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2016年4月17日 - 2016年4月23日

2016年4月23日 (土)

「島原半島観光アプリ」を試してみたら

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今日の長崎新聞を読んでいると、「名所に近づくと 島原半島観光アプリ スマホ

自動受信 観光連盟、運用スタート」との記事。アプリは「App Store」でダウンロ

ードできるとか、で、新しいもの好きの私なので、さっそく「App Store」で、「まる

る島原半島」で検索すると、ありました。


で、インストールするとアイコンがでてきて、登録者情報があり、男女、年齢、居

住地の設定とごく簡単な登録ですが、年齢情報には少しムカッと。1950年以前

無い。私、1950年以前生まれで、1950年生まれといえば、66歳で、66歳

上の人間は、相手にしないのか?と、歳取ると、怒りっぽくなりますね。

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スタート画面はなかなかスマートで、ただ「スタート」の字が少し見にくいかな。画

面は、各名所に自動的に切り替わります。赤○がスタート。

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スタートから、設定をすると「雲仙市」「南島原市」「島原市」を選択(全部選択も可

能)できるので、「雲仙市」を選択し、「楽しむ(注:名所案内)」、「食べる」、「買

う」、「クーポン(注;現在登録は無し)」、「特集(注;現在登録無し)」とあるので、

「楽しむ」を選択すると「雲仙温泉を代表する観光名所(注;雲仙温泉の紹介)」、

「緑のトンネル」、「六角井戸」、「富津弁天公園」、「炭酸泉(注:小浜町)」、「上の

川湧水(同小浜町)」「雲仙360度の大パノラマ(注;仁田峠のロープウエイ)」、

「小浜温泉の歴史に触れてみる(注;雲仙市小浜歴史資料館)」、「雲仙市魅力

を発信中(注;雲仙お山の情報館)」とほとんど小浜町・雲仙のことばかりでした。


桜の名所、「千々石の橘公園」はありません。
まだ、スタートしたばかりなので、

徐々に増やしていくのでしょうが・・・


「上の川湧水」が近いので行ってみて、iPhone SEで試してみると・・・

新聞では、「アプリをダウンロードした旅行者らがビーコンの15㍍以内に近づく

と、その施設の概要説明などが自動的に受信できる。」と書いてあるので、「上の

川湧水」のことがでるかと思ったら、全体の説明はでるが、「上の川湧水」の概要

説明が「自動的」には受信できません。もっとも、画面をタッチすると概要はちゃ

んとでます。

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ここだけかなと思って、一応「六角井戸」に行って試してみたら、同じ事で、全体

の紹介はでるが、「六角井戸」のみの概要説明はでません。「六角井戸」の所を

タッチすると、ちゃんとでます。

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で、他の所も試してみても同じ事。ということは、「自動的に受信できる」装置は、

まだこちらには設置していないと。言う事でしょう。多分。


使って見て便利なのは、画面の下側に「ここに行く」というのがあり、ここをタッチ

すると、地図がでて、経路、距離、時間等がでるので、これは便利です。

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現在半島内に78ヵ所、118個のビーコンという装置を設置しているそうです。

