懐かしき「週刊文春」ついでに「週刊朝日」
懐かしいのは「週刊文春」ではなく、表紙のイラストで、これ見た途端に手が出てしまいました。
ジャズファン、映画ファンの方ならご存じの、「グレン・ミラー物語」の主役グレン・ミラーを演じた、ジェームス・ステュアート。この映画を見たのが、長崎駅横のビルの地下にあった、ニュース劇場(だったかな?)。私もジャズに溺れていたので、見に行きましたが、あの時分、映画に行くには保護者同伴が必要でしたが、もちろん規則破りで行きましたが・・・・
イラストは和田誠氏、題は「ムーンライト・セレナーデ」。グレンミラーは演奏旅行中の飛行機が行方不明になりました。
最近、CD、ネット音楽でなく、レコード盤で聴くのが流行ってきているみたいですが、本気で聴くなら、33回転でなく、72回転の方が良いと思うのですが・・・・・
下の写真のような蓄音機で聴けとは言いませんが、ウチの叔父が持っていて、味のある音楽を聴かせてくれますよ。
で、ついでに「週刊文春」の横に置いてある、「週刊朝日」を見ると、同じような記事。今年亡くなられた方の特集が載っていたので、「懐かしき『週刊文春』ついでに『週刊朝日』」です。
■「さよなら、私の愛しき人よ」
こちらは「週刊文春」。
最初にご登場が、永六輔氏。纏装束がいいですね。黒柳徹子さんが文章を書いています。
蜷川幸男氏、文章が大竹しのぶさん。デビッド・ボウイ氏。大橋巨泉氏。ラクビーの平尾誠二氏。モハメド・アリ氏。ザハ・ハディトさん、東京オリンピック会場のデザインをされましたが、白紙になりました。高井研一郎氏、「総務部総務課山口六平太」を連載中で、私の愛読している漫画でしたが、もう読めないと思うと残念です。
サッカーのヨハン・クライフ氏。夏樹静子さん。鳩山邦夫氏。ジャーナリストの津田大介氏。プリンス氏。加藤紘一氏。中村紘子さん。三笠宮崇仁氏。登山家の田部井淳子さん、明るい方でした。ベラ・チャスラフスカさん。山岸章氏。富田勲氏。平幹二朗氏。タイ国王、ブミボン氏。小川宏氏。リリイさん、四代目江戸屋猫八、三代目も知っていますが、仲の良い親子でした。声優の肝付兼太氏(スネ夫、イヤミ、じゃじゃまる)。ノンフィクション作家の桐山秀樹氏。白川由美さん、「家族ゲーム」。フィデル・カストロ氏。武邦彦氏。荒川博氏。千代の富士。
■「輝かしい日々に」
こちらは「週刊朝日」。
最初が千代の富士の土俵姿。永六輔さん、これで、6+8=9が完全に終わりました(6は永六輔さん、8は中村八大さん、9は坂本九さん。三名で多くのヒット曲を作りました)。蜷川幸雄氏。戸川昌子さん。中村紘子さん。大橋巨泉氏。平幹二朗氏。平尾誠二氏。広島の山本一義氏。田部井淳子さん。武邦彦氏。モハメド・アリ氏。アーノルド・パーマー氏。映画監督アッバス・キアロスタミ。白川由美さん。桂春団治。夏樹静子さん。画家の堀越千秋氏。フィデル・カストロ氏。鳩山邦夫氏。加藤紘一氏。ナンシー・レーガンさん。ザハ・ハディトさん。プリンス。デヴィット・ボウイ氏。
こうして見ると、大活躍していた若いころを知っているだけに、名前を書きながら、なんとなく取り残された気分です。
永六輔さんの事で、思い出しました。某氏が永六輔さんに向かって、「お前らマスコミは、クソにたかるハエだ」と言ったところ、「僕らはクソにたかるハエだが、あなたは、そのクソだ」といったそうで、私の好きな話です。今の、タレントとマスコミは本物のクソとハエになったような感じですが。
■「三反園 裏切りの反原発知事 『公選法違反』の重大疑惑」
保守王国・鹿児島県で現職知事を、原発再稼働反対を掲げた三反園氏が破り当選しました。が、この間TVにも出ていましたが、反原発とは思えないような発言をしていました。どうなっているのでしょう。頑張れ、鹿児島県民。
■「名門地銀専務の自殺で波紋広がる地銀再編積極路線」
長崎県には、地銀の大手十八銀行と親和銀行があります。2年後に合併になるような話を聞きましたが、十八銀行の専務が自殺したとか。どうも、新聞記事、TV報道に出たのか、あまり記憶がありません。
金融庁あたりではバックアップしてようですが、待ったをかけたのが公取委、「十八と親和が合併すれば、長崎県の預金額で七割、貸出で五割のシェアを超える。高い”寡占”に難色を示している」とのことで、悩んでいたのかと思いますが、預金者としては、今後の動きに心配が残るところです。
■「安倍自民は勝てない」
選挙が近いような臭いがしてきました。社会保険で、最後の一人まで。北朝鮮の拉致問題で、すぐ解決すような事を言ったのは誰でしょう?それでも大勝の自民党。
