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2016年12月12日 (月)

「ダックツアー」~バス海を走る

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先週、12月6日に、このバスの事を書きましたが、どうしても乗りたく、昨日、乗ってきました。

要予約で、日曜日なので満席かなと思いつつ電話をかけたらOK。出発場所は島原駅、島原駅から10mほど曲がったところに事務所があり、ここで、乗車手続き。


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で、バスが来たと思ったら、普通に島鉄バスか、と思ったら、島原市めぐりあい事業実行委員の貸し切りバスでした。多分、集団見合いかな?

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スタッフらしき人のTシャツの後ろに、何やら見慣れたデザインがしてあるので聞いてみたら、「妖怪ウォッチ」の作者が島原出身で、島原守護神「しまばらん」をデザインしたそうです。「鯉のおよぐまち」ですから、駅前にも泳いでいましたが・・・寒そう。

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で、しばらくすると、一番上の写真、ハデハデな車の到着。下の様子を見ると、普通のバス、トラックと同じで、大丈夫かいな?私、全然泳げませんから。

なお、スクリューは陸を走っているときは引き上げておいて、海に入るとき下げるそうです。二本のベルトが分かると思います。


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運転手席。普通のハンドルと、右に小さなハンドルが付いていますが、これが、水上運転用のハンドルみたいでした。もちろん、陸上を走るときは大型2種免許、海上を走るときは船舶免許がいります。

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内部の状況ですが、窓枠はありますが、窓ガラスはありません。陸上を走るときはシートベルトをして、海上を走るときはシートベルトを外すようにいわれました。

要するに、海を走っている時、万が一の時、すぐに海に飛び込めるようにだって。
天井に絵がかいてあって、「なんでしょう?」、「カッパ」、「違います」、「アヒルです、アヒルは陸も歩けるし、水の上も泳げるでしょう」。との説明ですが、どう見てもカッパさんですよね。しかし、「カッパツアー」より「ダックツアー」の方がカッコいいかな。

なお、この車が日本で作られた第1号車だそうです。長崎県で一番最初に走ったのはハウステンボスだそうですが、ハウステンボスの車は20名乗りで、こちらの車は40名(旅客)です。

この車の正式名称は、「レジェンド ゼロ 1」というかっこいい名前だそうです。なお、残念ながら、この車は各地を回って利用され、島原で使用されるのが、来年3月31日までで、その後大阪の方へ行くそうです。興味ある方は早めにご利用を。


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車のコースですが、島原城を一周、いつもは車を運転しながら見ていますが、こうしてゆったりしてみるといいですね。

霊丘公園の横を通りますが、機関車が置いてあります。
詳しくは以前書いているので、機関車をお好きな方はそちらをご覧ください。

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と言っている間に、霊南漁港の「スプラッシュイン!」の現場へ。左の写真のところから、海へ入っていきます。これを、「スプラッシュイン!」と言っているのですが、ここから運転手さんが船長さんになり、右のハンドルを操っていました。

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「スプラッシュイン!」の写真を撮りたかったのですが、何せバスの中。残念ですが、船長さんの前面のガラスが海水で濡れているのが分かると思います。

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もちろん海の上ですから、漁船なども通りますが、海上では右側通行になるそうです。

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右がとっとっと食堂。昔の米蔵。左がこの間書いた「升金の倉」。

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対岸の小島にある「升金」さんの、燃料タンク、現在は使われてなく、島も市の管轄になっているそうです。なお、「升金商会」は、「升金の倉」から道を隔てたところにありました。


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島鉄の車庫と眉山方面です。この間の熊本地震、大雨で少し崩れたとか。

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海をバスが走っているのが珍しいのか、手を振っている人がかなりいますね。
島原ドック、この方向からは滅多にみられません。

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島原の「九十九島(つくもじま)」の一つですが、寛政四年の「島原大変」で眉山が崩壊したときにできた島です。当時は59島があったそうですが、だんだん崩壊して島数も減ってきたそうです。各島ご覧のとおり崩壊しないように石垣で囲まれています。

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ということで、天気は良く、波もなく、ガイドさんのユーモアあふれる説明で、万が一の事もなく無事戻ってきました。寒かったが・・・

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いつも知っている風景ですが、視点を変えると面白いものです。前に書いたように、来年3月31日までで、今後の予定はいつになるか、まだ分からないようなので、是非お早めにご乗車、ご乗船を。

なお、スプラッシュインの様子は、YouTubeでも見られます→こちらをクリック






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コメント

これには是非乗ってみたいですね(^^)

なかなか快適なバスの船旅でした ( ^ω^ )
ただ、料金が2,300円なので・・・
もう一つ楽しまれるなら、入水時のスプラッシュインをみて、とっとっと食堂の方へ行けば、バスが海を走っている光景が見られて、これも一興だと思います。
なお、乗られる場合は、天気のいい日に、雨の日は雨ガッパが必要です。

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