ただ、時々、落ちたり、画面が出てこない事があり、また、新聞では、「日本

語」だけではなく英語や中国語など五つの言語に対応している。」とありますが、

設定を見ると、「日本」、「中国」、「韓国」、「台湾」、「香港」、「米国」、「タイ」、「豪

州」、「マレーシア」、「シンガポール」、「英国」、「その他」とあり、試しに「マレーシ

ア」とか「英国」に設定しましたが、「マレーシア語」とか「英国語」には変換でき

ず、良く見ると、「設定」の「ユーザー情報」のところ、「居住エリア」になっており、

設定の所に「言語選択」はありません。


多分、新聞社の勘違いか、自動受信できるところでしか言語設定できないか、私

が言語設定を見落としたのか、いずれ、島原市の名所は自動受信できるような

ので、そのうち行って試してみます。


試してみて、まだ、紹介件数が少ないと感じましたが、これは、そのうち増えてい

くでしょう。なお、いちいちスマホの文字を読むのも面倒臭く、音声での説明も欲

しい所です。


なお、これアプリさえ入れておけば、どこからでも閲覧できますから、ゴールデン

ウィークなどに島原半島にお出かけの方は、これで調べておけば便利だと思い

ます。ゴールデンウィークまでには、紹介件数が増える事を願っています。


【注】

アプリは現在、「App Store」か「Google Play」でダウンロードできるそうです。







2016年4月22日 (金)

「四角いゆで卵」&その他の事

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「卵」「玉子」、いつも迷いますが、大体において、料理前が「卵」、料理をすると

「玉子」になるようですが・・・


辞典を調べて見ると、「学研現代新国語辞典」では

「たまご【卵】(「玉子)の意」と書いてありますが

❷特に、ニワトリの卵。鶏卵(けいらん)《表記》卵②を使った料理には「玉子」とも

あてる。

と。まあどちらでも良いような。


私がファンにしている、阿川佐知子さんご推薦の「三省堂国語辞典第⑦版」で

は、「たまごかけごはん」のところ

[卵(掛け御飯)](名)〖料〗ごはんに生たまご・しょうゆをかけたもの。(表記)俗

に、略して「TKG」と書く。

と、辞書に載せてありますから、すでに「TKG」が市民権を得ているような。


「日本語の正しい表記と用語の辞典 第三版」、これ、「講談社校閲局編」で出版

ですが、「卵焼き 玉子焼き」と両方載せてあります。


いつも利用している「考証要集」には

卵焼き【たまごやき】

「日本人が卵を日常食とするのは南蛮文化の影響により、江戸時代以降であ

る。江戸時代の料理書に突然として多様な料理が登場るが室町時代にはなか

った。(以下略)」


卵といえば、少し昔まで高級品で、病気見舞いなどに卵を持っていった時代があ

ましたが、いつもの「近世風俗志(守貞謾稿)」の「鮓」(注;すしの事)の所に、

「江戸、今製は握り鮓なり。鶏卵焼・車海老・海老そぼろ・白魚・まぐろさしみ・こは

だ・あなご甘煮長のまゝなり。

以上、大略、価八文鮓なり。その中、玉子巻は十六文ばかりなり。」とあり、玉子

の料理が他のものより高い事が分かります。


卵が貴重品だった事は、「庄屋にみる江戸時代の世相と暮らし★成松佐恵子著

~ミネルヴァ書店」によると、「役人接待のマニュアル」の所に、文政七年

(1828)年三月、長岡領内で宗門改めのとき、「・・・まず御肴料として金100疋

が水引をかけて包まれたほか、籠にいれた玉子50個と煎茶一斤が音物(いんも

つ)として贈られた。」とあり、また、他の村に立ち寄った際、「・・・その際定例の

玉子の土産物を下役に渡すのを失念したため、後に催促の書状が届くという一

幕もあった。・・・」という事で、今ではどこにでもある、「たまご」が昔は珍重された

事が分かると思います。

(注;「匹・疋」は「全訳古語例解辞典~小学館刊」によれば、小動物の単位、布

の長さの単位と共に、金銭の単位で「一匹」と書いてありましたが、一疋も同じで

しょう。古くは十文、江戸時代には十五文だそうです。yahoo!知恵袋によれば、

100疋は10万円程度だそうです。「音物」は進物、贈り物、賄賂)


さて、いよいよ「四角いゆで卵」ですが、これ、すこし流行っているみたいで、

「cookpad」、その他にも載せてありますが、卵といえば、「コロンブスの卵」で、聞

けば、「なんだ」ということになりますが、準備品は、卵、鍋、水(あたりまえじゃん)

