「かんころ餅パイ」~長崎県立長崎明誠高等学校
「かんころ餅パイ」。県立長崎明誠高校の生徒と、ローソンと共同開発しもので、今月13日に発売になっています。新聞を読んですぐに買いに行ったら、まだ置いてなく、で、ローソンはウチの町にはなく、ファミマさんと、イレブンさんばかりで、やっと手に入れ記事にしようと思っていたら、忘れていて、いささか遅くなりました。


上の写真、新聞記事。「かんころ餅パイ」を切ってみたところ。赤の矢印が「かんころ餅のクリーム」、黄色い矢印が「ほっこりとしたさつまいも」。
で、パッケージには、明成高校の校訓などが載せてあります。「自主・自律」「~正しく自己を表現し、生きる力を育み、社会に適応する力を身につける~」。
開発した生徒は、「フードデザイン」を受講している3年生だそうです。まあ、私らのころには、「フードデザイン」なんて洒落た講座はありませんでしたが・・・・


商品は、ローソンが地産地消を通した地域活性化事業、「高校生ベーカリー商品開発企画」で、昨年7校27点の中のアイディアから選ばれたということです。
五島独特のかんころ餅が入ったペーストにサツマイモをトッピングし、パイで包んだものです。
確か、先日TVで五島の「かんころ」の紹介があっていたみたいで、下の本に、長崎の郷土料理が載せてあります。五島の所をみると、「にぎにぎだんご」とか、「かべかべだんご」とか、「ぞうよ」(贈与ではありません)とか書いてありますが、どんなんでしょう?
対馬に4年ほどいたとき、「いりやき」を作るというので、てっきり、なにか焼くのかと思ったら、ちゃんこ鍋風なもので、キツネにつままれた感じがしました。あと、B-1ブランプリでシルバーグランプリを取って、全国的に有名になった、「とんちゃん」も、良く食べたものでした。
さて、話、元に戻って、「かんころ餅」はこちらでも作っており、カミサンに聞いたら少し違うということでした。材料はもちろんサツマイモですが、下の本によると、「ゆでかんころ」と「白切り」とあり、「ゆでかんころ」は「ゆで干し」と「抜き干し」があり、「白切り」には、「棚干」と「つるし」があるそうですが、長くなるので興味のある方は、本をお読みください。
最近では、いろいろなお菓子があるせいか、「かんころ餅」は食べることが少なくなったみたいですが、「かんころ餅パイ」などを通して、もう一度、郷土料理を見直してもらいたいものです。高校生の若い方の、柔軟な頭脳で頑張ってもらいたいと思います。
上の、お嬢さん方が考えられた、「かんころ餅パイ」、なかなかのお味でした。特に、材料のサツマイモは便秘にも良いとかで、女性の方は是非食べてみてください。残念ながら、12月中旬までの期間限定発売です。

さて、私たちも、「神迎え」の日、神様がお帰りになるまで、「きびなご」の一夜干しと、「かんころ餅」を炭で焼いて食べましたが、「よもぎ」入りの、かんころ餅もあり、おいしかったですね。久しぶりに食しました。

「住めば田舎、食は郷土料理」、ですね。
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