今日、プーチンとの会見をしましたが、むこうさんは2時間遅れです。デートで2時間も遅れたら大変ですよ。ウチは10分遅れただけで、カミサンからハイキックを喰らい、頭蓋骨にヒビが入りました。まして、国家を代表する人が遅れてどうするんでしょう。バカにされ、それでもジャレつく、なんとか首相。北方領土は、戻ってきません。
■「原発事故8兆円電気料へ上乗せ!」
■「映画『知事抹殺』の真実』来年公開 原発事故がもたらした国の姿勢を問う」
福島原発事故に伴う費用が膨れ上がっているそうで、この費用を全国の電力利用者からとるという事だそうです。一般家庭で約18円になるそうですが、要は金額の問題ではなく、その姿勢の問題です。あれだけ、事故の情報を隠してきた会社がですよ。
冷凍壁を作って、廃液の流出を止めているようですが、あれも、結果を聞いたことは一度だけです。
自分の会社が災害で被害を受け、その費用が多額になったからと言って、国民に負担を求める会社がどこにあるんですか。電力会社も、私企業です。まったく、子供がコズカイをねだっているような姿勢。
佐藤前知事が、実弟の会社が関与されたとされる汚職の事件の追及を受け、辞任し「取賄事件」で逮捕されたそうですが、3年間にわたる審理の末、東京高裁が認定したのは「取賄額0円」。にもかかわらず、最高裁で、懲役2年・執行猶予4年の有罪判定。「佐藤氏自身の金銭授受が認定されない収賄0円の取賄罪で有罪となる。」国策捜査が見え隠れします。
氏は次のように語っています。
「私は、大手メディアから”原発を止めたわがままな知事”に仕立て上げられいきました。首都圏大停電の恐怖をあおり、中央との対立の構図が作られていったのです。メディアも検察と同根です。これが伏線となり、国策捜査へとつながっていったと思います。」
この経過は映画になるそうですが、取り調べ途中、検察官が関係者に言ったとされる言葉。「知事は日本にとってよろしくない、抹殺する。」
■「配偶者控除見直しで得する人・損する人」
実を言うと、私この税金とか保険とか控除とかは、まったく理解できない人種なので、各々記事をお読みの上、対処方法をお考え下さい (^-^; 。
■「パテカトルの万能薬」
書いたのは脳科学者池谷裕二氏。まことに目からウロコです。
ソクラテスの言葉に、「数学の答えは多数決では決まらない。善悪の判断も同じだ」というのがあるそうです。
「例えば、足の指は5本で4本になると欠指症。つまり、『異常』と診断されます。理由は『5本指が多数派』だからです。逆にイヌの場合、後肢に指が5本あったら多指症と診断されます。犬の後肢は4本指が『正常』だからです。/少数派だからといって、一概に『病気』や『奇形』と決めつけていいのでしょうか。」ということで、まったくそのとおりだと思います。なんとなく、最近、人と違っていると、排除する雰囲気が強まってきているみたいな気がするのですが。
この後、「ASD(自閉スペクトラム)」の話になりますが、長いので省略します。
■「小池百合子『天国と地獄』の分かれ道」
■「五輪施設はクリスマス前に”玉砕”『小池劇場』に都議選の壁」
小池さん、オリンピック、豊洲市場で何となくウヤムヤになって、小池劇場の第一幕が終わりそうな気配ですが、第二幕はどうなるんでしょう。
■「健康寿命を左右する 体にいい油、悪い油」
「週刊朝日」さん、どこかの追いかけ記事みたいで、いろいろな油の紹介をしていますが、今、たくさん使われている、「オリーブオイルは『質』重視で」ということで、この間の週刊誌にも書いてありましたが、安物には手を出さないほうがいいような。
■「間違いだらけのランニング」
私、昔、体重が75㎏。半年間、毎日一万歩歩き、5㎏減。その後、歩くのに飽き、毎日1時間のジョギング。で、5年間で19㎏痩せましたが、膝を痛めました。ジョギング、ランニングをする方は、良くお読みください。
■「伊集院静の『悩むが花』」
私、この伊集院静なる人物が大嫌いで。だって、私の心の恋人、夏目雅子さんを奪い、篠ひろ子さんと結婚したからなのですが・・・・
Q&Aの相談形式ですが、元保健師で、献体希望。ところが夫が「お寺が」「葬式が」とか言って承諾書は出せないとか。
いろいろ書いていますが、最後の文句が、「頑張って、ご主人より長生きすればいいんです。」ですって。なかなか真実をついて面白いですね。
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