そして、小さなタッパー(100金にあるやつ)。


で、卵を水に入れ茹でます。茹で時間は水から入れて、固茹でだと12~14分。

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で、卵をむいて、タッパーに入れたら、タッパーが大きすぎて、プラ板のいらない

のがあったので、寸法を合わせて切って、押しつけるのにペットボトルのキャップ

を利用。タッパーを買う時は卵に合うのを買って下さい。

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ふたが、うまく締まらず、ゴムでしめつけ、表と裏から見たところ。

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冷やして取り出すと、一番上の写真のようになります。圧力が強く、少し割れまし

が・・・・


これで良いのが、卵、丸ごとだったら、それだけで一杯になりますが、これだと、

し空きができるので、その空間にも、おかずが少し詰められます。

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四角い茹でたまごで、おかずも詰めやすく、子どもも喜ぶと思うので是非お試し

を。一手間かかりますが。




  

2016年4月21日 (木)

「草鞋(わらじ)を履いて、チョイと旅へ」

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若い人と話をしていると、「草鞋(わらじ)」と「草履(ぞうり)」の区別がつかないら

く、写真の左が「草鞋」。右の下が「草履」。上のカワユイのが赤ちゃんが一歳

なった時、一升餅を踏ませる「草履」。

辞書で調べると


「草鞋」

〈わらぐつ→わらんず→わらんぢ、と転化したものがさらに転じた形〉わらで、足形

の台を編み、それにつけた長いひもで足に結びつけてはく履き物。

「草履」

おもに和装の時着用する。足の裏だけを保護するように作ったはきもの。はなお

をつけ、底は平らで長円形。


さて、私とカミサンはほとんど同じ年で、カミサンが小学校の時、父親が藁草履

(最近は、ゴムで作ったゴム草履もあり、藁草履は藁で作ったものです)を作って

学校へ行っていたとか。この話を聞いて「お前は、江戸時代生れか」と言った

でしたが、私は、長崎市でアシックスの靴を履いて通学していました。


最近いろいろあって、少し旅に出ようかと。せっかくなら、昔風に、手甲、脚絆、三

度笠、草鞋を履いてと思ったら、私、草鞋が編めないんです。で、あちらこちら探

して、やっと入手。


ところが、この草鞋はきかたが分からない。多分、YouTubeあたりで解説してな

いかと思ったらビンゴ。と思ったら、草鞋も少しづつ違いがあり、はき方も、これま

種々ありで、一応簡単そうなのを選んで試してみたら、せからしいのなんの。

戦する事、一時間あまり。


最初は赤丸の所が、親指をかける所かと思ったら、逆でした。やっとはけたもの

の右の写真、×のところ、これ少し間違えたみたい。

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履くと、思いっきり指が飛び出します(あ~、爪切ってないな)。これが大切らしく、

岩場(今のように舗装道路ばかりではありません)などで、踏ん張りが効くそうで

す。もちろん指の保護のために足袋をはいてもOK。

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せっかくなので、少し調べたたら、以前紹介した「NHK時代考証資料」の「考証要

集」。


「草履」

「和名類聚」(930年頃成立)という一種の百科事典に「草履、俗に佐𡧃利とい

ふ」とあり、平安時代にはすでにあった。

原文では「草履」

「揚氏漢語抄云草履(以下は2行書き)和名與??(この字、私のPCではでませ

ん)同俗佐𡧃利」

なお、「草鞋」の方は載っていませんでした。


「草履」、「草鞋」について知りたい方は、法政大学出版社から、「ものと人間との

文化史8 『はきもの』~潮田鉄雄著」に詳しく載せてあります。

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      (「ものと人間の文化史8 『はきもの』~潮田鉄雄著より)


ところで、私の方もせっかく履いたのだから、ご近所を歩いてみました。人に見ら

れると恥ずかしいので、夜こっそりと・・・履き心地ですか?何といっても、日本人

古来の履き物ですよ。あなたも、「草鞋」をはいて、あてない旅へと出発してみま

せんか?



