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2016年8月25日 (木)

「めくってみれば・・・」~お地蔵さん祭★ぱーと3

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先日から、地蔵さん祭りのことばかり書いていますが、元来、8月24日に水神様に感謝をする祭りであったとか。前に書いたように、勤めなどの関係で、日にちを各地で調整しているみたいです。

ここは、名称として、「柳原水源」といって、小字が柳原となっていますから、ここから取った名称みたいですが、テントには「水分地蔵尊」などと書かれているのではありますが、明治の神社明細帳を調べると、どうも「出口(いでぐち)神社」と言っていたらしく、


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小字図を調べてみると、青の丸印が橘神社、茶色の丸印が第一小学校。小学校を出て、向かって少し右側に行くと、「柳原水源」がありますが、少し後ろ側、茶色の丸印が、柳原で、かなり微妙なところ。祭神は「弥津波能賣命(みづはのめのかみ)」で、水神様です。

ただ、このあたりの道は、昔は狭く、バスを通すにあたりかなり拡張したとか。
で、地区の境目も変わったことも考えられ、今日も某地区の境目の事を、近くのお店の方と話していると、道が境目だったが、いつのまにか変わってしまって、という事もあり、はたして、ここが昔は「出口」であったのか、「柳原」であったのか?


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昨日、通りかかるとお祭りをやっており、一番上の写真、赤の矢印のところ、一番上に梵字が彫ってあり、下の方は前掛けがしてあって、どんなになっているのか分かりません。

で、隠れているものは見たい。でしょう。ペロンと出ているものなら、そんなにも興味はありませんが、とにかく、隠れているものはどうしても見たい。スカートまくりと一緒ですね。

最近は、勝手にめくっていると、セクハラとか、ストーカーとか言われますが、通りかかった時が、ちょうど片付けているところで、さりげなく、「めくってもいいですか?」、「ああ、いいですよ」。という事で、めくってみたら、


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むかって左側が左の写真になりますが、梵語はこの間書いた通り「カ」。「地蔵菩薩」をあらわすという事で、下の方にちゃんと「地蔵菩薩」と書いてあります。

右側には「天明六丙(ひのえ)午」(1786年)、左側に「十二月吉日」。230年前になります。

石祠が文化10年(1813年)ですから、それより27年前になります。地蔵菩薩というと、人の形をしている思っていたら、このような形のお地蔵さんもあるのですね。初めて見ました。

なお、この横の道は、伊能忠敬一行が、文化9年(1812年)11月11日に、島原から、千々石まで一日で測量をし、宮崎庄屋に宿泊していますから、この湧き水も見ていったと思われます。飲んでいったかどうかは分かりませんが・・・





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