「イラストで見る 昭和の消えた仕事図鑑」~文・澤宮優★イラスト・平野恵理子
昨日は暑かったと思ったら、今日は少し肌寒く、体の調子が狂ってしまい、ひ弱な私としては、困ったもんですが、図書館に行ったら上の本があり、立ち読みしていたら懐かしく借りてきました。
下のように、イラストと詳しい説明がしてありますが、昔を懐かしみつつ、自分の事を交え、少しばかりご紹介を。若い方には分からない所があると思いますが、そこは、「昭和ロマン」で、こんなこともあったのか、という事で。
乘り合いバス。「明治三十六年に日本で初めてバス事業を行った二井商会は乗合いバスの営業を京都(堀川中立売りー七条駅、堀川中立売ー祇園間)で始めたものの当時は乗合馬車、鉄道馬車、人力車が主流で、自動車自体が珍しかったために、営業では苦戦を強いられた。馬車や人力車業界の妨害もあって、二井商会は開業の翌年、廃業をしている。・・・・」と、詳しい説明がしてあります。
で、このボンネットバス、私が小さい時は、まだ走っており、女性の車掌さん付きで、満員の中でもかき分けて、切符を売っていたことを覚えています。
たしか、途中でエンコして運転手さんが下りてきて、ボンネットの前の穴に、クランクをいれて、回してエンジンをかけていたのも覚えています。
中村メイ子さんの歌、「田舎のバス」。「田舎のバスはおんぼろ車 タイヤはつぎはぎだらけ 窓は閉まらない それでもお客さん 我慢をしてるよ それは私が美人だから 田舎のバスはおんぼろ車 でこぼこ道をがたごと走る」と、イラストを見ていたら、口ずさんでいました。歳だな。
以下イラストは省略をしますが、ご覧になりたい方は、本をお買い求めください。
■灯台職員
平成18年11月12日に最後の有人灯台、長崎県の女島灯台が自動化され、有人灯台は無くなったそうです。これも大変な仕事だったらしく、「赴任地が人口の少ない地域であるため、飲料水に乏しい、医者がいない、近所づきあいがしたくても人がいない、子供の友人ができない、妻の出産のときは夫が産婆代わりに取り上げるなど、日常生活は不便であった。」とのことです。
イラストを見ていると又も、「おいら岬の灯台守は 妻と二人で沖行く船の・・・」と
イラストを見ていると又も、「おいら岬の灯台守は 妻と二人で沖行く船の・・・」と
つい口に出ました。木下恵介監督、「喜びも悲しみも幾歳(いくとせ)月」の主題歌です。
■質屋
昔は、どの町にもありました。うちの父もラジオをもって質入れして、給料日には引き取りに行ってましたが。利息の計算が面倒くさいらしく、月の初めだったか、終わりだったかに持っていって、引き取りに行くのがいつかで利息が違っているそうですが、たしか、山口瞳さんの本に出ていたような。
■電話交換手
電話で交換手さんを呼び出し、「○○○番へお願いします」と言って受話器を切って、しばらくすると電話のベルが鳴り「お繋ぎします」という事でしたが、いまや携帯電話で、あっという間の進化。
■桶屋
昔、「諸職調査」で、桶屋さんに調査に行きました。その頃は木桶はプラステック製に変わっていましたが、道具、木材は取ってあって、「これで、七人の子供を育てたんだけどな、注文が来ればいつでも作るんだけど」と語っていたのを覚えています。
■文選工
■質屋
昔は、どの町にもありました。うちの父もラジオをもって質入れして、給料日には引き取りに行ってましたが。利息の計算が面倒くさいらしく、月の初めだったか、終わりだったかに持っていって、引き取りに行くのがいつかで利息が違っているそうですが、たしか、山口瞳さんの本に出ていたような。
■電話交換手
電話で交換手さんを呼び出し、「○○○番へお願いします」と言って受話器を切って、しばらくすると電話のベルが鳴り「お繋ぎします」という事でしたが、いまや携帯電話で、あっという間の進化。
■桶屋
昔、「諸職調査」で、桶屋さんに調査に行きました。その頃は木桶はプラステック製に変わっていましたが、道具、木材は取ってあって、「これで、七人の子供を育てたんだけどな、注文が来ればいつでも作るんだけど」と語っていたのを覚えています。
■文選工
以前は、本の文字は鉛の活字で組んでいました。私も一時、印刷会社にいて、新人研修で文選を経験しましたが、一日で文庫本半ページの文字も拾えませんでした。文選工さんを見ていると、まさに名人芸でした。
時々、昔の活字で印刷した本を読みますが、文字がしっかりと紙に食い込んで、ああ、これが本だなと感じます。
■ポン菓子屋
今でも、縁日などでやっていますが、以前はリヤカーで機械を引っ張ってきて、こちらは米を一合ばかり持っていって、ポン菓子にしてもらったものです。
■行商
おばさんが、荷物を背中に負って、品物を売りに来ていました。温泉旅館に一月ばかり研修で泊まり込みましたが、行商のおばさんが、荷物の一番下から、「これ、どう?」と言って、丸見えのエ○写真を取り出しましたが、もちろん買いました。
■富山の薬売り
懐かしいですね。現代の入れ薬ですが、私の所にも富山の薬売りさんが来て、紙風船を貰っていましたが、あれが楽しみでした。
■カフェ(純喫茶)
時々、昔の活字で印刷した本を読みますが、文字がしっかりと紙に食い込んで、ああ、これが本だなと感じます。
■ポン菓子屋
今でも、縁日などでやっていますが、以前はリヤカーで機械を引っ張ってきて、こちらは米を一合ばかり持っていって、ポン菓子にしてもらったものです。
■行商
おばさんが、荷物を背中に負って、品物を売りに来ていました。温泉旅館に一月ばかり研修で泊まり込みましたが、行商のおばさんが、荷物の一番下から、「これ、どう?」と言って、丸見えのエ○写真を取り出しましたが、もちろん買いました。
■富山の薬売り
懐かしいですね。現代の入れ薬ですが、私の所にも富山の薬売りさんが来て、紙風船を貰っていましたが、あれが楽しみでした。
■カフェ(純喫茶)
純喫茶なんて言葉今は使いませんですね。スタバとか、ドトールとか言っていますが、「純喫茶」のほうが良いんではないんですか、千々石にはありませんが。ちなみに「アベック喫茶」とかもありまして、ご利用はしなかった、とは言いませんが・・・
■靴磨き
長崎の駅前に並んで、結構お客さんが多かったことを覚えています。ピカピカの靴は気持ち良いもんですが、今や、靴磨きは、お父さんのお仕事。
そういえば、長崎駅には「ザボン売り」さんもいたのですが、もちろん、小畑実さんの「長崎のザボン売り」の影響でしたが。
他にも「赤帽」「新聞社伝書鳩係」「エレベーター係」「駄菓子屋」「サンドイッチマン」「貸本屋」「トップ屋」「タイピスト」等々、ある程度お年の方には懐かしいものばかりで、ご一読を。
■靴磨き
長崎の駅前に並んで、結構お客さんが多かったことを覚えています。ピカピカの靴は気持ち良いもんですが、今や、靴磨きは、お父さんのお仕事。
そういえば、長崎駅には「ザボン売り」さんもいたのですが、もちろん、小畑実さんの「長崎のザボン売り」の影響でしたが。
他にも「赤帽」「新聞社伝書鳩係」「エレベーター係」「駄菓子屋」「サンドイッチマン」「貸本屋」「トップ屋」「タイピスト」等々、ある程度お年の方には懐かしいものばかりで、ご一読を。
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