2016年4月20日 (水)

「胃カメラ飲んで『週刊誌』」

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昨年、胃カメラを飲んでなかったので、今日検査に行ってきました。朝9時に病院

に行って、聞き取り、準備、本番、説明と終わったのが10時半。聞き取りの時、

「10回目ですね。」、え、そんなに胃カメラを飲んだのかなと思いましたが、検査

の時は優しい看護師さんが背中をなでてくれて、あ~気持ちいい。


帰り
がけ、胃カメラは「飲む」が本当か「吞む」が本当か、アホなことを考えなが

ら、本屋さんに入ったら、今日はいつもの水曜日で、いつも週刊誌が並んでいて

「胃カメラ飲んで『週刊誌』」。


胃カメラの話ですが、オリンパスのホームページに「胃カメラを飲むと言うけれど」

というのが載っていて、「内視鏡で検査する」が正解のようで→こちらをクリック


■「安倍晋三が影の宰相・菅義偉の『反乱』に脅え始めた」

■「影の権力内閣官房長官菅義偉」(出版された本の題です)

衆参ダブル選挙も、熊本地震災害で不明になりました。なにせ、選挙というと選

挙事務の人数がいり、熊本では災害復興が急務で、それどころではないでしょ

う。もし、ダブル選挙をすれば非難轟々でしょう。

さて、菅官房長官といえば、記者会見でなんとなく風采のあがらない、頼りないオ

ジサン見たいですが、意外や意外、実力者ですね。首相を支える立場ですが、少

し隙間風が・・・


■「マイナス金利なのに不動産がどんどん下がり始めた」

景気回復のために、マイナス金利を実施したはずなのでが、「『住宅投資をする

人に有利』『かなり早い時期にプラスの影響がでる』ーマイナス金利で不動産バ

ブルを煽る黒田総裁の言い分を真に受ければ、確実にバカを見る。不動産崩壊

はもう始まっていた。」という事で、不動産はかなりの危機的状態か?

この国のトップには、経済に詳しい人物がいないんでしょうか。優秀な大学を出

た人ばかのようですが。


■「『南海トラフ巨大地震』は半年以内に起きる!」

昔は、天気予報が当たりませんでしたが、地震の予測はそれより難しいようで、

数十年前、私の住んでいた所でも、ドカンと大きな地震が来て、それから、数日

群発地震が起こりました。地震の予報も早く予測研究をして欲しいものです。

また、少し揺れました。


「鈴木敏文会長の独占告白『セブンイレブンを創業したのは私だ』」

■「鈴木敏文独占激白『裏切り者たちに告ぐ』」

「独占」と言えば、「独り占め(ひとりじめ)」なんですが、二誌とも「独占」とは、これ

いかに。あと、大塚家具、ロッテ、徳洲会ももめているみたいですが、会社も大き

くなると、いろいろあるみたいで、大変ですね。


■「”発禁になった西川『TPP暴露本』の『本当にヤバイ記述』を公開する」

■「『発禁』になった西川公也TPP本に書いてあること」

国会の委員会を見ていたら、この本の事が取り上げられ、西川議長が議長には

答弁の権限はないとか言ってましたが、あまりたいしたことは書いてないようで。

熊本の地震でTPP自身の成立も怪しいようですが・・・


■「『パナマ文書』5月完全公開に脅える”税金逃れ”日本企業」

■「官々愕々『波紋をよぶパナマ文書』

ことし最大のスキャンダルでしょう「パナマ文書」。菅官房長官は「調査するつもり

はない」と発言したようですが、外国の報道と違って日本の報道にはほとんど出

ていません。なにか、あるのかな?

