人公は、「史上最年少で本因坊」となる、牧場智久。

黒岩涙香研究家の麻生徳司が、手を尽くし探し当て、今は廃墟となった涙香の隠れ家。ひょんなことから、牧場、牧場の恋人類子、そして涙香ファン数名と共に、隠れ家の調査へ。

廃墟には広間と、子、丑、寅・・・と十二の部屋。そして、各々の部屋の東西南北にはめ込まれた青銅版。そこに刻まれた涙香の「いろは」。いわゆる、「いろはにほへと ちりぬるを・・・」と全部の文字を使った歌。

「子」の部屋の北側には

露置く梢 日も濡れて   つゆおくこすゑ ひもぬれて
畝の紫陽花 霧けぶる   うねのあちさゐ きりけふる
空見る虹を  手弱女と   そらみむにしを たわやめと
纖翳叶へ まほろばよ   せんえいかなへ まほろはよ

これが、全部で48編の「いろは」があり、この48編の「いろは」に隠された謎。そして、それを解き進む、牧場智久。

殺されそうになる、牧場。一人の女性が殺され、嵐にとじ込まれた人々。
と、まあ、面白いのですが、「連珠」「いろは」については、少し勉強してないと難しいですね。かなり、辛いです。

黒岩涙香について、興味のある方はとても面白い小説です。なお、山田風太郎「明治バベルの塔」を併読すると、より面白いと思います。

なお、殺人事件は2件起こりますが、なんとなく、付けたしみたいな感じもするのですが・・・・

ただ、一つ謎が残されます。小説とは別の話になるのですが、「ウミガメのスープ」というクイズがあります。分からない方は、ネットで調べると分かると思います。

これに、続いて次の問題が提起されます。「萬朝報」の売り上げが落ちた時、涙香は「開戦論」へ舵を切り替えますが、これに対し、論説を書いていた、幸徳秋水、内村鑑三、堺利彦は退社をします。

秋水が退社届を出し、荷物の整理をしていると、背後から涙香が組み付き匕首を胸元に突きつけます。「はっと驚き、身を固める秋水。すると涙香は手を放し、少しさがってふてぶてしい笑みを浮かべながら『これが僕からの餞別だ』と言いました。するとしばらく眼をパチクリさせていた秋水は『有難うございます』と深く頭をさげ、荷物を手に社から晴れ晴れとした顔で去っていきました。さて、この二人のやりとりは何だったのでしょう?」。これについては、最後まで答えは書いてありません。さて、何だったんでしょう。山田風太郎氏の小説には、涙香、秋水の関係も書いてありますので、是非お読みください。

なお、48編の「いろは」について、涙香がどこかで書いていないかと、ここ一週間ほど調べましたが、全然分かりませんでした。分からないはずで、この「いろは」を作ったのは・・・・・・氏だったのです・・・・

(参考:山田風太郎「明治バベルの塔」)



  



2017年1月 4日 (水)

今日のところは、「週刊文春」&「週刊実話(犯行声明)」

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本屋さんを覗いたら、「現代」、「ポスト」の出版日が、12月31日になっており、ちょうど「週刊文春」が積み上げてあり、その隣に「週刊実話」があったので、「今日のところは、『週刊文春』&『週刊実話』」です。両方とも、あまり色っぽくないので、気が進まないのですが・・・・

■「小池百合子のブラックボックス」

小池劇場も段々飽きられてきたような感じがしますが、都議会、都政刷新には頑張ってもらいたいものです。都民の方は頑張って応援してください。

「3年同居 20歳年下男性の正体がついに判明!」との事ですが、実態は「い・と・こ」さんで、事情があり、同居しているそうです。

なお、小池さんは離婚経験があり、「カイロ大に留学時代、駆け落ち同然でNさんという三歳年上の日本人留学生と籍を入れています。ところが、Nさんがサウジアラビアで就職が決まった。同行を求めるNさんの誘いを断り、小池氏は一年足らずで離婚を決めたそうです。・・・」という事で、まあ、思い切った方ですね。

■「嵐 松本潤 裏切りの”4年恋人”」

松本潤って誰ですか?何回も言うように、大人の恋で、「源氏物語」の時代だったら週刊誌、追いかけるのに大変ですよ。

■「今井舞 年忘れメッタ切り!輝け!『お騒がせ大賞2016』発表」

のっけから自画自賛。「衝撃の話題だらけだった本年。そのネタのほとんどの発信源は、この週刊文春であった。」・・・本当に昨年は頑張りました。

ベッキー、宮崎謙介元議員、乙武洋、桂文枝、円楽、テレ朝アナウンサー二人、清原和博、高知東生、高橋沙耶、酒井法子元夫、SMAPの解散、その他いろいろ。私、半分くらいしか知らないのですが・・・

