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2016年7月14日 (木)

「週刊現代」なくて「週刊新潮」

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いつもは、週刊ポストと週刊現代、仲良く同じ日に出るのですが、週刊現代が並んでなく、大型休日でもなし、多分選挙結果の分析に手間取っているのか、それとも大きなネタがあるのか?という事で今日は「『週刊現代』なくて『週刊文春』」です。

先週から、参議院選挙。二転三転、分裂の都知事選挙候補者選び、永六輔さんの逝去、天皇陛下の退位の問題と立て続けでした。

永六輔さんの亡くなられた日に、ザ・ピーナッツの妹、伊藤ユミさんが亡くなられた事がネットで流れていましたが、亡くなられた日が、5月18日で、私が見損なったのかと思っていたのですが、伝わったのが7月11日です。双子の可愛いお姉さんでしたが、澄んだ声のデュエットの歌声は、今でも覚えています。知った方が続けて亡くなられたのを見ると、まさに、昭和は遠くなりにけり、の感じが強まってきます。


■「我ら凡俗の審判」

先日、英国がEUから離脱し、その後、離脱派のキャンペーンが間違っていたとかで、”もう一度選挙を!”の声が離脱派からもあがっているようですが、今回の参議院選挙、これで良かったのでしょうか?
なんとかというグループで、ボーカルをしていた、今井絵里子さん、池上彰さんの質問に、「12歳から東京に住んで沖縄の現状は人づてにしか聞いてなかった。」
池上氏は「これから考えるとはびっくりしました。」
息子さんが「お母さんが選挙に当選しますように」と書かれた絵を手渡したとき、「子どもが書いてくださった」・・・・????ですって。
「角栄ブームなのに田中家は国会から誰もいなくなった」。大体、家を潰すのは三代目なのですが、二代目でダメになりました。身から出た錆でしょうが。
と、まあいろいろありますが、今からどうなるか、しかっりと見つめていきましょう。

■「今井絵里子が朝日・毎日のアンケートに『無回答』を貫いた驚きの理由」

選挙中に候補者に、朝日新聞と毎日新聞がアンケートをして、今井さんが無回答で、後援会事務所の理由が、「忙しかったのではなく、ご批判は覚悟の上での無回答です。答えられる項目もありますが、沖縄の基地問題や辺野古移設の問題、安全保障問題などは、まだ政治家を目指して間もない人間が答えられるはずがないんです。これからお勉強していきます。お手柔らかに、長い目で見ていただければ」という事ですが、順序が逆。勉強して、国政に問題点を持って立候補するもので、「長い目」とはいつまででしょう。
数年前、役場に電話をしたら、「異動して、まだ3年目でその件は後で連絡します」と言ったのがいますが、3年たっても「お勉強していきます」っていうんでしょうか。

■「史上最も冷めていた参院選、史上最も面白くなる都知事選」

まことに、本当の事です。都知事選挙の選挙権がないのが残念ですが。
以前、「馬券を買わないで、競馬を見る奴はバカだ」と言われたことがありましたが・・・

■「『女マスゾエ』と呼ばれて・・・小池百合子が怒りの反撃」

「ゴルフコンペの支出不記載」「経費使いすぎパーティー」「格安事務所家賃」「『電通』献金」「金券ショップに多額の支払い」「『花代問題』」と、何やら叩けばホコリがでるような・・・当選したら、前々任者、前任者のようにならないように。

■「高級車の自動運転で追突したら誰の責任か?」

「自動運転」が進んできました。年寄りにはうれしいことですが、過信して事故が起こる事もあるそうで、自動運転の装置がついていても、確認はしっかりと。自動車会社を訴えても、「運転手に全く過失がないと立証しない限り、裁判で争うのは難しい。」という事だそうです。

■「無礼・毒舌は封じてきたが!渡辺淳一文学賞」

書いたのは大森望さんと一緒に「文学賞メッタ斬り!」を執筆した、豊崎由美氏。「失楽園」「鈍感力」等を書いた渡辺淳一に、批判的な書評を書き、渡辺氏亡き後、毒舌を封じていたそうですが、このたび集英社が「渡辺淳一文学賞」なるものを作り、森鴎外や夏目漱石の名がついた文学賞もなく、「渡辺淳一クラスの小説の賞を立ち上げる意義は奈辺にありや?」という事で、「渡辺作品の特性を活かすなら、『トンデモすれすれポルノ小説を備えた通俗小説』に対して与える文学賞にするべきでありましょう。」と舌鋒鋭きですが、第一受賞作品が川上未映子の「あこがれ」で「エロ描写を期待しちゃいけない、素晴らしい作品です。」だそうです。が、とにかく文学賞が多すぎますね。なにが、なにやら、です。


■「不思議な『ハンコ利権』」

最近、遺書の確認に、ハンコでなく花押でされた方が、裁判で花押は無効だとの判断がされました。手続きに行って、ハンコを忘れ不便をしたこともあり、ハンコ一本で便利したこともあり、法的なこともあるそうですが、「自民党もハンコ業界に”敗北”」と書かれると、何やらありそうな。


■「日本人にあえて問う死ぬ『勇気』」

現在、死ぬことが分かっていても、点滴やらチューブやらつけられ、「延命治療」がされます。スイスでは本人の意思で「安楽死」が認められ、医師のもと、薬物を用い安楽死ができるそうですが、これ、日本でやると「殺人犯」ですね。
「世界で広がる容認論」「日本は”安楽死後進国」。ウチの父母も、90歳近くで、延命措置をしてもかえって苦しむなと思って、延命措置はしませんでした。良かったか、悪かったかは未だに分かりません。

■「佳く生きるための処方箋~心房細動と一本の線」

私も、心房細動を患いカテーテルアブレーションをし、4か月強。何とか大きな症状は治まったようですが、まだ油断はできないというところ。
で、「心房細動」と言う字を見ただけで、なにやらドキッとしますが、記事を書いたのが、なんと、順天堂医院・医院長の天野篤氏。ご自分も心房細動になって、「患者さんの不安な気持ちを身をもって知る経験となりました。」だそうで、この病気で怖いのが、症状が出たとき血栓ができ、これが脳血管に詰まること。長嶋監督がこの病気だったそうです。
ただ、手術の方法も年々、進んでいるそうですから、息切れ、不整脈、動悸がひどくなったなと思ったら即病院へ。

■「総額50万円!『私(9社)の遺伝子検査』をやってみて驚いたこと」

現在、個人向けの遺伝子検査が流行って、体質、将来の発症リスクが分かるそうですが、「健康に不安を感じる53歳の本誌編集部員が総額50万円以上の費用をかけ、同時に9社の検査をうけてみるとー」という事ですが、費用は個人持ちか、会社持ちかは書いてありません。
結果は、「矛盾する検査結果」で、「遺伝子よりも生活習慣」、「せいぜい検査結果を参考にして、健康維持の一助にできればよしとすべきか。」

■「死ぬまで○E○」シリーズ

「20人が顔出し赤裸々告白」。24歳から52歳までの「美熟女」さんが赤裸々な告白をしておりますので、お好きな方を口説いてください。連絡先は書いてありませんが。





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