もっとも、ICJJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)が五月初め、個人、企業、メ

ール、パスポート、銀行口座、財務資料などの情報を公表する予定だそうです。

日本における言論・表現の自由の現状を調べに来た国連のデービット報告者が

「特定保護法で報道は委縮し、メディアの独立が深刻な脅威に直面している」と

警告したそうで、「パナマ文書」で、日本関係がどれくらい報道されるか、見もの

です。もっとも、私の名前は出ませんが。


■「迫り来る『老後親子破綻』の悪夢」

■「団塊の世代『中流』のあなたがいちばん危ない」

親の介護で仕事を辞める人、子供、孫の就職難。これからの家庭生活は、困

な面に直面しそうです。それにしても、政府の遅い対応、行政の四角四面の対

応には怒りさえ覚えます。


■「長生きする血、短命の血」

今、医者にいくと「血液さらさら」の薬を調合される方が多いようです。「血流が悪

い=血液ドロドロ」ではなく、「血液たっぷり」の理論があるそうです。私、医者で

ないのでなんとも言えませんが、「『血液サラサラ』で体調が崩れる」「弱ったとき

こそ『夕食断食』」とも書いてあります。


■「スプーン1本で『視力回復』超カンタン眼球マッサージ」

私も、最近目がかすんだり、見にくかったりするとき、ツボのマッサージをしたり、

遠くを眺めたりしますが、思ったほど・・・記事を読んで、試してみます。


■「現代川柳」

読者からの投稿川柳です。今週の最優秀作。

「気まぐれに 受けたばかりに 死期を知る」。皆様も、このようにならないように、

気まぐれでなく、定期的に健診を。


■「ドクターZは知っている~マイナンバーを滞たせている総務省の『エゴ』」

マイナンバーカード。システムの異常で、上手くいってないようです。どうも、以前

の「住基ネット」を総務省が「住基ネットシステムはマイナンバー制度でも活かせ

る」という事で、これを利用し、現在のシステム障害を起こした、ということらしい

です。なお、番号生成システムで68億9580万円、中間サーバーシステムで8

億8000万円を使ったそうです。私たちの税金です。


■「過去最大のボリュームで贈る『死ぬまで●E●スペシャル』

■「あぁ、素晴らしき哉、我が●E●人生!」

「●E●は女性●に始まり、女性●に終わる」「●E●は『オ●●ー』で強くなる」

「オーバー60男に魅せられた女たちの告白」。ウラヤマシイ。


■「『25種類』の女性●全部見せます!」

袋とじの付録ですが、「全部」は見せていません。袋とじの付録には注意しましょ

う。私も随分期待して買いましたが、思ったほどのものは今までありませんでし

た。





2016年4月19日 (火)

「雅やかな大和言葉『御所言葉』を上品に話す」~日本語の伝統を守る会著

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落語をご存知の方は、「たらちね」は聴いたことがあると思います。