■「医療の常識を疑え」

「風邪~解熱剤は飲まないほうがいい」、「がん~野菜を大量にとっても予防にはならない」、「高血圧~朝は冷たい水より温かいお茶を」、「糖尿病~コーヒーはリスクを下げる」、「休肝日は意味がない」、「半身浴は風邪をひくだけ」、「耳掃除はしなくていい」、「ぎっくり腰は動かないと悪化」、「便秘解消には洋式より和式トイレ」。

「洋式より和式」は良く分かります。この間、高齢者の方と話をしていたら、「洋式は力が入らなくて・・・」。私も、時々、便器に
上り、しゃがんで、しております。

■「こんな症状は『この漢方薬!』」

漢方というと副作用がないと思われがちですが、漢方専門のお医者さんと話すと、やはりあるそうです。

漢方専門のお医者さん、お薬屋さんに行くと分かりますが、同じ風邪でも、その人の特徴(痩せている、太っている、体力がある、体力がない等)によって処方の漢方薬が
違ってきます。ドラッグストアで気楽に買うより、専門の所に行って相談するのが無難だと思うのですが。

■「横浜点滴殺人『黒い看護婦』と『消毒液』をつなぐ重大証言」

昨年の夏でしたか、事件が発覚しましたが、その後マスコミなどにも出なくなりました。3名の看護師さんが疑惑の対象みたいですが、まだ先は長いような。


以下は「週刊実話」の「犯行声明~犯行声明に見る凶悪犯罪70年史」ですが、かなり風化した事件、若い方はご存じ無い事件があると思いますので、ところどころ説明を。

■「グリコ・森永事件から31年キツネ目の男」

最初がグリコの社長誘拐。警察をおちょくる文書。自称「かい人21面相」、遺留品の多さ。コンビニの防犯カメラに姿が写っていましたが、結局、未解決に終わりました。

■「相模原障害者施設殺傷事件」

■「狭山事件」

高校1年生の女子学生が誘拐され、遺体で発見されました。冤罪事件として未だに解決していません。

なお、被害者宅の元使用人が農薬を飲み、井戸に飛び込んで自殺。不審な3人組の目撃情報を警察に通報した人物が、自分の胸を包丁で刺し自殺。被害者の姉が農薬自殺。石川(容疑者)が勤務していた養豚場経営者の長兄が電車にひかれて自殺。被害者の次兄が首吊り自殺。「ドキュメント狭山事件」の取材協力者であった、ルポライター集団「文珠社」の一人が変死。


■「草加次郎事件」

「そうか」か「くさか」、読み方は不明。「草加市」に住まわれている方は、疑われたみたいですが、1962年から1963年まで、無差別爆破、脅迫が相次ぎましたが、未解決事件です。

■「赤報隊事件」
■「よど号ハイジャック事件」
■「西鉄バスジャック事件」
■「東京・埼玉連続幼女誘拐殺害事件」
■「秋葉原無差別殺傷事件」

■「三菱重工ビル爆破事件」

1974年、三菱重工ビルが爆破され、死者8人、負傷者376人。犯人は「東アジア反日武装戦線”狼”」

私も仕事で、この辺りを良く通っていたのですが、東京を離れた3か月後の事件でした。

■「ベラミ事件」
■「青酸コーラ無差別事件」
■「神戸連続児童殺傷事件」

■「三億円事件」

この事件については、各種出版されていますの、そちらを読んでください。3億円は取られ、遺留品が多かったのですが、結局、未解決。

■「警視庁長官狙撃事件」

警察機構のトップを狙撃した事件でしたが、奇跡的に命はとりとめました。

警察がオウム犯人説にこだわりすぎたせいか、未解決。


全部は書ききれないので、ここらへんで止めますが、各事件ともそれぞれに、ルポルタージュ等が出ていますので、そちらをお読みください。年とともに風化していく事件が多いみたいです。

読んでみて、警察の初動捜査のまずさ、ずさんな調査、思い込みが、未解決事件の原因のような気がします。

交番所も減りました。千々石にも二か所あったのですが、一か所になり、私が住んでいる地域は、お隣の愛野町の交番所の管轄だそうです。市民の安全を考えてほしいと思っているのですが・・・




2017年1月 3日 (火)

「マッチ」の話

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マッチですね。昔は、キャバレーとか、クラブとか、スナックとか、飲み屋さんに行くと、必ず貰って来たものです。

夜の港、霧、タバコに火をつけるため、風よけに襟を立て、マッチを擦る。スクリーンで昔、見ました。小林旭とか赤木圭一郎的な世界なのですが、残念ながら、今や禁煙時代。多分、昔のアメリカの禁酒時代のような日が来ると思うのですが。タバコの密売。

マッチ擦るつかのま海に霧深し身捨つるほどの祖国はありや  寺山修司
一本のマッチを擦れば湖(うみ)は霧                  赤黄男

そういえば、「マッチ売りの少女」もありました。いま、読んでいる子いるのかな?

