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2016年9月26日 (月)

「天満宮」の神送り~雲仙市千々石町天満宮


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昨日は地元の「天満宮」の「神送り」の神事がありました。毎年、紹介をしているところですが、最近は地域の行事などが薄れてきているので、再度取り上げてみました。今年は、自治会長さんが交代をし、初めてのことなので少し緊張気味。

左の写真が拝殿、奥の方が本殿になりますが、「天満宮」なので、御祭神は勿論「菅原道真朝臣(すがわらみちざねあそん)」になります。
本殿には三体の木造の像が安置されています。写真は恐れ多て撮れませんでした。本殿は、いつもは閉めてあります。

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御幣ですが、これが慣れないと作りにくい。ちゃんと、裏と表があるそうです。

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しめ縄にも飾ります。右は玉串奉奠(たまぐしほうてん)ですが、以前書いたように、作法がありますから、指名されたら、その場であわてないように、勉強しておきましょう。

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ということで、無事神様をお送りしたのですが・・・

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神主さんと話をしていると、今、町内の、あちらこちらの地区の神社でも「神送り」をしているとか。考えてみると、一緒に貸し切りバスで行ったほうが、安上がりな感じがするのですが・・・神送り、神無月については以前書いており、詳しくはウィクペディアにも書いてあるので、そちらを参照してください→こちらをクリック

なお、柳田国男「年中行事覚書」(青空文庫でロハで読めます)の「神送りの起源」のなかにも触れてあり、簡略して書きますが、越後の米山の神様は、12月8日に出雲へ旅立って、8月8日にお帰りになる。宮城県内の各地で聞いているのは、神のお立ちが12月8日、お帰りは2月8日、九州その他の神無月を中心とした、神の旅でも、土地により、日にちが違っており、「出発と帰還の日が全く同じではない。三日五日の差ならば遅刻早引の類とも見られようが、こんなに時日を異にしては、まず集会という説明は成立たぬのである。すなわち期間の神々の不在は、別に土地毎の理由に基づくことが考えられるのである。」ということですが、後は詳しく書いてありますので、お読みください。

さて、こちらの「神迎え」は11月23日(勤労感謝の日)、夜の7時から始めるそうですから、興味のある方は、是非お越しを。

【追伸】
確か最近、「成功する人は、なぜ神社へ行く」という本が出版されたようで、皆様も神社を見かけたら、お立ち寄りください。婚活、就活、必ず成功します。
わたくしも、ウチの神様(カミサン)と仲良くできるよう、お参りをしているところでありますが。ネ。




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