長屋に住む八五郎が、大家の紹介で嫁を貰う事になりますが、紹介された女性

に一つだけ欠点が。父親が厳格な漢学者で、言葉があまりにも丁寧すぎると。

八五郎の所へやって来た美人のお嬢さん、八五郎に対して名前の紹介。


「自らのことの姓名は、父は元京都の産にして、姓は安藤、名は慶三、字を五

光。母は千代女と申せしが、わが母三十三歳の折、ある夜丹頂の鶴の夢見て妾

(わらわ・自分の事)を孕めるが故。垂乳根の胎内を出でしときは鶴女。鶴女と

申せしが、それは幼名、成長の後これを改め、清女と申し侍るなり」と、八五郎は

なにがなにかわかりません。


ウチも、カミサンと一緒になった時は、これくらい丁寧に話をしていたのですが、

今やアゴをしゃくって、「それ取って」。


この本を書いた「日本語の伝統を守る会」は、御所言葉のみならず、「京言葉」、

「船場言葉」など、歴史ある独特の言葉を実生活の中で使って、日本語の伝統を

守ろうとしている「操觚者(そうこしゃ・文筆に従事する人。文筆家・編集者・記者

など。~「大辞林」より)」だそうです。


「御所言葉」は、京の御所で宮中の女官が使っていた言葉で、女房言葉とも言わ

れているそうで、時代が下がると庶民も使うようになった言葉があるそうです。

「おつくり(刺身・作り身)」「こうこう(たくあん)」「おひや(水・冷水)」「おぐし(髪)」

「おしゃもじ(しゃもじ)」「おみや(TVなどでよく使っていますが、土産)」「おひつ

(飯櫃~今は電気ジャーで保温しますが、昔は、ご飯を炊いて入れていました)」

「てもと(箸・おてもと)」「おこた(こたつ)」と、いろいろあるのですが・・・・


「食卓に多くのおまわりが」と言われても、警察学校の食堂などを思い出すので

すが、「おまわり」は「総菜・おかず」


「あの人は座ると必ずおうつうつ」、「おうつうつ」は「居眠り・うつらうつらする」。国

会中継で、「松○みどり議員は、おうつうつされておられます」と放送したら、「居

眠りしてます」より優雅で良いかな?もっとも、松○議員さんは優雅な人物では無

いような。


言葉は言いようで、彼氏からプレゼントされて、あまり、つまらない物の時は、ニッ

コリ笑って「少しおもなし(面白くない、つまらない)な気持ち」と言えば、相手は言

葉は分からないものの、笑顔につられて、満足したな、と思うでしょう。


糖尿病の夫に「コーヒーに砂糖をあまり入れないの!」というより、「コーヒーには

あまり、さもじ(砂糖)を入れないで。」、愛煙家の夫には、「タバコを部屋では吸わ

い!」と言うより「部屋では、たもじ(タバコ)を吸わないで」と言えばあまりカドが

たたないでしょう。


これは、使えます。「失礼、よそよそにまいります」、「よそよそにまいります」は「ト

イレに行くこと」。合コンとか、見合いの時に使えば、奥ゆかしく感じますが、相手

は意味が分かるかな?


「いもじさにかまけて忘れてました」。上司に言い訳をする時に使いましょう。「い

もじさ」は「多忙・忙しさ」です。


「うぐいす(注:鳥ではありません)」「おけたれ」「いぼとい」「おたたする」「りんも

じ」「おきもじ」。多分、分からないと思いますが、営業妨害になるので、これ以上

は本を買ってお読みください。


いずれにしても、おっとりした言葉ですが、「御所言葉」の特徴として、「忌詞(い

みことば)を避ける」、不吉な意味をもつ言葉を忌み避けるという事で、「切る」を

「なおす」などと言うそうです。


また、「直截な言い方を避ける」、値段が高い事を「むつかしい」。あからさまな表

現を避け、婉曲な表現を好むという事だそうです。


いずれにしても、本を読んでみてゆったりした気分になりました。「言霊」という言

葉がありますが、「言葉」には「霊」が宿っていると言う事ですが、言葉一つで、元

気になったり、仲が悪くなったりします。「言葉」がぞんざいに扱われている時代

だからこそ、「言葉」を大切に、心を込めて使いたいものです。


もっとも、「たらちね」のように、朝起きた時、カミサンに「あ~ら、わが君。日も東

天に出御ましまさば、うがい手水に身を清め、神前仏前へ燈明(みあかし)を備え

、御飯も冷飯に相なり候へば、早く召し上がって然るべく存じたてまつる、恐惶謹

言」といわれても、困るんですが・・・言わないだろうな、絶体に。





吾妻町「岩戸神社」祭★もう一つの「岩戸神社」~長崎県雲仙市吾妻町

Photo

先日、吾妻町の熊野神社を見に行った時、宮司さんに、「吾妻町にも岩戸神社が

あるの知ってますか?」と聞かれ、「岩戸神社」といえば瑞穂町の岩戸神社がパ

ワースポットとして有名で、吾妻にもある?と思っていたら、今日が祭日とかで、

出かけてみました。


場所は、愛野町~島原へのグリーンロードを走ると、「ふるさとふれあい館」と「雲

仙フラワーズステーション」が隣りあわせにあり、山の方向に上り道があり、イヤ

というほど走ると、「種苗管理センター雲仙農場」があり、写真の左側になりま

す。マル印の所に「岩戸渓流公園」の看板があり、右に曲がって、下り坂を下りる

と、鳥居があり、道を隔てたところに、駐車場、トイレ完備がされています。

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道は下の写真の感じで、昔は細い道らしかったのですが、公園化時に整備され