以前「昭和の頃ぼくたちは小学生だった」を紹介しましたが、その中に「徳用マッチ」というのがあり、上の写真、大きな箱が徳用マッチ、小さいのが普通マッチ。

本には、徳用マッチと普通マッチ12個が同じ値段で、徳用マッチが800本、普通マッチが12箱で500本、となっていましたが、本日、お店屋さんで見かけたので買ってきてみたら、徳用マッチが「標準入り本数 840本」。普通マッチは12箱一組で「最低入り本数 37本」×12箱、ですから444本になり、徳用マッチがお得なようですが、残念ながら値段は違っていました。

徳用マッチは、台所にいつも置いてありました。
普通マッチで思い出すのが、「検便」。昔は回虫に感染している子供が多く(私も)、感染しているかどうか、マッチ箱に便を入れ、新聞紙に包んで名前を書いて、紐でくくって、ブラブラさせながら持っていって、学校に提出し、検査をしていたものでした。


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さて、「昭和の頃ぼくたちは小学生だった」に書いてありますが、マッチの火で花火をつけようとしたらマッチの火がパッとつき、孫が驚いたそうです。で、作者は孫がマッチを知らなかったことにビックリしたそうです。

この話、少し大袈裟かなと思ったら、この間TVで子ども達の古民家体験があり、その中の、炊飯の場面で、薪に火をつけるとき、指導者の方が子供にマッチを渡し、「火をつけて」と言うと、子ども曰く、「マッチのつけ方が分かんない」。上の矢印のところに、マッチの赤い所を擦れば火がつくのですが・・・

考えてみれば、ガスコンロは捻ればいいし、使っても、使い捨てライターくらい、今後は電磁調理器で、葬式のローソクの火しか見る事がないかも、ですね。

マッチの火、つけたとたん一瞬パッと大きくなり、暖かい炎が好きなのですが、また、タバコ(パイプ)が懐かしくなりました。

本当に時代は変わりました。今からの子供はどうなるんでしょう。「学校に西洋式水洗トイレは必要か?」について考えていますが、良く考えないと、子供はどんどん、ひ弱になっていくだけです。この件については、もうすぐアップする予定ですが。



ピカチュウ・サンタさん、出現するのが今日までだそうです。昨日、彼女に振られたらしく落ち込んんでいたので、海に連れて行ったら、飛び上がって気合を入れていました。また、クリスマスに会いましょう。


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2017年1月 2日 (月)

「年賀状」に思う

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年末、気になり、焦りだすのが年賀状書き。最も、最近ではスマホなる便利なものができ、ライン等で一発出せばOKなよう。でも、なんとなく味気ない。

年賀状の方も、最近はパソコン印刷で、住所も印刷ができるせいか、これも、なんとなく味気がなくなりました。昔は、手書き、版画、イモ版等があり、その後、プリントゴッコがあり、これも意外と味があったのですが、その後、ワープロからパソコンに代わりました。思いだしましたが、謄写版印刷の色刷りを頂いたことがあり、まさに芸術品でした。

今年は何にしようかと考えたら、ピッタリの写真があり、PCを使いましたが、住所、名前書きは印刷では味気なく、表書きだけは自筆にしています。

私の同僚、友人、尊敬する方もそれなりに歳になり、年々、下記のような文面が混じるようになりました。少しアレンジしていますが・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
素晴らしい新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
さて、勝手なお願いですが、来年から、年賀状をご辞退申し上げたく存じます。お許しいただければ幸いに存じます。
古希を迎え、体力も衰え、年賀状を書く気力もなくなり、年末をゆっくり過ごしたくなりました。ご尊家のみならず、皆様にも同じようなお願いを申し上げております。
このお願いは、年賀状のみの事であり、今後も従前どおりのお付き合いはさせていただくよう、お願いいたします。勝手なお願いではありますが、皆様にご理解いただきたく、新年のご挨拶を申し上げます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人いろいろ考え方があります。上のような方もおられるし、一人一人の顔を思い出しながら書くのも楽しいし、ただ、高齢化社会を考えると、上のような年賀状も増えていくでしょうが、なんとなく寂しい思いです。
さて、来年の年賀状はどうしましょう。悩むところです。


今日のピカチュウです。
昨日、出現しないと思ったら、今夜、出ました。夜遊びをしているようで、「おめでとうございます。」と言ったら、すぐにどこかに飛んでいきました。

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