島原にて
今日の写真は、車の中から撮ったもので、少し霞んでいます。
さて、島原市を車で走っていて、赤信号でストップしたら、隣にこんなバスが停まって、一瞬、あれ!後ろにプロペラというか、スクリューというか、付いているんですね。
で、考えると、何か月か前、TVで水陸両用のバスが島原を走り始めた、という報道があったなと。その時は、ほ~、と思ったものですが、こうして本物を見ると、ぎょぎょぎょ、ですね。普通自動車、戦闘車両の水陸両用は知ってますが、バスの水陸両用を見たのは初めてで、一種の感動を覚え後ろからついて行って、また赤信号で横についてたら、島原市にある、(㈲林田観光バスさんでした。
海に入るところを見ようと、しばらくついて行きましたが、お約束があったので途中で断念。
家に帰って調べると、こちらに詳しく書いてありました、→こちらをクリック
なんと、毎日運行しているみたいで、今度一度乗ってみたいと思います。万が一の事は無いと思いますが、私、全然泳げないので、どなたか、水泳が達者な方、ご同道いただけませんか。ユーチューブでも、海の上を走っている様子が写してありますが、すごいです。
さて、お昼ご飯は、久々に島原城前にある「姫松屋」さんで、「具雑煮」をいただきました。何かおもちばかりみたいですが、下のほうに、シロナ、かまぼこ、アナゴ、ごぼう、卵焼き、シイタケ、凍豆腐、れんこん、鶏肉、春菊の地元の食材が入っています。
具雑煮のいわれについては→こちらをクリック
なお、「聞き書 長崎の食(農文協刊)」の「島原の食」のところに「雑煮」について次のように書いてあります。
煮出しのだし汁に、さきがけごぼう、輪切りのにんじん、里芋、ちくわ、短冊に切った大根、凍豆腐、てんぷら(すりみ揚げ)、細切りこんぶ、白菜などを大なべに入れ炊き、野菜が煮えたら醤油味をつけ、小もちをなべのまわりに立てて入れる。もちはみんなの歳の数ほども食べて自慢しあうので、100個くらいは入れて炊く、大皿(うーざら・陶器の大皿)に一人ずつ盛り、正月の間は飯台を出して、お神酒をいただいてから家族そろって雑煮を祝う。
現在は、見られない風景ですが、昔はとにかく食べることが楽しみで、私の義兄は農家で、若い時には、これくらい食べていたということです。何せ、羊羹一棹(大きいやつ)をあっという間に食べていたそうですから。
「姫松屋」というと、県外の方は、島原城の近くにあるお店だと思いますが、このお店は新しく、昔は島原のアーケードから少し出たところだけだったのですが。
「前のお店まだあります?」
「はい、ちゃんとあります。今では、こちらが本店で、向こうが支店になっております。」、だと。あ~、回る回るよ時代は回る~
現在の本店(島原城付近) 昔の本店・現在支店
冬の小雨降る中、枯蓮のお城もなかなか風情があるもので、誰も見ていく方はおりませんが・・・
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