たという事のようだそうです。神社まで、15分程度、森林浴にはもってこいだと思

います(花粉症の方には気の毒ですが)。

3 Photo_4

調べて見ると、県(国?)で「水源の森」という事業をやったらしく、入口の鳥居横

に看板が出ておりました、神社に向かう途中、狭いながらも、野外炊飯、キャンプ

ができるようになっていました。○印が、入口と神社です。

Photo_6 2_2

で、途中鳥居などがありまして、明治か大正かと思ったら、なんと「文政十一戊子

年」と書いてあり、調べて見ると、「文政十一年」は「戊子」にあたります。なお、文

政十一年は、シーボルト事件が起こった年です。


改めて、文字を読んでみると、右の柱「奉建?石華表一基 三室氏子中 世話

人???」、世話人の名前は薄くて読めません。(華表は鳥居のこと)

左の柱が「文政十一年戊子年 四月吉?日」。下の方に「大宮司 錦戸参河 正

道」。


後で、吾妻町史を調べると、「熊野神社」の所に

「錦戸備前頭 藤原秀人 文政元年十月六日 帰幽」

「錦戸参河頭 藤原正道 嘉永五年八月十六日 帰幽」


「帰幽」は神道で、人が亡くなることを意味する言葉だそうですから、文政元年が

1804年、であとを藤原正道が継ぐということで、文政、天保、弘化、嘉永となり、

嘉永5年は1852年ですから、藤原正道時代の文政11年に作られた事が間違

い無い事が分かります。文政11年といえば、今から188年ほど前ですから、

この鳥居、かなり古い事が分かります。

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神社の少し手前で、倒れた木の株の所で、「今年はいるかな?」と話しているの

で、尋ねて見ると、「フクロウ」がこの株の穴の中にいるとか、で、狭い裂け目にカ

メラを突っ込んで、フラッシュを使ったら、○印の所、フクロウさんが、こちらを向

いて写っていました。

「フクロウ」は、「不苦労(くろうせず)」というくらいですから、今日はこれだけでも

ご利益がありました。

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神社に着くと、意外に広い空き地で、人が作った神殿は無く、崖に自然にできた

穴が神社になります。

で、右の写真ですが、左の矢印が表側、この表側から、右の方の穴へでる事が

でき、雰囲気的に、以前紹介した、赤岩神社、瑞穂の岩戸神社に似ており、修験

者の修行の場と言われておりましたから、ここも多分そうではないかと思い、穴を

くぐって「胎内くぐり」に使ったのではないかと思います。私見ですが。

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こちらが入口で、いつもは鉄扉で入れません。何やら気になる、石造物。五輪塔

の一部かな?

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中の写真です。普通は入って撮れませんが、「今日は良いでしょう」という事で撮

らせて頂きました。四体の石仏です。良く調べれば、年代なども彫ってあるかも知

れませんが、そこまでは言い出しきれませんでした。気の弱い私。

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神事に入りましたが、石の窪みの中での祝詞は、声が良く響き、神秘的で素晴ら

しく感動しました。私たち日本人は、自然に畏敬の念を持っていたという事がよく

分かるような神事でした。


下は、明治に作られた、「神社明細調帳」の写しです。祭神が書いてありますが、

水神さまの事です。

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           (「長崎歴史文化博物館」所蔵)

帰りにお札を頂きましたが、これは神棚ではなく、台所とか、井戸とか水に関係

のある所に飾って置いてくださいとの事でした。

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普通の神社も良いけれど、このような神社も自然に囲まれて良いですね。すがす

がしい一日でした。



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